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「夜の高揚感は日の出ともに眠る」2022年7月23日の日記

物凄い時間に日記を更新するが、これは夜にふいに友人から誘われて遊んでいたためである。


今日は10時半くらいまで寝ていた。現実と眠りの間のような時間がずっと続いていて、寝ては起きてを繰り返して、ヘトヘトになったあたりで起きた。

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うまくパンが焼けたので、そこそこの機嫌になった。砂糖を塗って、上からマヨネーズをかけている。
これ、みんなやっていると思ったらそうでも無いんですよね。小学校の時、パンに何を塗るかみたいな話になった時、これをしていると言ったら、「え!?砂糖とマヨネーズとパンって合うの!?」と少し引かれて、やらない人もいるんだと思った記憶がある。家のことって意外と話さないから、今でも気づいてないことがあるのかもしれない。特に私の家は、あんまり人を呼ぶ家ではなかったので。

午後は兄の大学時代の友人が家にやってきた。たまにスプラトゥーンを一緒にやっていたが、大抵電話越しで兄と話している声を聞いているだけで、顔も知らなかった。へぇ、こんな顔なんだと思った。
一緒にスプラトゥーンをしたりして軽く遊んだ。直接喋った訳ではないが、結構良い人そうだった。

前紹介したこの人のnoteを相変わらず読んでいる。

息子が少し大きくなったように思ったので「背がのびたかもね」というと、「まぐれだよ」との返事だった。

私はTwitterでよく子どものエピソードにいいねをしたりしているが、子どもの言語感覚が違う感じが好きなんだろうな。普通使うような言葉じゃない言葉を使っているのが好きなのかもしれない。

このところ妹の自由奔放さを兄がうとましく思っているようなそぶりを見せることが増えている。散らかせば片せといい、マンガを読めば俺のではないかとたしなめる。
もともと彼らは相互に一切依存していないように見える。なにからなにまでひとつも同じところがない二人で、いがみ合いはするが干渉ゆえの喧嘩のようなものもあまりせず、家族でなければ会話をする機会もないんじゃないか。
そういう二人がともに暮らし連れ立って作文教室に行く。なぜなら二人とも私が生んだという共通項だけはあるからだ。

なんか、良い。ちょっと突き放している感じがする。この人は、自分の子どもに対して、どこか他人事のような感覚で接しているという印象を受ける。これは決して悪口でもなんでもなくて、彼ら彼女らにはそれぞれの世界があって、家はそこから帰ってくる場所みたいな感覚としてあるのがなんだか良いなと思う。

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田辺聖子の「ジョゼと虎と魚たち」を読む。短編集になっているが、とりあえず「ジョゼと虎と魚たち」の部分だけを読んだ。意外と短く、あっけない感じで終わったという印象だった。映画では、かなり補足していたんだなということが分かる。映画を先に見たからか、ダイジェスト版みたいな印象を受けた。もっと長いもの書いて欲し〜という勝手な感想を抱いた。
最後はちょっとバッドエンド風だったな。障がい者で、人に頼らないと生きていけないジョゼを「死んだもの」と鋭く表現している。ジョゼはそれでも恒夫の側にいたいと思う。少なくとも、恒夫と一緒にいる間は幸福だと言っている。幸せの影には人に頼らないと生きていけないという障がい者の闇が潜んでいて、おんぶされているジョゼの姿が象徴的に描かれている。

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今日は鰻を食べる日らしいが、カレーを食べた。私は何も気にしないので、クリスマスにもカレーを食べるし、正月にもカレーを食べる。カレーにもカレーをかけて食べるし、カレーの中にカレーを入れて食べる。カレー。


夜の11時くらいに気分で弾き語りをインスタにアップしたら、半年くらい会っていない友人から連絡が来て、一緒にカラオケに行くことになった。
勇気を出してインスタにあげた甲斐があるね。
バイト終わりの友人と合流して、友人の地元のカラオケへ。

この友人とは高校の時によく一緒にカラオケに行った。同じ部活で仲良くしていたから、テスト終わりとかによく行ったのを覚えている。何気に2人きりで行くのは初めてだな。

車では色々と話をした。どうやら大学を辞めたらしく、今はバイト先で社員として働いているらしい。はぇ〜、そういう人生ももちろんだけどあるんだなと思ったし、なんだか感心した。ちゃんと人生やってるじゃん。
彼女の話とかもした。彼女作らんの?と聞かれたが、できないのよね〜と軽く濁した。

友人が歌う「キセキ」の映像を見てちょっとうるっときた。結構古い映像で、やたらと懐かしいような感覚になる。アニメや漫画の影響で、青春に対する価値とか思いとかが実際に送ってきた青春よりも遥かに何倍もの質量であるから、変に青春を見せられちゃうと泣いちゃう。

私は「ミックスナッツ」という曲を歌ってみた。実際に歌ったことはなかったのだけれど、相当難しい曲だ。
そもそも音程が難しいのに、テンポもめちゃくちゃ速い。リレーで追いかけられている感じで、歌詞が次々に迫ってくる感じがして新しい。

2時間ほど2人で歌って帰宅。流石に眠いね。疲れた。私は夜遊びみたいなのはほとんどやらないから、夢みたいだった。あっという間に終わったし、あっという間に友人と別れてあっという間にベッドに入っている。

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