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「ほぼすずめの戸締まりの感想日記」2022年11月19日の日記

たくさんのうまい棒を食べる夢を見ました。

昨日歩いた分ちゃんと筋肉痛になっていて、腰も痛い。たくさん寝たので目覚めはいい。疲れていると目覚めが良くなるの不思議。

「すずめの戸締まり」を見に行った。
兄と2人で行く予定だったが、家族内で募ったところ、弟と母親も来ることに。弟は2回目だ。
30分ほど車を走らせ、映画館に到着。映画館周りにたくさん店があるので、色々と見る。

昼ご飯を食べる。
少しお高めの場所だったが、兄が6000円分の券を持っていたので、それで支払ってもらった。やったね。
牡蠣と海老の店だそう。私は牡蠣があまり得意ではないので、エビフライがたくさん乗っているものを注文。

そのあとは軽く買い物。

こういうアイスを買ってみた。

意外と小さいんだね.....。
出した瞬間、千切れたのかと思って袋の中を見ると何も入っていなかったのでびっくりした。これが正規のサイズなのか!
隣で見ていた弟も驚いていた様子。
袋を開け、中身を取り出し、小ささに驚き、袋の中身を見て入っていないことに驚き、弟の方を見ると弟も私と同じ動きをして同じリアクションを取っていたので2人して笑っちゃった。
味は美味しかった。カステラもアイスの中間の味。

よっしゃ見るぞ!

(ここから一応ネタバレあるのでご注意を。)





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・とりあえず見た印象としては、かなり面白かった。
新海誠の作品は「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」「彼女と彼女の猫」「雲のむこう、約束の場所」「言の葉の庭」「君の名は」「天気の子」とかなり見てきているが、その中でも2番目くらいには好きな作品だった。(1番は「言の葉の庭」。)

・「天気の子」は映画館で見ておらず、地上波で見たのだが、正直あまり面白いとは思わなかったので、今作はどうかと思ったのだが、今回はちゃんと面白かった。
やっぱり「天気の子」はいわゆるセカイ系と言われる中でも特殊なパターンで、世界と女の子を天秤にかけて女の子を選ぶという流れで、私はその部分が気に入ってなかったのかな。今回は割とどちらも救うような描き方だったし。
というか、「天気の子」はその女の子を選ぶ口実として、子供の身勝手さとか、周りの見えなさを主人公性としていたのがなんとも....といった感じだ。あと、それを肯定的に描いているのは良いとしても、それを否定的に見る「大人たち」をうっすら否定していたのが好きではなかった。

・.....なんか「天気の子」の感想になっちゃっているな.....。

・今回の作品はそこまで恋愛を主軸にして描いていなかったのも良きポイントだ。私は恋愛群像劇みたいなものはそこまでなので。愛の力みたいなのを信じていない.....。登場人物の行動の動機が「愛」で片付けられてしまうのが好きじゃないのかも。
まあ、今回も多少は思うところがあったけどね。会ってたった1日とか2日の男のせいでかなり大変な思いをしているのに、すずめは全然恋しちゃってるもん。

・もうずっと言われていることだが、やっぱり作画は今回も綺麗だった。特に、冒頭のすずめが自転車に乗って坂を降りていく場面の街の作画がもううっとりするほど綺麗で。

・震災をかなりリアルに描いていて、痺れた。特に東日本大震災を中心に描いていて、東日本大震災を経験している人は強く思い出すんじゃないだろうか。「君の名は」や「天気の子」でも天災は描かれていたように思えるが、今回はより直接的でリアルだったから特に。
その地震を神様とかと紐付けてファンタジーにしているのは上手だなと思った。

・すずめが震災直後の小さいすずめに会った後のセリフは、きっと震災を経験した人にならより刺さるような言葉だったんじゃないか。大丈夫、という強い言葉があった。あの場面のあの言葉は、もしかしたら被災者を救うのかもしれない。

・「魔女の宅急便」を踏襲しているのは明らかだったが、ジブリを思わせるような部分も多くて、これはいちいちよぎってしまう自分が鬱陶しかった。仕方のないことだが、作品に集中できていないような気がして。そう考えるとやっぱりジブリって凄い。
地震の元となる大きなミミズは「もののけ姫」のシシ神さまっぽかったし、扉の向こう側の景色や設定は「ハウルの動く城」でも出てきていたし。
作品をどんどんと見ていくたびに、「これはあの作品っぽいな」とか、「この場面はあの作品にも同じような場面があったな」というのは面白さももちろんあるのだが、同時に純粋にその作品と向き合えていないんじゃないかと思う気持ちもある。

・また声優の花澤香菜が出演していたらしい。
新海誠は「言の葉の庭」あたりからずっと花澤香菜をキャストに起用していて、毎回どこかに出てくるのだが、流石にちょっとやりすぎでは.....。私も花澤香菜は好きなので良いんだけど、監督も好きすぎやしないか、と笑ってしまう。

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見たぞ!

そして家に帰ってきた。
夜は父親が作ってくれていたものを食べ、冷凍庫にあったソーダの棒アイスを食べた。
弟が早くに寝てしまったため、ゲームもあまりせず、幼女戦記を見る約束もなくなった。


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