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2018年4月の記事一覧
第19段「美味しい作品」
3年前の年の瀬にコルクの佐渡島庸平さんから面白い芝居があるので角田さんに見てもらいたいと連絡が急にきました。
それが渋谷のCafeMameHicoでやっている『ゲーテ先生の音楽会』でした。
カフェで音楽会?
早速見に行ってみると、ゲーテ先生、かなり素晴らしい作品だったのです。
その作品の脚本と演出そして出演までやっているのが、カフエマメヒコの代表・井川啓央さんでした。かなり異色の、そして魅
第18段「クリエイターになるためのもっとも大事な感覚」
今期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』おもしろい!
先日、主人公の高校生スズメさんが自分の書いたマンガを友人や家族みんなに見せるシーンがありました。
そのことを脚本家北川悦吏子さんがツイッターでこう書いていた↓
そう、この自分の作品を、自分自身と切り離して、他人に見せることができる感覚って、ものすごく重要なことだと僕も思うのです。
そしてそれはクリエイターやアーティストになるための、特
第17段「人生のジャケ買い」
講演でよく質問される「AとBどっちが正解?」。
僕は答える「仮に今Aが正解でも未来でBが正しくなるかもしれない。だから人に勧められてAを選ぶ正解より、自分で仮にBを選択して失敗しても自分で気付いてAを選び直すことできるタフさとバッファとその経験を持つことが、結果正解なのではないか?」と。
それを今日の講演ではこういう風に話した。
「いい教育ばかり受けることはいい教育ではない」
いい先生といい授
第16段「それとこれを結びつけること」
それとこれを結びつけて非難する論調がホント苦手だ。
某作家が嫌いだからその人が関わってる番組終わらせろってコメント見た、その人と番組の良し悪しは何も関係ない。
こんな話はそれこそごまんとあるけど、それを言っちゃ全てをやめなきゃいけなくなる、だって全ては多かれ少なかれ繋がっているのだから。
誰か(偉い人とか有名人とかを)非難するとき、その人の一挙手一投足を非難するコメントが溢れる。
でもそれを言っ
第15段「実家のある街」
実家に久々来た。
実家のあるこの街には、産まれてから中学生まで住んでいた。
東京近郊の県の、平々凡々とした住宅地。
平凡なふつうの街。昔は若々しかったけど、今は年年相応に古ぼけた街。
住んでた頃はその平々凡々さが嫌だった。
もっと都会か、いっそのこと田舎に産まれたかったってずっと思ってた。それで大学生になって、東京に出ることになる。(あっ、正確には浪人生の時だ)
今日、久々その古ぼけた街を歩い
第14段 「産み出すこと」
カフエマメヒコの井川啓央さん@ikawayoshihiro とコルクの佐渡島庸平@sadycork さんと、また新しいことができそうだ。
ワクワクする。
なんていうか売り上げとか成功とかアクセス数とかスピード感とか好感度とか、そんなアクセクすることをうっちゃって、モノコトを純粋に産み出す純粋な作業。
売り上げとか成功とかアクセス数とかスピード感とか好感度とか、それらに自分の人生をコミットして日々
第13段 「身の程を知る」
「身の程を知る」って言葉はネガティブなんだろうか?ポジティブなんだろうか?
なんか最近やっと自分の「身の程を知る」ことがようやくできた気がする 、どっちの意味でも。
それがネガだとしても身の程を知っちゃったからそんなに落ち込まないし、ポジだとしてもそんなに調子に乗らなくなった。
自分の大切なモノは必ずしも他人にとって大切なモノではない。
他人の大事なコトが自分には些細なコトに思えることもある