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講義メモ第11回 マンガで物語ろう!

コルクラボマンガ専科第11回講義は、
グッとくるストーリーを作る!
講師は今回も東京ネームタンクのごとう先生です!
(個人的なファン)

()はかきもちのつぶやきです。
それでは早速スタートです!

課題講評

ズーニー先生の課題、とてもよかった!
バズるのは偶然の結果。自分が描いて楽しいこと、自分の周りの人に伝わることが優先。

(もずさんのこちらのマンガ、とてもよかったです。この小さいわたしがいれば、ずっと描いていける…!と思いました。)

わかりやすいマンガを描いていくことが大切。複雑な感情を伝える、曖昧なマンガを描くためにも必要。

ストーリーの型を何度も回転させよう。

ここまでの振り返り

これまでは伝えるための技術を考えてきた。
マンガ…出来事(事実)+感情(思い・意見)

1回目:何が起きているのか、出来事を伝えよう

2回目:どんな感情をもっているのか、感情を伝えよう

もう一度、事実と思いを分けて認識しよう!
(確かに事実は事実で、思いは思いだよなあ泣)
(正直どれが出来事でどれが感情なのかよくわかっていない)
(いやわかっていないとしても描く時には分けて描くべきだなあ…)

主人公の目線から見るとわかりやすいかも
主人公の外からやってくるのが出来事、
それに対する主人公の反応が感情

事実を重ねていって、
さあこれに対して主人公はどう反応するのか…?!を見せたい。

マンガを描いている間に、
今自分が出来事を描いているのか
感情を描いているのかを意識してほしい!

出来事に対して、バランスよく感情を出していくことが大事。
出来事だけになると、絵が挿絵的に感じられる。
(かきもちのマンガもそうなのだ…)

(確かにこれ完全に挿絵マンガ…!というかその気持ちで描いていた…!勉強になります…!)

今回は伝えるべきもの、ストーリーの作り方を考えていこう。

+絵のストックしておこう!

(ああ!!!完全に忘れてた!ありがとうございます!)

ストーリーってなんだ?

ストーリーってどう始まっていくの?
→出来事に尾ひれがつく(フィクション盛り盛り)
→周りがおもしろがる
→そのうち神が出現したりする

そのうち嘘だとわかるんだけど、
おもしろい

ストーリー
…あったことをおもしろく聞かせることから始まっている

参考:なぜおもしろく思うのか?というところは次回!

おもしろい物語の作り方

楽しんでもらえる物語の最も基本的な構成とは?
不完全な人間が何かを得るまでの道のり
1. 誰が
2.どうなって
3.何を乗り越えて
4.何を手に入れた

(鋼の錬金術師、物理的にこれをやっていた…)

しかも わかりやすい話
1. 誰が…どういう主人公?何に欠けている?
2.どうなって…コレドナ感(ここで読者の興味を引こう!)
3.何を乗り越えて…なぜこだわってしまうのかを語る
4.何を手に入れた…自分が真に求めているもの、主人公が追い求めていたものに答えを出すことが大切

コレドナ感…コレ、どーなっちゃうの感のこと。ネームタンクの用語!
(これについてヤンデル先生が佐渡島さんに宛てて書いたnoteあったな…これですね▽)

ストーリーにはパターンがある

1. 誰が
2.どうなって
3.何を乗り越えて
4.何を手に入れた

この4つにはパターンがある。

1. 誰が…20通り
2.どうなって…10通り
3.何を乗り越えて
4.何を手に入れた

感想が上手い人にはこのようなパターンを踏まえて感想を言っている。
(感想上手くなろう)
(全然関係ないけど、SHERLOCK、だいたい途中からワトソン奪還作戦がある。だいたい謎が解けるか、ホームズが困るか、ワトソン奪還作戦か、ワトソンとホームズが喧嘩するか。あとお兄さんがたまに介入してくる)

参考:

ストーリーを作ろう!

コルクの技術によって作られたカードを引き、
ランダムにストーリーを作ろう!
(まじでやばいストーリー作れるカード▽)

型でも4万通りあるんだよ…!
人間が感動する型を守って描いてみよう。

(4万通りもあるならもはや型にはまる窮屈さとかないな笑)

連載をしている人たちはたくさんの物語を読んでいて、この型を暗記している。

プラス、グッとくるポイントを入れよう!
カードを引いてみよう。
(まじでやばいカード▽)(2回目)

グッとくるポイント…たまらん!と思うところ、萌え、フェチ

(うわああああ!はずかしい!わああああああ)

(かきもちのグッとくるポイント:
自分も狂っているツッコミ、スーツ、幼なじみ、時代背景、寺社仏閣などなど)

(引いてみるとピンとこないものもあっておもしろい。)

このグッとくるポイントを、ストーリカードに入れ込もう!
たまらんストーリーにしよう!

(やばい。楽しすぎる)

グループワーク:即興で話を作ろう

(ぐあああああああ!)(いやそんなこと言っている場合じゃない。)

ストーリー+カードを使って、即興で話を作ろう。相談しつつ!

(ちょっと。これめちゃくちゃ楽しいです。)
(プロットのスクショ撮り忘れた。。)

話考えるのって楽しいことだったんだ!と思い出そう!

グループワーク:作った話にバディを当てはめてみよう!

いかにグッとくるポイントが表現できるか、たまらん、スカッとするところを描けるかが大切!

バディもののキャラクターでやってみよう!

(できたー!こんな感じになりました。▽)

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32Pのプロットに割り振ってみよう!

さっき作ったストーリーを、プロットに割り振ろう!
縦スクでいうと4P=10コマくらい。

1. 誰が…どういう主人公?何に欠けている?
ここで4P。背景を全て説明する

2.どうなって…コレドナ感(ここで読者の興味を引こう!)
ここで4P。全体の前の方1/3におさめる

3.何を乗り越えて…なぜこだわってしまうのかを語る
①主人公のしたいこと
ここで4P。どう対処しようとするか、主人公のしたいことを描く。
②相手のしたいこと
ここで4P。相手のしたいことをぶつける。
③対立
ここで4P。主人公と相手の対立。ドラマがある

ここで4P。なんでそんなこだわりがあるの?(キャラクターの深部)というところを説明する。何を求めているのか

4.何を手に入れた…自分が真に求めているもの、主人公が追い求めていたものに答えを出すことが大切
①ここで4P。クライマックス。主人公が何かを得る。もしくは諦める。(敵わないという結論を受け入れるのもOK)
②ここで4P。余韻。

(ええ…!こんなんもう…えええ…!作れてしまうよ32Pのネームが…!)
(これnoteに書いちゃったんですけど大丈夫ですか…!)

課題 8枚の紙芝居にしてみよう

上の4Pを紙芝居1枚として、ストーリーを紙芝居にしてみよう!

8枚の紙芝居ができたら、この紙芝居を決めコマにして間をつなぐようにコマを描いてみよう!

この課題は別のストーリーにしてもOK!
あらすじをカードを引いてやり直したり、今あるプロットを作り直してもOK!

何か辛い、となったら何かがおかしい。
楽しい、たまらん、という状態なら気持ちをのっけて、
魂をのせて描けるようにしよう。

魂がのるストーリーができるまでは練ってください!

プロットカードを引いてなんの映画や小説に当てはまるか、お互いに当てるZoom飲みとかやってみよう!

まとめ

物語は、出来事をおもしろく語ることから始まっている。
プロットの型にはまってストーリーを作ってみよう!
そこに自分のグッとくるポイント、バディの性格を重ねよう。

アフレコのしがいのある、挿絵にならないマンガを目指そう。

次回、ストーリーの決めコマをより魅力的に演出する方法が出てきます。お楽しみに!

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