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海外出張100日が毎日在宅勤務になったらこんなに変わっていた

一変した毎日の生活

私だけではないですが、新型コロナウイルス(COVID-19)が流行し始めてから、生活が一変しました。私は特に仕事で海外出張が多く2019年度は年間106日出張していました。(ちゃんと数えました)

それが今では出張も禁止になり、出社も控えるようになり、毎日家で仕事をする(リモートワーク)ようになりました。その違いとはかなり大きなものがあります。

Before Corona
 出社:140日
 出張:100日
 在宅:120日(休日)
After Corona
 出社:0日
 出張:0日
 在宅:365日(休日込み)

簡単に計算すると家にいる日数が、コロナ前と比べると3倍になっています。

私の海外出張はだいたい1週間以内の期間が多く、たまに大きなトラブルがあると3週間、4週間となりました。2019年度で言うと出張回数は年間16回です。このペースで出張を行うと少なくとも月に1回以上はどこかに行っていますし、会社に出社している人からするといない人なわけです。

私の感覚的には隔週くらいで出張に行っている感じで、帰ってきて1週間以内で出張精算と報告書を作成して、次の出張の準備をするというのを繰り返していました。

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会社側としてはなるべく出張期間中に土日を挟まない方が無駄な出費が無いわけで、ベストは日曜に出発して、平日5日間出張先で仕事を行い、土曜に帰国するスケジュールになります。

そんな理由もあって、出張で土日を潰している場合もかなり多く、プライベートも割と削ってきたと思います。

コロナ禍の日常生活から家内の改善

そんな現在は、毎日在宅勤務を行っているため、たまに行く近場での外食以外はスーパーかコンビニに行くときくらいしか外出しません。
(毎朝、朝散歩はしています。)

コロナ前は本当に出張が多く、全然家にいなかったため「なんで家賃払ってるんだろう」と思う月もあった程で、家は、帰って酒飲んで寝る事さえ出来れば良い場所でした。

それが一転今は毎日家にいますし、毎日家のベッドで寝る、毎日家で仕事することになっており、心機一転自分の家の環境整備することから始めました。それも記事にさせて頂いたホテルライクな寝室と、快適なデスクです。

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これらにより、格段に日常のストレスが減り、業務は効率化されています。

運動量が減り、逆に体重も減った

まず変わったことと言えば、毎日の歩く歩数が減りました。これは在宅勤務している方であれば、「あるある」だと思いますが、コロナの始まる前の2019年3月から2020年2月と、始まった後の2019年3月から2020年2月と比較しました。毎日平均7,600歩いていたところ、平均5,300歩になってしまっています。毎日70kcal程消費が減っていることになります。

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良く言われているのが、7,000kcalを摂取すると1kg増えると言われているので、このペースで歩数が減ると、ちょうど100日で1kg増える計算になり、そして1年間で3.6kg増える計算になります。

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1日の平均歩数(2019年3月〜2020年2月)

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1日の平均歩数(2020年3月〜2021年2月)

そこで私はと言いますと、実は3kg程減りました。コロナが始まった4月からジムも退会したり、歩数も運動量も明らかに減っているのですが、それを自分で認識していたことと、毎日家にいるので、朝昼晩の食事が自分の思うようにコントロール出来たことが体重の減少に寄与していると思います。

ちなみに、20才の時から7kg程増加していたので、自分でも減らしたかったのは間違いないです。

それと私の事情としては、やはり出張に行った際は、ホテルの朝食をしっかり食べて昼も向こうで出された物をしっかり食べて夜も外食して、しっかり酒を飲むというサイクルをしていたので、それが無くなったのも大きい理由かもしれません。

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衣服の趣味嗜好が変わる

コロナ前まで会社に行くときはスーツで出勤しており、出張の時はジャケパンスタイルだったり、休日遊びにいくときはプライベート用の服を来ていました。

今となっては、会社に行かない、出張行かない、遊びに行かないため、本当に外出のための洋服を着なくなり、洋服を全然取り出さなくなってしまいました。ワイシャツも全然使わないので、クリーニング屋にも行かなく、使う当もありません。

一方で、毎日家にいるので、パジャマ、部屋着類が大活躍しています。しかも、街に行くわけではなく、近所のスーパー、コンビニに行くだけなので、家でも楽で外出してもだらしくない程度のストレッチが効いた服が重宝していて、これからも欲しい服になります。

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明らかな時間の増加

年間100日出張していると、出張中は自由な時間もあるのですが、実は割と制限されていて、本当の意味での自由時間は少ないです。また、通常通り出勤をしているときも、残業があったため、夜帰ってきて、飯食って、酒飲んだら寝る時間が来てしまいます。

今は、通勤時間とその準備時間が無くなり、往復で2時間自分の時間が増えています。毎日2時間増えるというのは週に10時間増えて月に40時間も増えます。要するに月に丸2日間自分の時間が増えたと言い換えることも出来ます。また、現在は出張も無いので毎日同じリズムで生活し、朝散歩も出来るようになったのと、noteをこんなに更新することが出来るようにもなりました。

自分の運動する時間や、料理する時間、自分に有益な勉強をする時間など、多くの時間を確保出来るようになり、時間が増えたことのメリットは大きいです。

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心身疲労

実際にはメンタル面もかなり落ち着いてきたと感じています。海外出張に行くと少なくとも時差があり、長期で駐在するわけでなく、行ったり来たりするには、体力、気力ともにかなり削られてきます。

1時間時差があるとそれが治るのに1日かかると言われています。7時間の時差があると7日で治る計算になります。

それらでの心身の疲労はもちろんですが、慣れない英語で日常・仕事のやりとりを全て行うには、一字一句聞き逃さずに集中するため、日本語で生活するより何倍も疲れます(ネイティブレベルの方は疲れがないと思いますが)。

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現に、出張中はホテルのベッドできちんと7時間や8時間寝たとしても次の日とても眠く、どうしても疲れが取れている感じがしませんでした。慣れない土地というのもありますが、色々な理由が混ざっていると思います。

結果的には心身の疲労が体に現れてきます。これだけ頻度高く出張に行っていると、どこでもらってきたか簡単に風邪をひいたり目にウイルスをもらって腫れ上がったりと色々ありました。台湾では食当たりも起こし、2020年の2月だったので、コロナをすごく疑われ大変な思いもしました。

無くなった刺激と楽しみ

海外に行くとやはり新しい刺激はたくさんありました。食べたことないものを食べて、聞いたことない話を聞いて、見たことないものを見るのは、新しい刺激となって、面白くはありました。

それと飛行機の機中時間が多かったため、移動中に読んでいた本を読むペースがガクっと落ちました。これからは時間を確保して、なるべく寝る前に読もうと思っています。

機中では、映画も見ており、公開された最新の映画もほとんど見ていましたが、最近は全然見れていません。7時間のフライトで3本見たりもしており、最終的に見る映画がなくなってきて、イタリアのローカル映画を見たりもしましたが、それはそれで面白かったです。

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また、背が高いと飛行機の座席は実はかなりきついものです。さらに私みたいに座高も高いタイプだと、まずヘッドレストが頭に当たりません。肩にヘッドレストが来るため、非常に座り心地が悪いです。かと言って、頭の高さを合わすために、前に腰掛けると、今度は前方の座席に膝が当たって、きつくなります。

日本の航空会社では座れない程きついということは少ないですが、海外に行ったときのローカル線では耐えられないものがあります。なので、毎回チケットを取ってからは常に、「前が広い座席」や「通路側の座席」が空いてないか、空席のチェックを行っています。

でも実は、インターネットが繋がらない飛行機は、本や映画に集中できるので、居心地も良く、夜中の飛行機の中を思い出してはたまに恋しくなります

まとめ

特に私の場合は2019年と2020年で驚く程生活が変わりました。恐らく他の人よりも環境の変化が大きかったと思います。前の方が良かった面もあれば、在宅勤務になったり、自由な時間が増えたりと今が良いことも多々あります。一長一短はありますが、そろそろ花見の季節がやって来るので、みんなで早くどんちゃん騒ぎしたいものですね。

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Kak san プロフィール(自己紹介はこちら
1983年神奈川県鎌倉市生まれ。都内某大学大学院工学研究科修了後、大手電機メーカーに就職。エンジニアとして年間100日の海外出張から急転、365日在宅となり、家内の快適さを追求するため、スマートホーム化、ホテルライクな暮らしを模索し、発信しているスマートホームスペシャリスト(自称)。スマートホーム化に生じる様々な壁を業務で習得した解決能力と改善力で前進させる。趣味はお酒とお笑い。

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