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小豆島を歩いて一周した時の話。(二日目)

○小豆島徒歩旅2日目
野宿をするのは4回目くらいだったので、寝られるかが心配だったが、よく眠れた。そして、足の疲労も結構取れている。僕が想定していたよりも足が軽かったため、テンションが上がる。
そして、昨日の夜は暗くて見えなかった周りが日の出と共に徐々に見えてくる。

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こんなところにいたのか!

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エンジェルロード付近だと思っていたが、ほとんどエンジェルロードのところで寝ていたので、明るくなると同時に観光。ちょうど引き潮のタイミングだったので、繋がっている島に行くことができた。
日の光が出てくると、太陽の光に海が反射して綺麗だった。
観光客が少し増えてきたので、そそくさと退散。まずは池田港を目指す。
15キロくらい歩いていると、銭湯を見つけたので、休憩も兼ねて風呂に入ることに。



僕はそこまで風呂好きなわけでは無いし、むしろ入らなくても割と平気な体質なのだが、疲れた体に風呂は最高だった。掛け湯をした瞬間、掛け湯と共に体の疲れが一気に流れ落ちた気がした。
色々なお風呂があったので、一通り試し、風呂から上がる。冷風呂にも足だけつかり、アイシングをしたので足も少し楽になった。
そこからO君が風呂から出るまでソファーで少し寝ていた。

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O君と合流して、うどん屋で昼ごはんを食べた後、天気を調べてみると、もうすぐに雨が降るという予報に変わっていたため、急いで雨宿りできそうな場所を探す。雨の中歩くのは別に構わないが、濡れてしまうと野宿の時に体力を消耗してしまうため、できるだけ濡れたくはない。
小豆島にはあまり店がないので、少し戻ることになるが、途中で見かけたジョイフルで雨を凌ぐことにした。


3時くらいになって、雨も完全に止んだので出発。
今日は草壁港まで行き、そこで野宿することにしたので、草壁港に向けてひたすら歩く。
休憩も挟みつつ、10キロくらい歩く。

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随分と休んだからか、体力的には問題なく、足は痛いが、なんとか我慢できるほどの痛さだ。

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大きいオリーブの樹があるというので、寄ってみた。施設の中に入ってから、この木にたどり着くまでに結構歩いた。車で来ることを想定して作られているため、門を入ってからが異常に長かった。

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途中で、道の駅オリーブ公園に寄る。
営業時間は終わっていたため、店などは閉まっていたが、公園のオブジェクトなどはあったため、写真撮影などをした。風車や魔女の宅急便をモチーフにしたオブジェクトなどがあり、十分に楽しめた。夜に近いような夕方だったので、少し薄暗くて、紫の入ったようなオレンジがとても綺麗で映えた。


そのあとは草壁港までノンストップで進む。
4キロくらいで、「余裕や」と思っていたが、思ったよりも遠かった。感覚が麻痺していた。今考えると、4キロ歩くと1時間くらいかかるもんな。結構しんどかった。
とりあえず、目的としていた場所には着いたのだが、どうやら近くに野宿できる場所はなさそうだったので、場所を移動。少し歩いて、草壁港のすぐ隣の場所ですることに。

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こういうところにした。
屋根もあるし、壁も腰あたりの高さまで付いていたので、道路からは見えないし、変に目立つこともなさそう。
ただ、別の角度からは車も少し通るし、隣が住宅街ということもあって、人もちょくちょく通るので、11時になるまでは近くのベンチに座っていることにした。怪しまれないように、そして迷惑にならないように細心の注意を払いながら、誰も通らないようになってから寝ることにした。
明日の予定などを計画しているうちに11時になって、人も全く通らないようになったので拠点に戻る。
寝袋を広げて寝る体勢に入るが、今日はなかなか寝れなかった。
蚊がいたことと、風がほとんど遮られているため、寝袋の中に入ると非常に暑いことが重なり、あまり眠れなかった。
午前3時くらいになってようやく少し眠れたような気がする。

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