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「ピカルの定理」が大成功した理由

こんにちは!!柿崎零華です!!いかがお過ごしでしょうか!!

今日も自分の好きなテレビや映画などを語っていきたいなと思います。

今回ご紹介するのは、2010年から2013年までフジテレビ系列で放送されていた人気コント番組「ピカルの定理」についてです!!

この番組は当時若手で人気芸人だった。ピース・ハライチ・平成ノブシコブシ・モンスターエンジン、そして女性タレント枠では、元AKB48の大島麻衣さん、ものまねタレントのおかもとまりさんなどが起用され、始まりました。

スタッフには、主に「めちゃイケスタッフ」が集まり、企画構成には「めちゃイケ総監督」の片岡飛鳥さん、プロデューサーには当時「めちゃイケプロデューサー」の中嶋優一さん、当時「めちゃイケディレクター」の明松功さん。そしてディレクターには、のちの「スカッとジャパン」「今夜はナゾトレ」「キスマイBUSAIKU」「新しいカギ」を担当している木月洋介さんが担当されていました。

そのため、自分は少し「とぶくすり」「はねるのトびら」感がして、「ふくらむスクラム」のリベンジという感じがしましたね。

「とぶくすり」「はねるのトびら」は主に予算をあまり使わない・時事ネタ・若者向けネタ・パロディコント・深夜からスタート・コントライブをするというジャンルで、若者から絶大な人気を誇りまして、「ピカルの定理」もそれに当てはまっており、若者から人気を獲得しました。

両番組は共に片岡飛鳥さんが担当されてますからね。自分は凄いその感じがして見てて、面白くて楽しめる番組でしたね。

そして僅か1年で終了してしまった「ふくらむスクラム」のスタッフであった片岡飛鳥さんと中嶋優一さんにとっては、やはりここで引き返すわけにはいきません。そのため「ピカルの定理」では、少し大人向けのコントやキャラクター重視のコント・企画を多めというジャンルで、大人からの人気も獲得し、この3つのコント番組を混ぜて、成功させた異例のコント番組でしたね。

それに一番成功した理由の一つは、放送時間ですよね。

当初は関東ローカルで平日の深夜で放送していたため、あまり視聴率も良くも悪くもない数字でしたが、2011年にここで枠移動します。

それが土曜日の23時です!!

何故これが成功したかと言うと、まず小学生から高校生などの若者は、やはりコント番組は見たいという欲があると思います。しかし、平日の深夜だと見れる可能性はかなり低いです。

ですが土曜日だと、次の日は休日である日曜日であるため、親御さんからさほど怒られる率も低いです。それに、前番組は「土曜プレミアム」という映画やバラエティ特番を放送している枠なので、そのまま見れる確率は高く、そこにコント番組を持ってきたのは、自分は成功だと思ってます。

それに当時人気急上昇中の若手芸人であったピースなどを起用したことも成功の理由でしょう。現在放送中である「さんまのお笑い向上委員会」もかなり人気で好評であるのも、「お笑い番組」と「流れ視聴」が上手くマッチしたからだと思っています。

それにコント内容もかなり面白いと言うことです。

片岡飛鳥さんが手掛けるコント番組でよくあるコントや、片岡班特有の上手くパロディする力を最大限に駆使した番組だと思います。

その後、土曜からの放送からはゲスト経験のある渡辺直美さん、女優の夏菜さんをレギュラーに加えて、おかもとまりさんは卒業の名の「充電」となり離れました。

でもかなり「ピカルの定理」は進化したと思いましたね。渡辺直美さんが入ったのがデかかったと思います。

渡辺直美さんはかなり演技派でもあり、面白おかしくキャラに憑依できるので、かなりそれで面白いという感情が更に高まったと思います。

肝心のコントも、かなり進化して来ていて、主に渡辺直美さんメインのコントやパロディ・時事ネタを主にしたコントなどが増えてきて、でも深夜時代から流れたコントもあるので、とても楽しめて見れたと思います。

そのため、よくある声だと「ピカルの定理は土曜日の放送が一番面白かった」という声が多いのも、その理由だと思います。

しかし、残念ながら人気急上昇中の1年後に、枠移動をして今度は水曜10時の放送となりました。この枠は「ココリコミラクルタイプ」「水10!ワンナイR&R」と言った2000年代を支えた往年のコント番組が残した枠で、そこにコント番組が入るのは、とても久しぶりの感覚だったのも覚えています。

ここから深夜から支えた大島麻衣さん、そして土曜時代から番組を盛り上げてくれた夏菜さんが「充電」ということでメンバーから離れて、新たにモデルの西内まりやさん・加賀美セイラさんが加入。そして新たに芸人枠として当時ベテランではあったが、あまり知名度が全国区ではなかった千鳥のお二人がレギュラーとして加わりました。

かなり千鳥さんが入ったのもデカかったと思います。大悟さんの独特なボケとノブさんの独特なツッコミが、このピカルの定理では合ってたんじゃないかなと思い、見てて面白かったですね。

しかしまた1年後に枠移動をして、今度は水曜8時に移動になります。この枠は以前11年続いたバラエティー番組「はねるのトびら」が放送していた枠であり、自分は成功すると思ってました。

しかし、視聴率が次第に下がっていき、水曜8時として始まって僅か半年で3年間放送していた番組自体が終了してしまいました。

これはかなり難解とされる壁があるんですよね。あまりゴールデンタイムにはコント番組が相応しくないということで、あまりコントの数が減り、企画が増えていく率が多いんですよね。

この番組もそのためなのか、コントは多少放送していましたが、ほとんどがコント系企画やバラエティ企画・コーナーという、末期の「はねるのトびら」という感じがしてしまい、視聴者が離れてしまったのが理由とされています。

これが簡単の流れで、肝心のコントはかなり面白いものが多く、特に「女子会」「テブラ―シカ」は大好きでしたね。

「女子会」は若者とアラフォーによる女子会の比べるという、少し風刺のきいたコントで、特にアラフォー役を演じたハライチ・澤部さん、平成ノブシコブシ・吉村さん、そしてモンスターエンジン・西森さんのコント演技が凄まじくて、これこそ、若者と大人の人気を合わせたコントであり、若者も「あるある」として楽しめて、大人も「そんな時代あったね」と家族で楽しめるコントだと思いました。

「テブラーシカ」は当時人気だったアニメ「チェブラーシカ」のパロディであり、乳を手で押さえて、それを離して乳が伸びると失神してしまうというゲーム系コントであり、かなりこれは、テブラ―シカを演じたメンバーがかなり体当たりで、面白い一作でもあり、これは特に子供から人気は高かったのではないかなと思いましたね。

こんなところですかね。もしご覧になりたい方は、少しだけフジテレビオンデマンドで配信されております。

良かったらご覧ください!!

ご覧いただきありがとうございます。

柿崎零華でした!!

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