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自分が脚本家を目指す理由
こんにちは!!柿崎零華です!!いかがお過ごしでしょうか
今回は少し、企画や小説からそれまして、自分がなぜこの脚本家・構成作家・コント作家・小説家になりたいかをここで語らせてください。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、自分は生まれつき自閉症スペクトラム障害という発達障害を持ってます。
そのせいで、いじめられたりもしました。石も投げられたり、まだ生きていたのと酷いことを言われたりしました。
ショートショートストーリー#37「野党の質問」
俺は内閣官房長官をしている一人の男だ。
以前は、保守政権与党の幹事長をしていたのだが、先月行われた内閣改造にて内閣官房長官に任命された。
正直、俺は幹事長のままで良かった。
政権与党には代表職がある。それが内閣総理大臣をしている男のことだ。しかし、総理を兼務をしても体力的に限界が来てしまうため、実質、幹事長が与党のトップを握っているのだ。
今後の政権の運営方針や、与党の人事も操ることが出来
ショートショートストーリー#36「公園での出会いpart2」
俺は、独身生活を謳歌している一人のサラリーマンだ。
今日も一人でコンビニ弁当を、公園のベンチの上で食べている。これが唯一の楽しみと言っても過言ではない。
しかし、俺は一つ背負っている者がある。それは「バツイチ」だ。
以前、会社の同期から紹介してもらった女性と交際・結婚へと発展したが、結局、互いの価値観が合わないために、離婚をしてしまった。
その女性は、今は結婚して幸せに暮らしていると、風の
ショートショートストーリー#35「公園での再会part1」
俺は四十代を日々楽しんでいる一人のサラリーマンだ。
普段は会社で営業部長をしており、取引や営業活動など、仕事としては大変だが、それほど裕福な生活をしている。
しかし、俺には昔一人の愛する女性がいた。
その女性とはたまたま知り合いのバーで出会い、そのまま交際・結婚へと発展したのだが、お互いが会社のかなり重要な役職を務めていたため、すれ違いとなり、結婚三年目で離婚届けにハンコを押した。
そこか
ショートショートストーリー#34「危ない!」
僕は俳優をしている一人の男だ。
俳優と言っても、まだ新米でペーペーの人間である。
元々は地方の田舎暮らしだったのだが、俳優を目指して上京し、僕が夢見ていた生活が充実できる思っていた。
だが、世の中はそんな甘くない。
この世には同じように俳優を目指して上京する人間は大勢いる。例え実力があっても、演技力が抜群でも、埋もれる人間はたくさんいる。
その埋もれた中に今俺がいる。
正直、田舎に帰ろ
ショートショートストーリー#33「ポイントカード」
都会のとあるバーには、二人のサラリーマンが座っている。一人は刻々と酒を飲んでおり、一人は完全に寝ている。
今日はこの寝ている後輩が、飲みに誘ってきて、こんなにもオシャレなバーを紹介してくれたのだが、まさか俺より先に寝るなんて想像もしてなかった。
一体どうしたらいいのだろうかと思い、一人の若い店員に話しかけた。
「こいつ置いていってもいいか?」
しかし答えはNOだった。
確かにこのオシャレ
ショートショートストーリー#32「若い男の悩み」
東京の新橋。ここは都会でもあり、サラリーマンが癒しを求める場所である。
ここにある居酒屋の店たちは、毎日夜になると居酒屋にはスーツ姿の男性たちが飲み明かし、仕事のストレスを発散するところでもある。
そんな一つの店に、サラリーマンの俺は片手に生ビールジョッキを持ちながら、元気な声で
「乾杯~!!」
そう言うと、俺を含めて四人の男たちが一斉にビールジョッキを合わした。
この「チン」という音だ
ショートショートストーリー#31「カーラジオ」
僕は都会の銀河のように光が流れる街に、ただ一人務めるサラリーマンだ。
だが、他のサラリーマンとは違う変わった通勤方法をしている。
それは車通勤だ。
地方に行くと、あまり珍しくない光景かもしれないが、都会では電車通勤の人間がほとんどであるため、車通勤は珍しく思わる。
何故ならデメリットとしては、決して飲みに行けないのだ。行けたとしてもウーロン茶しか飲めないため、あまり上司たちからはよく思われ
ショートショートストーリー#30「深夜のナイトショー」
僕は映画好きな一人の独身サラリーマンだ。
いつもは営業部の部長代行をしているのだが、当然気楽に仕事をしているわけではない。当然「ストレス」という言葉が付き物である。
だが、そんなストレスも風の波に飛ばせることが出来る、癒しのスポットがある。
それは「映画館」だ。
この都会の街に、よく目にすることが多い。僕が働いている新宿の街にも映画館がある。
仕事が終わるのが19時であるため、いつも決ま
ショートショートストーリー#29「化粧品売り場の男」
とある都会の高級百貨店の地下に、その男の姿はあった。
この百貨店は、創業百年の老舗であり、地上四階建てと地下二階に店舗を構える、この界隈では知らない人はいないくらいの有名店である。
地下一階は、主に女性が使う化粧品が売られており、休日は若い人からご年配の女性などが賑わうほどだ。
そんな売り場に、少し場違いであろうサラリーマンの男は物色をしていた。
確かに今の時間は、仕事帰りのサラリーマンが
ショートショートストーリー#28「冷たい運転手」
この世には様々なタクシーが走っている。
都会に行けば行くほど、タクシーの数は数えきれないほどある。手を上げればタクシーを止められるとは、地方の人には衝撃の光景だと思う。
しかし、運転手の人にも様々な性格の人間がいる。話しかけてくる運転手もいたり、一言も喋らない運転手もいる。
今回はそれをテーマにした少し不思議な物語である。
一人のサラリーマンは、都会に長年勤めているベテラン社員だ。今では開
ショートショートストーリー#27「見てくる」
「ジロジロと見てくる」
そう感じたのは、一人の男性水道業者だ。
ある日、一つの連絡を受けた。
どうやら、水道から異臭がするというのだ。これはよくある相談だ。
これの原因は、多くあるが、前日に水道管工事があり、溜まった匂いが水道から出るケースが八割ちかくある。
これの解決策としては、二日間ぐらい放っておくしかない。しかし、それはあくまでも最悪の手段であり、水道を使う主婦たちにとっては、二日
ショートショートストーリー#26「謝罪会見」
自分はこれから、大勢の記者や国民の前で謝罪をしなければならない。
自分の職業は俳優をしている。過去には映画大賞を総なめにした経歴があるが、最近過去の金銭がらみの女性問題が明るみに出てしまい、そのことで世間をお騒がせしてしまい、今回緊急の謝罪会見を開かざるを得なかった。
確かに、CMスポンサーやドラマの降板により、多額の違約金は発生しているのは事実である。
しかし、よく考えれば謝罪会見など必要
ショートショートストーリー#25「書けない!」
自分は常に言葉を操り、人に感動と幸せを与えている小説家だ。
二十代で小説を書き始めてから早三十年が経ち、今では誰もが知っている有名作家へと上り詰めた。
最近では自分が書いたミステリー小説「血痕の花嫁」がミステリー小説大賞を受賞したため、また人気に火を点けた出来事であった。
しかし、そこからは全く筆が進まない。
一応題材としては、あの某有名作家みたいに「鉄道」×「ミステリー」を書きたいなと前
ショートショートストーリー#24「肝試し」
今日は、人生で一番最悪な日である。自分の姿は今、心霊スポットでお馴染みの廃病院にいるからだ。
何故こんなところにいるのか、ことの発端は、一週間前に遡る。
自分が通っている大学のサークル内で一つの話題が上がった。
それは地元近くのとある廃病院には夜な夜な女性の幽霊が襲ってくるという噂であった。
その話に、他のメンバーは見たことのない驚き方をしていたが、自分は全く驚きも恐怖も覚えなかった。
ショートショートストーリー#23「ソロ活動」
「俺、バンドをやめたいんだ」
そう言ってきたのは、人気ロックバンド「チェイス」のギター担当だ。
ボーカル担当の自分としては、やはり考え直してくれとしか言えなかった。これは本音だからである。
「チェイス」はボーカル・ギター・ベース・ドラムス・キーボードをそれぞれ担当している五人組であり、五年前に発売されたデビュー曲「ロック・チェイス」が人気ドラマのタイアップもあり、空前の大ヒットをしてから、音