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コロナ禍でも自動で、売上増を達成した例

マクドナルドの過去最高益はアプリの利用

コロナの影響で、ほとんどの企業が減益、もしくは、赤字見通しになっています。

そんな中でも、最高益を上げた企業もあります。例えばマクドナルドですね。

これは、注文をアプリで行えるので、人件費ゼロ。支払いも、アプリ決済なので、人が関わることがありません。

つまり、完全自動化。後は、店舗に行って、ドライブスルーで受け取るだけ。流石にここは人でが要りますが、注文、支払いは自動化されているので、送られてきたデータをもとに、商品を作って、手渡すだけ。

マクドナルドのハンバーガーは利益率5%。人件費や固定費を入れると、ハンバーガーは赤字で、ポテトで利益を出しているのが現状。それが、コロナ禍で、人件費を抑えることができたので、過去最高益ということになってます。

しかし、ここまでの話では、企業努力で利益を出している感じです。


絶対的な魅力がある商品は自動で売れる

その点、殿様商売をしながら、利益を伸ばしているのがフェラーリです。

今度発売される、フェラーリ・ローマ。

3000万円ほどする車ですが、展示会は10月末。

しかし、北海道の場合は、既に、16名から受注があったそうです。フェラーリの新車は、完全受注生産なので、オーダーが入ってから、生産されます。納車まで1年から2年かかる車です。場合によっては、オーダーしたけど、生産中止、ということもある車です。

見てもいない車、澤ってもない車で、しかも、お値段、3000万円。なのに、既に売れているんです。

当然、営業なんて、ほとんどしていません。

コロナで世の中が不景気にもかかわらず、自動で勝手に売れるんです。


注文した顧客さえも排除する販売手法

実は、10月下旬に、フェラーリ・ローマの試乗会があるのです。

当然、注文した顧客は、優先的に招待される、と思いきや、これが完全に逆。注文したお客は、「試乗会には来ないでください」と言われているんです。

つまり、既に購入したお客は、どうでもいいので、次に購入してくれる見込み客のために行う会ということなのです。

これ、普通の販売方法では、絶対にあり得ないことです。


バッグの女王も同じ戦略

実はこれ、バックの販売でも同じ手法をしている会社があります。

それが、エルメス。

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エルメスのバーキン。セレブも憧れの一品で、お値段200万円からクロコダイルの2000万円超のものまであります。ハンドバックが、家一軒分です!

しかも、ます手に入らない。

なので、これも、現物を見ることなく、入荷情報を得たラッキーな希望者は、即決で購入していきます。

この2つの商品に共通しているのが、「馬」

手綱をしっかり握らないと、あっという間に逃げて行く。そんな一品。コロナ禍で売上増を目指すなら、この2つの商品がヒントになると思います。


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