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「南の方へ帰る」2022年8月13日の日記

朝、トイレに行った兄の方から大声、叫びや悲鳴に近い声が聞こえて、確かに兄の声だったから、なんだなんだ、もしかしてムカデにでも噛まれたのかと心配して家族のみんなで駆けつけたら、蛙がスリッパの中に入っていて、びっくりして脛を思いっきりぶつけたらしい。なんだ、そんなことか。確かにびっくりするだろうが、それにしてはリアクションが大きすぎる。骨が折れたくらいの声だったぞ。

朝はゆっくりと過ごして、昨日スーパーで買ったパンや、昨日の残りなどを食べて朝ご飯にした。

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そのあとは車に乗って墓参りに向かう。

しばらく車を走らせると、物凄い量の雨が降ってきて、これは大変だ、と思いながら外を見る。
大雨のせいか、車の運転が荒い人たちがたくさん現れた。強引な割り込みや、やけにスピードを上げている運転が3回ほど連続で起きたから、なんだなんだと家族でやいやい言った。

大雨だったので、車の中から外の様子を動画で撮って、今回の旅行に不参加である弟に送ると、弟からは猫の動画が送られてきた。その動画の撮影場所はいつも私がポケモンGOで散歩をしている場所だったから、「今度散歩する時に探してみるわ」と返信した。弟からは、「警戒心が強かった」とのこと。なるほど、あんまり近くに行きすぎるといけないのか。

昼飯どうするかという話になり、朝もそれなりに食べていたので、私は「1時くらいにようやく食べられそう」と言い、兄は「もはや腹が減ることはない」と言っていたのだが、私は12時半にはもうお腹がすいていて、そのことを兄に言ったら「俺も俺も」となり、全然自分の腹の様子が分かっていない2人だった。

雨がかなり降っているが、墓参りをする。少し止んだ瞬間を見計らって車から降り、線香やら花やらをやる。
「死んだ人を敬う気持ちがあんまりないんだよな」と言ったところ、母親にたしなめられた。思っていても言わない方がいいことと、言った方がいいことがあるが、これは思っていても言わない方がいいことだったと思う。

墓参りをする時母親は「"のんのんちゃん"しとき」と言う。私は昔から"のんのんちゃん"というものがよく分かっていなかったが、そう言った母親が、墓に向かって手を合わせて目をつぶるので、私も同じようにしていた。今も"のんのんちゃん"が何であるかは分かっていないが、とりあえず手を合わせて目をつぶった。この時、手を鳴らすのは良くないのだそう。そっと手を合わせた。

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短時間で終わらせて、昼飯を食べることにした。昼は「夫婦橋」というところで食べた。ボリュームがある割にリーズナブルだ。

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私は天ぷらうどん定食を注文した。かなり量が多く、ゆっくりと食べた。この2日間はずっとお腹がいっぱいになっている気がする。恵まれている。

昨日はあんまり眠れなかった(私は敏感なので寝る場所が変わったらなかなか眠れない.....)ので、昼を食べたあとは猛烈に眠気が来て、45分くらい車の中で眠っていた。
車がどこかに着いた予感がして起きると、牧場に着いていた。共進牧場というところらしい。

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牛はすごく遠くに見えた。「昔行った時は手前側の柵まで来ていたんだけどな」と父親が言っていた。

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そのあとはソフトクリームを食べた。濃厚なミルクの味でとても美味しい。雨がまた強くなってきて、車まで行けそうになかったので、室内でゆっくりとした。

雨が小雨になったので車に乗り、しばらく車を走らせた後、家に帰る。

家に帰り、各々撮った写真をLINEのアルバムで共有した。母親の撮った写真には私と姉と兄と父親が写っていたが、全員目をつぶったりカメラの方を見ていなかったりで、全然駄目じゃんということで盛り上がった。

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