サッカー太郎

某大学でコーチをしています。

サッカー太郎

某大学でコーチをしています。

最近の記事

ポジショナルプレーの使い方〜ポジショナルプレーに興味のある指導者へ〜

ポジショナルプレーを教えている、教えようと思っている指導者の方々には絶対に一度は読んでほしい内容です。ペップがバルサ以外でCL獲れない原因がまさにこれです。 まず、僕は戦術としてのポジショナルプレーと概念としてのポジショナルプレーの2つに分けられると思っています。その違いから説明すると、ポジショナルプレーを`味方全員がプレーしやすいポジショニング`と定義します。そのポジショニングの基本がひし形であったり状況によって三角形だったりしますよね。ここまでが〝概念としてのポジショ

    • ライプツィヒvsアトレティコ〜さらに次の時代のサッカーへ〜

      個人的にとても楽しみにしていた一戦ですCLラウンド8、ライプツィヒvsアトレティコ。この試合次第では新しいサッカーの時代が開けるのではないか、と期待していました。ライプツィヒの試合はあまりチェックできていなくて、噂によると「奪って10秒でゴール」をチームコンセプトに掲げてるという情報だけ持っていました。アトレティコはみなさん知ってのとうり堅守のチームです。ここ数年でハイブリッド化してきましたが、ここで私のこの試合の予想は「いかに相手にボールを持たせるか」と言う試合になるので

      • チャンピオンズリーグラウンド16リヴァプールvsアトレティコ 〜アトレティコセンチ単位の守備〜

        久しぶりの更新です。 今回は先日行われたチャンピオンズリーグラウンド16 リヴァプールvsアトレティコの2セカンドレグについてやっていこうと思います。 まずフォーメーションは、いつも通りリヴァプールは4ー3ー3、アトレティコは4ー4ー2という形でした。お互いいつも通りを軸にして、対策するところは対策しているように見えました。 まずリヴァプール。攻撃の選択肢は、浮き玉のクロス、相手サイドバックのつり出し、サラーの一対一を軸に据えているように見えました。浮き玉のクロス

        • 2019-20シーズンプレミアリーグ第5節ノリッジvsマンチェスターC〜結局内容がどうであれ、サッカーは点が入るか入らないか〜

          得点による試合の流れの変化についてとても話しやすい試合だったので、分析において許されるかどうか際どい話ではありますが、サッカーの話として今回はノリッジのジャイアントキリングを題材とします。 まず、分析するところは分析します。試合の展開としては、シティーがボールを保持し、ノリッジがブロックを組んで対応という形は見ての通りです。しかし、ノリッジがこれまでのシティーが相手してきたチームと違ったところは、前プレを仕掛けられる部分は仕掛けていたのですが、ボールを奪えないとなれば、

        ポジショナルプレーの使い方〜ポジショナルプレーに興味のある指導者へ〜

        • ライプツィヒvsアトレティコ〜さらに次の時代のサッカーへ〜

        • チャンピオンズリーグラウンド16リヴァプールvsアトレティコ 〜アトレティコセンチ単位の守備〜

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          スポーツ栄養学 vol.1 ~長距離走は必要!?~

            スポーツ栄養学についての本も読み始めたので、アウトプットのばとして、またいろいろと述べさせていただきます。  今回はスポーツ栄養学編初回なので、結局のところどうなの?という話を選びました。  とりあえず、結論から言うと、使い方によっては長距離走はとても必要です。ではその理由、使い方を説明していきます。  まず、皆さんはグリコーゲンというものを聞いたかとがあるでしょうか。  グリコーゲンとは糖質を貯蔵する機能を持っており、おもに血糖、肝臓と骨格筋内に存在している。グ

          スポーツ栄養学 vol.1 ~長距離走は必要!?~

          体の使い方 vol.2

           前回に引き続き、第二回です。 前回は、なぜももの裏の筋肉を使って走らなければいけないのか、というところまで書かせていただきました。では今回はももの裏で走るためにだいじなことについての話をしていきます。  まず、一番最初にとらえておかなければいけないことはからだがゆるんでいるのか、いないのかという話です。 赤ちゃんの体は人間的にみて、一番理想である。という話を皆さん聞いたことがあるでしょうか。ふくらはぎなど体を触ってみるともちもちですよね。それだけではありません。肋骨中

          体の使い方 vol.2

          体の使い方とは? vol.1

          体の使い方をここ数年よく耳にする事が多いと思います。私も5年前から月一程度で通っているマッサージの先生にここ最近以前に比べてよく、体の使い方について教えてもらう事が多くなりました。では一体具体的にどう体の使い方を良くしたらいいのでしょうか。 走る時、一番使う筋肉とは一体どこでしょうか。高校時代の私なら太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)と答えていました。実際、ゲガで3ヶ月ほど休んだ後にモモの前を触って「無くなったなぁ、」と思っていました。そして練習に復帰して二週間後には元に戻

          体の使い方とは? vol.1

          2019年5月2日バルセロナvsリバプール

          本日は2018-19シーズンUEFAチャンピオンズリーグラウンド4バルセロナvsリバプール1stlegについて書いていきます。 やはりホーム&アウェーでやる場合どう考えても先ホームの方が不利になってしまうな、というのが一番初めのの感想でした。この試合バルサは明らかに攻め急いでいるように感じました。もちろんリバプールのプレスバックの質が高かったことも原因の1つですが、絶対に失点0でいかなければいけないというプレッシャーを持ちながら、できるだけはやく先制点をというゲームプランで

          2019年5月2日バルセロナvsリバプール

          2019年4月17日バルセロナ-マンチェスターU

          本日行われた2018-19シーズンのチャンピオンズリーグラウンド8セカンドレグバルセロナvsマンチェスターユナイテッド(3-0 agg4-0)の試合について書かせていただきます。 まず、この試合の一番初めのターニングポイントは、8:45秒あたりのポグバのロングシュート。 立ち上がりに苦しんだバルサに対して立ち上がりはやくから一点を狙いに行ったユナイテッド。バルサのディフェンスが少し全体的遅れるのに対してそれよりも速くシュートまでいけていた間は良かったのですが、9分間の間

          2019年4月17日バルセロナ-マンチェスターU

          初めに。

          初めに、今後私があげていくものについて。 私はバルセロナを中心としたリーガファンなのでバルセロナのチームや選手を中心として試合などサッカー関連のものの感想を思いのまま書いていきます。 私の将来のことを考えると、頭の中の言葉を文章にするという事がとても大切なのでその場として使わさせていただきます。 文章力、知識ともに他人にひけらかせるものではありませんが、もしお読みしていただけたならば感想等でサッカー語りあいたいなと思っています。まだまだ未熟ですがよろしくお願い致します。