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「高梁に雲海を見に行くが」2022年10月9日の日記

(注意)今日は長め+写真多め+雑な日記となる予感がする。


岡山の方に雲海を見に行くと言うのでついていった。メンバーは両親と私。他の人たちは忙しいみたい。

のそのそぼやぼやと起きて朝の5時に出発。まだ外は暗い。
父親の運転する車に乗ってしばらく過ごす。徐々に空が白んできて、明るくなっていく窓の外を眺めているのが良い。

父親は戦国武将とかが好きで、城を取って陣地を広げていくスマホゲームを最近しているようで、父親が車を運転している間、代わりに私がそのゲームを担当することになった。どうやら、ゲームと現実がリンクしていて、実際に近くに寄ると城が取れるようになっているみたいだ。

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着いた.....が、雲海はそこまで綺麗に見えず。10月下旬から12月あたりがピークらしいから、少し来るのが早かったのかもね。それにしても寒いなと3人で体を抱えて車に戻る。

一度山を降りて街の方へ行き、ファミレスで朝ご飯を食べた。モーニングで500円くらいだったので結構安い。
少しゆっくりとし、備中松山城に行くことにした。

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松山城にはまず車で山の麓まで行き、そこからはバスに乗って山を登って行く。
ちょうどバスが出発するところだったので、急いで券を買って乗り込む。
狭い山道を進んでいき、八合目まで行く。そこからは20分くらい徒歩で山を登っていく。

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階段がそこそこ急だったが、体力はある方なのでスイスイ進む。

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自然にあった大きい岩の上に石を積み重ねて石垣を作っていて圧巻だ。山の上のこんな大きな岩の上に城を作っていく作業は果てしのないものだったんじゃないか。
石垣が高く積み上げられていて、当時の作業の大変さを想像する。石は山で取れたものを使うにしても、それを加工したり、運んだり、積み上げたりする作業は大変だっただろうな。

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そして到着!城の中を見学していく。

城には窓の近くに多数の柱があるが、この柱が斜めに設置されているのに疑問を持った。疑問に思いつつも展示品などを見ていくと、その説明が書いてあった。
どうやら、柱を斜めにすることによって、城の中からは見えやすいが、外からは見えにくくなるそう。

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確かに、外から見るとかなり見えにくい。正面からは見えるが、斜めから中を覗こうとするとほとんど壁のようになっており全然見えない。はぇー、よく作られているものだ。

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松山城には名物の猫城主がいるようで、皆が集まっているところに行くと、猫がごろりとしていた。
「いいなぁお前は横になっているだけで気に入られて。」と思いつつ写真を撮ったり眺めたりした。

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可愛い。

帰りもバスで降りた。車の中で少し休憩し、山を降りて街に向かう。

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武家屋敷というところに来た。当時の暮らしが再現されている。かなり大きい家だが、割と質素な感じだ。お金持ちの家というわけでは無いのだそう。

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駕籠が置いてあったので、試しに入ってみる。もちろん足とかは伸ばせないが、意外にも広くて余裕があった。外に出て持ち上げてみると、誰も入っていないのにかなり重く、肩が部分的に痛くなった。

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電車がよく見えそうなスポットがあったので1電車が来るまで10分程待って撮影した。コスモスがいい感じだな。もう少し晴れてくれたら良かったんですけども。

日本の道100選に入っている道があるとのことで「どういう100選?道100選って何?」とか言いつつ行ってみる。

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大した道ではなかったが、まあまあ趣のある道だ。古そうな建物と、景観を意識した壁と現代の建物が合わさっていて絶妙な不調和感があって面白い。

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近くに有名なお好み焼き屋さんがあったのでそこでお昼ご飯とする。

「五万石」という店で、有名人も何人かロケで来ているみたいだ。

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この店ではインディアントマト焼きそばが有名らしかったので、父親はそれを注文し、私はオムそばを、母親が豚玉を注文して3人でシェアすることに。

インディアントマト焼きそばは、カレー味のついた焼きそばの上に卵とトマトソースが乗ってある。なかなか美味しい。

オムそばにケチャップをかけるのは知らなくて、そもそも外でオムそばというものを食べたことがないなと気付いた。家で食べる時はソースとマヨネーズだけだ。
ケチャップが付いているのも美味しくて、新しい発見だった。

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その後は豊臣秀吉が水攻した場所に行った。その場所自体は何もなかったが、父親が戦国好きなので、解説などをしてもらった。歴史の知らなかった空白部分が埋まって面白い。


最上稲荷(寺だか神社だか)という場所に行くために近くに車を止め、歩く。


びっくりするくらいたくさんの野良猫に遭遇。例の如く写真を撮りまくったが、ちょっと数が多すぎるのでここには全部は載せない。合計で20匹くらい見たので大満足だ。
特に良さげな写真だけあげておくか。

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いいねぇ。

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最上稲荷に行く途中に商店街みたいなところを通ったが、やけに寂れていて不気味だった。栄えていた場所が徐々に衰退していった感じだろうか。まだやってる店も点々とあるのに、妙に薄暗かった。
途中で2人くらいの人に挨拶と良かったら見ていってね的なことを言われたが、2人ともやけに声が小さく、遠慮気味なのが面白かったな。場所が暗いと接客も暗くなるのか。

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最上稲荷は想像していたよりも遥かに大きく、圧倒された。デカい建物というのは一周まわって面白いな。ここに勝手に住んでいても広すぎて見つからないのではないかというような会話をした。

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この先はパワースポットらしいが、往復で1時間かかるらしく、諦めた。流石にそこまで体力は残っていない。
両親は私よりも全然元気だったのが不思議だ。私の方が断然若いのに、エネルギーがあってアグレッシブだ。母親はいつも活発な感じなので頷けるが、父親は普段の生活を見てるとインドアっぽいのだが、意外とアウトドア派で2人とも疲れている様子がない。私はかなり疲れてしまったよ。今日は合計で10キロくらい歩いているし、朝も早かったし、山も登ったのに、なんで疲れないんだと畏怖の念を抱いた。父親はそれに加えて運転をしているし、母親は昨日洗濯や皿洗いを夜にしていたため、私よりも遅くに寝て早く起きていたのに、だ。凄いな。

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