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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

つい9月末までに仕上げると編集者に啖呵を切った新刊の原稿、なんとか9月も残すところ30分でギリギリ書き切った。未熟なところや荒削りなところも多いけどそれはもう今の自分の実力がそれまでしか無いってことだ仕方がない。次を頑張る。許してください。今はとりあえず書き切った自分を褒めたい。

丑三つ時。膨大なインフォメーションの中で矮小化される自分。複雑なコミュニケーションの中で分裂化される自己。
社会や組織や集団の中では本来、異化とは生かす=イカすことであるのに、どうかした?と他者との同化を常に要求される世界。
それが窮屈な光明ならばいっそ解放された晦冥でありたい。

月日が経つのは早いなっていつも年々歳々感じてて、なんか勿体ないって思うこと多いんだけど今年はやはりなんか違う。早く終わってくれないかなって気がすごくしてる。あーもう、2020年はやることやるべきことやらなきゃいけないことをさっさとまとめて片付けて来年2021年を心機一転迎えよう。

人の作品を読むと「こんなの書けねーよ」と激しく落ち込む時と「これくらいでも本になるのか」とほとほと安心する時がある。でも実は前者の経験こそが自分をもっと浮上させてくれるのだ。。。と信じながら、執筆はつづく。
想いをカタチにするのはとても難しい。その想いが確固であればあるほど。

なんだかんだでこのシルバーウィーク四連休、適度に仕事もリモートでしつつ、テレビは半沢直樹、音楽は配信で京都音博、アートは横浜でバンクシー展、芝居は配信でケムリ研究室と、それぞれ楽しめた。全部がリアルだったら体力的にむしろ難しかったかもしれない。執筆はあまり進まなかったけど。

ただ今自分は修論と自著の原稿でうんうん唸ってる。仮に宝くじでも当たってお金に苦労しなくなったら今何するか?って想像してみたら、やっぱり修論と自著の原稿でうんうん唸ってるんだろうなと思う。つまりこの労苦は結局お金のためじゃないのだな。自分が生きるためにやってるわけだ。苦しい筈だ。

そうか、なるほど。編集者とかディレクターとかキュレーターとか、今まで普通に裏方だった仕事が構造転換を要求される時代になったのか、いい悪いに関わらず。つまり裏方で済んでいた時代以上に、表での行動の仕方や見え方や考え方や規範への寛容度と需要度と抵抗度が具に露わになると言うことなのだ。

「自分たちが主導権を握りたい」みたいなエライ人の発言って、主導権を握りたいって言ってる段階ですでに主導権はその人やその組織に来ない。主導権とはその取り組みへの能力やモチベやタイミングやセンスでいつのまにか握ってるものだ。それを表明してる段階でその能力とセンスをほぼ失している。

今日修論の中間発表を終えホッとしたのか、修論を師走朔日までに書かなきゃならないのに、今月末までに新刊仕上げると編集者に啖呵を切ってしまった。だって修論を本格的に書き始めたら新刊は来年になってしまうから。むしろ今月中に新刊を仕上げる、これから4連休もあるし、と自分に暗示をかける。

人生ってつくづく流体なんだと最近よく想う。時化もあるし凪もある。サザナミもツナミもある。自分が渦になることも、自分が渦に巻き込まれることもある。急流だったり、清流だったり、濁流だったり。上流だったり下流だったり。どうせ流されるなら、どう流されるか?どこに流れるか?

角田陽一郎の新刊が10月13日に大和出版から出ます!
タイトルは『天才になる方法 本当に「頭がいい」とはどういうことだろう?』
表紙は大好きなイラストレーターの福田利之さんに素敵に描いていただきました!ぜひぜひ! #角田陽一郎 #天才になる方法 #福田利之

あっ、そうか!!!
いろいろ興味があっていろいろバラエティに手を出すと、仕事量と作業量が増えてやがて体力と気力が尽きる。そうじゃなくて、あるひとつのことに自分の興味の趣くままいろいろバラエティな要素を入れていけばいいのだ!なんか、これからの自分の生き方が今、突然、観えた気がする!

自分なんて大して変わらないと思ってたけど最近考え方がだいぶ変わった。それは歳を取ったということだ。若い時分は年寄の苦悩や諦念がいまいちわかって無かったのだと今はわかる。若人の苦悩や諦念はかつて経験したからだいたい理解している。今や出来ることはその理解を大切にしていくことくらいだ。

昨日はたまたま、ある方とある方の出会いと、ある企業とある企業の出会いを、仲介することになった。どちらもいい方向に進みそう。よかったよかった。出会いをプロデュースすることは、ほんとプロデューサー冥利に尽きる行為だ。何かと何かが新しく出会うから、新しい何かがこの世界に生まれるわけで。