秘密裡にしてた事を忘れちゃったことさえ忘れ行く未来に |「大豆田とわ子と三人の元夫」9話観た
昔々あるところに…
そんなはじまりの物語で育んだ生粋のおとぎ心。身体まるごと感受性の塊で喜怒哀楽のお部屋も建設最中であった幼少期の私は、ピカピカでシャラララでキキララの水源のようなそれを浴びるように見つめていた。お気に入りに認定されたのは「眠れる森の美女」で、寝ている間に何もかも整えて優しく起こしてくれるシステムを操る魔法への憧れはとどまることを知らず。真夜中に目を覚ましてしまったある日、想像力の妖怪のような小さな胸を震わせ、怖さとわくわくが入り混じった高揚感は今現在も消えず