「顔も知らない死者の墓」2022年3月20日の日記
今日は墓参りに行かなければならなかったので、家族6人で墓参りに行った。車で1時間半近く走り、墓に。
途中でかぐや姫といううどん屋に入る。
前墓参りに行った時にも寄ったお店で、雰囲気がとてもいい。
店は古い日本の家っぽい雰囲気で、中には囲炉裏も置いている。囲炉裏という言葉の響きが良いと兄が言って、私は囲炉裏という漢字もなかなか良い感じだということを言った。
墓に到着。
墓石が倒れていて、破壊されていた。
おそらく雨や風によって倒れ、その衝撃で石が割れてしまったのだろう。
動かそうと家族全員で持ち上げようとするが、持ち上がらない。なんとか倒して道の端に寄せようとするが、揺れるだけでなかなか動かない。大の大人が大きい石を囲んでどうにか動かそうとしている図が妙に面白かった。
そのあとは墓の後ろ側の伸びきった草たちを刈ったり、木を切ったりした。
私は墓参りの文化とか別にいらないと思っているので、そんなに気乗りはしなかったのだが、まあ、もうそれなりに大人になってしまったので顔に出すわけにもいかず、線香やらなんやらをこなした。
こういう文化は廃れていく傾向にあると思うのだが(めんどくさいので)、みんなどうしてるんだろう。まだ知らない世界はたくさんある。
車の中ではほとんどの時間目を閉じていた。眠いが、眠れないみたいな状態にあって、あんまり体調がよろしくない。途中で道の駅に寄ったが、私だけ車の中に残った。
買ってきてくれたコロッケとアイスは食べた。
帰りにラーメンを食べて帰る。
「ばり馬」というラーメン屋で、兄が大学時代によく来ていた店らしいが、3月下旬に閉店するらしい。店の中には器や皿などの、要らなくなった店のものが売っていた。
こってりとした豚骨ラーメンで美味しい。確か前にも来たことあったなとぼんやりと覚えている。ぼんやりとしか覚えていない。
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