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アートメイクは「修羅の道」だと個人的には思うので、その理由を話します。

こんにちは!ぴーなっつです。

ぼくは普段、美容クリニックに就職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

美容クリニックで働きたい人の中には、アートメイク看護師になりたいという方が一定数いると思います。たしかに自分の腕一本で勝負してる感じでかっこいいし、魅力的ですよね。

でも、アートメイクの道ってそれなりのハードルもあるよなあー、と個人的には思っているので、今回はその辺りのことをお話ししてみたいと思います。

※ぼく自身がアートメイクの施術を人に施したことがあるわけではないので、この記事については主観的要素が多いに含まれる点をあらかじめご了承ください。

器用さがかなり求められる

まず、アートメイクをやりたいって人に対して1番最初に思うのは「手先の器用さ大丈夫そう?」ってことですね。

アートメイクって、手彫りとか機械彫りとか目的によって手法はいくつかあるんですけど、いずれにして絶対的なセンスが影響する施術だと思うんですよ。

過去にぼく自身ちょっとした機会があって、アートメイクを練習するときに使う「人の皮膚を模したゴム」みたいなやつを使って施術を体験したことがあるんですけど、なんというか「一筆書き」みたいな、一回書いたら「修正不能」な感じなんですよね。

ぼくは自分で言うのもアレなんですけど、字がすごく下手でして。上手になりたくて小学生のときにすごい練習したことがあるんですけど、結局ずっと下手でした。一発では綺麗な線を引けないんですよね。

で、逆に一発で綺麗な線弾ける人っているじゃないですか。

書道とかも上手なタイプ。アートメイクも、そっち系の人は向いててぼくみたいに手先が不器用な人は向いてないんじゃないかな、ってそのとき思いました。

技術、マーケティングなど総合力が必要

アートメイクやってる看護師って、個人名のSNSを結構しっかり運用してるイメージありませんか?

技術職的な側面が強いので、クリニックのブランドっていうよりは看護師個人に顧客がつく感じなんですよね。(クリニックの方針とかもあるんので一概に言えませんけど。)

アートメイクじゃない美容看護師だったら、大抵はあくまでクリニックの業務を捌く業務なので、自分のブランディングとか考えなくても仕事は勝手に回っていきますけど、アートメイクの看護師だと、例えば給与もこなした施術件数に対する歩合制になる傾向が強いので、自分個人のブランド力が結構死活問題になってくると思います。

なので、SNSとかうまく活用して、自分で自分をプロモーションしていく力がある(もしくはそういうの好き)とかってタイプじゃないとしんどいよなー、って感じがます。

給与だけで考えたら見合わない

あと、そもそも技術習得に結構な時間と費用がかかりますよ。

独学で身につけるのは至難の技なので、どこかしらスクール探して受講することになる思うんですけど、確か数十万円とかかかるような相場感です。(知り合いの看護師が実際に受けてたスクールは初期費用だけで60万ぐらいでした。)

「初期費用」ってのがどういうことかというと、このプランの受講が終了したらその時点で技術が完璧に身についてる状態!・・ってわけじゃ全然なくて、ほんとに基礎の基礎を教わる程度で。まだ全然、実施の患者さん相手にできるレベルじゃなく。

なので、結局追加で受講とかして行って100万ぐらいいってたんじゃないかな。って記憶です。習得までの期間も半年以上はかかるし、一人前になるまでのコストがものすごいですよね。

その分、身につけたら強いのかな、とも。

まあ、逆に言えばこれだけハードル高い道なわけですから、それだけ離脱者も多いと思うので、しっかり技術を身につけて個人のブランディングも軌道に乗れば、かなり強いアドバンテージにはなりますよね。

個人の能力で仕事をしていきたいと強く思っていて、技術的な適正も備えている人は思い切って挑戦してみてもいいんじゃないかなと思います。

技術の習得についても、全くの未経験の状態から教育してくれるクリニックもあるので、そういうところに入職すれば比較的少ないエネルギーコストでいけるようですよ。

以上、参考になれば嬉しいです!

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