特発性血小板減少性紫斑病(ITP)という長い名前の疾患

こんにちは!
久しぶりの投稿になりました(笑)
今日はあざではなく、私の持病について書こうかと思います。

2歳の時に風邪か何かで病院に行ったら、大きい病院に行ってくれと医者に言われたと聞きました。そして大きい病院に行き特発性血小板減少性紫斑病と診断されました。その為物心がついた頃には入退院を繰り返していました。

特発性血小板減少性紫斑病(Idiopathic thrombocytopenic purpura、以下ITPと略します)とは、血小板減少を来たす他の明らかな病気や薬剤の服薬がなく血小板数が減少し、出血しやすくなる病気です。病気が起こってから6ヶ月以内に血小板数が正常に回復する「急性型」は小児に多く、6ヶ月以上血小板減少が持続する「慢性型」は成人に多い傾向にあります。また、血小板数が10万/μL未満に減少した場合、この病気が疑われます。
↑難病情報センターより

血小板に対する「 自己抗体 」ができ、この自己抗体により脾臓で血小板が破壊されるために、血小板の数が減ってしまうと推定されています。しかしながら、なぜ「自己抗体」ができるのかについては、未だはっきりとしたことはわかっていないのが現状です。
↑難病情報センターより

詳しい原因は分かっていないのが現状で、ピロリ菌が関与しているとかもしれないとも言われたりもしています。

血小板は血を止める作用があるのでこの病気になると血が止まりにくくなります。鼻血や歯茎から出血したり、血小板が低くなりすぎると内臓からも出血する可能性もあります。

この病気のせいで入退院を繰り返し、身体的、精神的にきつかったのを覚えています。このことはまた書こうと思います。

顔にあざがあって、難病指定の病気…正直言うと人生詰んだなとも思いました。当時は子どもなのでこのような表現ではありませんが、なぜ神様は自分ばかり嫌なこと多いの?と思っていました。

けど今思うとこの病気になってよかったと思います。キレイ事言うなと思う方もいるかもしれません。しかし、これは本音です。

この病気になっていなかったら医療従事者になろうと思わなかったからです。自分が助けてもらったから今度は自分が返していく番だ!と思えました。giveしたいという気持ちが強かったです。ただ、勉強してこなかったので、選択肢が狭くなったのは後悔してます。

断線しましたが、できることをやっていって、何かしら医療業界に貢献したいなと思っています。

闘病中のこと、自分が思っていたこと、やってきたことを書いていこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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