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エプロンにおなもみ付く

今朝は予定通り寒かったですね。
少し暖かくなるとあちこちの水道管から水が漏れ出し、おおわらわでした。
久しぶりに霜柱やつららや氷・・・。寒いはずだ。

***

さて、昨日父が言っていた「杉の枝打ちに行きたい」は本気だったらしく、今日も午後からずっと言うので好きにさせようと、作業着だけ準備して見守っていました。

(¯~¯;)? ん?
「パジャマの上に作業着を着るんじゃないよ!」
と言うと、握っていた手がピタッと止まって( ̄▽ ̄)ニヤリッ
「どうしてもわかるんだ!」
寒がりの父がやりそうなことです。
「それぐらいお見通しよ」
「全く、油断ならないなぁ」と仕方なくパジャマのズボンを脱ぎ始めます。
10分以上かけてやっと着替え完了😓

母に「どうやって山まで行く気だろうね。軽トラには乗れないのに。」と言うと、「えっ? 軽トラに乗っていくでしょう。乗らずに行けるわけないじゃない。」と母。
こっちもこっちで何度説明しても、既に運転できないことを理解してくれません。
二人して「軽トラに乗ると思うけど。」と行く手を眺めていると。

案の定、運転席でしかめっ面をしています。
「また○○(第1弟)が車の鍵を隠しやがった。
 あいつはいつもこんなこんなことしやがって、ホントに困るんだよ!」

私「だから運転はもうできないんだって。」
父「あんなとこまで行くのに運転できないってことがあるものか!」
いやいや、そういう意味じゃなくて。
「歩いていく方が側溝に落ちて怪我をする。」 ┐(´ー`)┌
しばし、すったもんだして。

仕方なく私の車で、斧とのこぎりを持った父を乗せ、杉山に行きました。
30分で迎えに来るからと一旦帰ろうとしましたが、万が一のことがあるので、ここで待機。
note見ていれば時間はあっという間にすぎるからね。

きっとすぐ、「寒い、寒い」と言って戻ってくるだろうと思っていたのですが、思いの外、一生懸命やっています。

手前に古い切り株、その後ろに新しい杉
さらに奥に、もうすぐ伐採する杉

40分経っても止めようとしないので、帰ろうと声をかけると手招きします。
父「杉が倒れているんだ。起こすから手を貸せ。」
私「えー。○○ちゃんが帰ってきたときにやれば??」
父「だって、かわいそうだろ、このままじゃ。」

仕方なく、エプロン姿でえっちらおっちら、落ちていた木をつっかえ棒にして何とか起こすことに成功。
父は満足げに車に乗り込みました。


もうこの杉のメンテナンスする人は父以外にいません。
森林組合に山を売る相談に行ったようですが、木は買ってもらえても山は難しいとのこと。
どうりで、最近当たりがどんどんはげ山になっていくはずだ。
世代が変わって、同じようなこと考える人が多いってことでしょう。

誰のために、何のためにこんな気の遠くなる作業をしてきたんでしょう。
言わずと知れた子孫のため。
とはいえ、こんな年になっても尚、枝打ちをしなければ!と言い続ける父に、ちょっとだけジーンとしました。


帰ってくるとエプロンがチクチクします。
しっかり 👇これ ついていました。😅


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