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講義メモ第14回 最終講義!これも成長への一歩

コルクラボマンガ専科、最終講義です!
第14回講義のテーマは、講義の振り返りと最終課題の講評です。
先生方3人が勢揃い!

総評

ごとう先生より… 変化に対応できる受講生
3期は新しいことに対応できる人が多かったように思う。
今、自分だけではなく他の人を幸せにする作品が増えている。まずは自分が救われる作品を作ることが大切だが、

ズーニー先生より… オンラインで時空を超えた思いの伝達が実現された
オンラインでこそ表現が通じた!表現とは時空を超えて思いを個人から個人に伝えること。その典型が見えた。政治など社会の問題につながるものも。

佐渡島さんより… 作品は社会の鏡、磨いていこう
努力量が素晴らしく、あとはこれをどれだけ継続していくか。
最終課題のマンガには、障害者に障害があるのではなく、社会に障害がある、という考え方が共通している。
全員の作品を読んで共通点を探し、みんなと自分と社会の接点を見つける。
そこをよりわかりやすくしていくと、普遍性のあるマンガになる。

これから成長するために…

情報マンガ、模倣の段階では?今の段階では、自分をたくさん褒めて試行回数を増やすことが大切。

その先は、自分に何が足りないか、自分のもっている良さは何かを知る、
良さを世界で唯一の良さに変えていく。このフェーズでは自己否定や問いが必要。ストーミング状態、言葉のすり合わせのなかで磨きがかかっていく。ここでは、成長のためにこの段階が欲しい、と思えることが大切。編集者は褒めてくれる人ではなく、助言をくれる人になる。

先生にマルをもらうことではなく、良いマンガを自ら作っていけるようにしよう。
(↑これすごく、私の課題です…!!!!!)

今日は…
佐渡島さん…ストーミング状態のフィードバックを返すよ!
ごとう先生…心を健全に、豊かに保つためにいいところを
ズーニー先生…作品の主題への理解を中心に講評

良かったところを見つけ出す力は大切!
はじめにおもしろいところをいう、次にどこがおもしろくないか、納得できるように言う力があると良い。

以下、受講生へのフィードバックをメモしました…!

フィードバック抜粋 受講生の最終課題のいいところ

現実社会の感情が入っている
やりたいことが最短距離で実現されている
ある程度の長さをわかりやすく伝えるのがうまい
モチーフ、設定によって感情を引き出される
同じ主題で登場人物を描いて、連載できそう
ぐっとくるポイントを入れられるのが強み
完璧なバディ キャラクターの外面と内面・知識のギャップがいい
矛盾がない
SNSとの相性が良い
ドラマ化しそう
設定がわかりやすい
伏線の張り方がうまい
顔・目の変化
キャラクターが良い!
グッとくるポイントまでが一つ大きな段階、その次シーンをどう繋ぐかが大きな段階
モチーフがとても良い
アイテムに意味をもたせることができる
王道のテーマ、時代変化がよくわかる
ネームがすごく読みやすい、すごい武器(読みやすいだけで見てくれる人は数倍になる)
音が伝わる演出
冒頭にパワーワードがあり、読者を引き込む
全員が一瞬で記憶する言葉、パワーワード大事。集めよう
(伊坂幸太郎さんも好きな言葉をためておいて、たまにくっつけて見てタイトルにするらしい)
「人の幸せを祈る」という主題が良い
絵柄に雰囲気がある
読者の代わりに一度迷ってくれる
ビジネス本でも注目されているテーマ
色、構図が良い。
スマホでものを見るときには色が重要。フルカラーでなくても、色があると良い。古いマンガに倣うのも大事。ネット、スマホでの見やすさ、魅力も大事!
マンガっぽい設定で大袈裟に表現、わかりやすくなる
リアリティーとエンタメのバランスがうまい
新しい作品を作る力がすごい
魔法に理論体系があることに説得力がある
今、かわいいの力が強い。弱さのある主人公が強い
ポンコツでかわいい人たちが集まってチームになって、かっこいいのが良い
大友監督、脚本をいろんな書体でプリントアウトして読み直すらしい。いろんな距離感、形で描いてみるといい
マンガは名言を言うためのもではなく、言わなくてもいい。立派なことを言う必要はない。等身大のセリフをいうことが大事。
緩急をつけるとおもしろくなる!
AかBを選ばせて、答えがCだとおもしろい!テクニック
マンガを描くことは感情を描くこと。感情の
物語は今の時代に不謹慎で言えないことを言う装置。だが、まさに今社会が変革している点については繊細さが必要。
インスタ、今マンガをアップしやすいようにUIUXの改善をしている。まだどのフォーマットが勝つかわからない。正方形でも描いてみるといい
色の情報量は膨大、使おう、めちゃくちゃ使おう
週刊連載をすると人は成長する

フィードバック抜粋 より推敲するなら…

読者にも感情を体験させたい、思いを届けたい
同じ妖怪ものにもいろいろなテンションのものがある。そこがわかると良い
感情の流れを整理すると読者目線のマンガになる
気付きまでの感情の流れがあると良さそう
シーン・舞台が変わったときには丁寧に説明すると読者のペースに合わせられる
シーン・舞台が変わったときの説明は簡潔にするとわかりやすくなる
1回描くとそのマンガのおもしろいところが見えてくる。2校、3校と調整してより良くしてみよう
(あ…これわかるかも… )
描いたらスマホで一度読もう。そこから推敲しよう(ほとんどの読者はスマホで読んでいる)
見せたいグッとポイントを絞る
良い演出を集めよう。気に入ったコマは引き出しになる。暗記しよう
もし「できていく」一方でスカスカしてきたら、うまくいかないところを入れると起伏が出る
初稿はざっくりでいい!ちばてつやさん、ネームにキャラを描かない。吹き出しの位置や構図でストーリーがわかる。
5回は推敲するのが当たり前。プロの作家は推敲を大事にしている
プロと同じ認識をもとう

能動的な感情があると良い
情報を足すとすれば、過去や現在の生活や関係性の構築がある
大友監督、脚本をいろんな書体でプリントアウトして読み直すらしい。いろんな距離感、形で描いてみるといい
バディから何を受け取ったのかわかるようにすると、バディの関係が伝わる
すごく重要なことは何度も出して印象づけよう
インターネット上の強さは狭くて深いこと。フォロワーがいることで出版社からのオファーにつながる
型を覚えるのが大事。自分の作品を作ったときに型にはまっているか確認しよう。

かきもちのいただいた講評…
設定がわかりやすい。タイトルから緊張感が伝わる
「話したい」というところが主題。現代社会に通じる
キャラ絵がかわいい
コマ割りが良い

これから

これから数年間、体調を維持して継続することが大切。
資料を読み直してみよう。また定期的に仲間と話し合うのもいいかも。
仲間を助けることが自分の成長につながる。
また1期、2期の方の応援も忘れず!4期の人を応援しよう!

マンガを描くことはライフスタイル。結果を出していく道のり、マンガを描く日常を楽しもう。フォロワー数が増えなかった人も焦る必要は全然ない!マンガを描くことを楽しむことをブレずに続けよう。

自分が伝えたいことを掘り下げることができていた。伝えたい、と思ったことが、他人、社会、世界、誰かに通じていた。

振り返りを習慣化しよう。他人の成功を祝おう。そういう人が成功していく。祝おう!

お知らせ

電子書籍発売!おめでとうございます!

配信リンクはこちら!

マンガをためて電子書籍出版につなげよう。
5巻、6巻と出していくとより良い!

感想

マンガも体験型のエンタメと思うと、推敲って本当にUIとかUXの調整なんだな…ということが(勝手に)腑に落ちました。マンガは工業製品でありアートなのだな…と思いました。

自分で型に名前つけるのもいいかもな…

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