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パートナーシップって何??

1、自分軸手帳部の手帳レッスン

先日、自分軸手帳部内の手帳レッスンに参加した。
テーマは「良好なパートナーシップの築き方」。
運営のえみかさんが自分軸手帳を活用して築いてきたご主人とのパートナーシップを紹介してくれた。
その中で印象に残ったワードに過剰反応し、夫に対して感謝を書くことにものすごく抵抗感を感じたのでここで深堀りしたい。

2,感謝のリストに夫への感謝を書こうとしたが書けなかった

手帳レッスンの中で「当たり前に感謝することで夫にやさしくなれた。
毎日、家に帰ってきてくれることは当たり前ではない。」
と、そう感じたエピソードと共にお話ししてくれた。無事に生きて帰宅してくれてありがとう、ということ。
それに対して私は、チャットで「残業続きの夫に対してイライラが止まりませんが、帰宅することは当たり前ではないとの捉え方は大切ですね」と書き込んだ。

素直にそう思ったのでレッスン後に「毎日、帰宅してくれてありがとう」と自分軸手帳の感謝のリストに記入しようとした。
だけど、書けない!!!

きっと他人軸の私だったら周りの人も書いているし、何も難しいことはないし、書こう!と熟考せずに書いていたと思う。
たった数文字を書けないことに、あれ?なぜ書けないのだろうと思考がとんだ。
突っ込んで考えると、帰宅することに感謝できないのは、残業せずに帰ってきてほしいと相手の行動に介入しようとしている自分がいたからだった。

3,残業せずに育児に参加してほしい私

2022年の春に約4年間の産休育休から復帰した私。この間、長女と次女を出産し、子供たちは3人に。当然、それぞれの年齢で発達段階に差があり、対応の仕方も様々。一律に整列!!!の号令が聞かない子供たちを相手に翻弄される日々がスタートした。

夕方以降の育児コア時間をいかにスムーズに回すのか、試行錯誤の中、ご機嫌に一日の終わりを迎えるための前提条件は、残業をしないことだった。
制度を利用すれば残業は可能だが、「残業しない」選択をしたのだった。それは子どもたちと気持ちよく眠りにつきたかったから。

残業をすると夕方以降のタスクがすべて後ろ倒しになり、お腹をすかせた子どもたちは不機嫌MAX。残業する程、仕事を続けた私は頭をフル回転させてクタクタ。不機嫌withクタクタで負のオーラが漂い、悪循環のコーヒーカップが家のあちこちで回り出す。
止める戦闘員が不足していて各人が力尽きて眠りにつくまで誰かの泣き叫ぶ声が響いているのだ。

一番身近な育児戦闘員のはずの夫は毎日、残業し放題。
9時に子どもたちと就寝する私は何時に帰宅しているのか、把握できない。育休復帰後、何度も話し合い、残業しなくていいよう仕事を調整してほしい、部下に回すなり、どうにか9時までに帰ってきてほしい。と伝えるも1ミリも改善されなかった。
そして夫婦の話し合いの時間は必然と朝になる。
時間に追われ、私が冷静さを最も欠いている時間。毎朝大喧嘩していた。
改善されないのは、私の伝え方が悪いかもしれないが話し合う時間すらない日常にうんざり。

これは、収入がすべてという夫の価値観があるから。
稼いでいない方が育児を担当するのは当然だ。意見があるなら自分と同じ収入を得てから言え、とのこと。 
 
なんも言えんわ!!!
フルタイムで復帰したら私のキャパでは最悪の事態が起きるわ!!!

4,これからどうしたいのか

5月末には「帰宅してくれてありがとう」と書けたらいいと思うが積極的には書かない。死んで帰宅してもいいのか、ということではない。

書けないという根底には「悲しみ」がある。
これだけ助けを求めているのに、収入が多いことを振りかざし、協力してくれなかった。理解されない悲しみ。

この悲しみを浄化できたときに書こう。
どうやったら感謝へと置き換えることができるのか、探す旅の始まり。

平日の夕方以降の育児要員から夫を排除した。
頼ろうと思うから答えてくれないことが苦しいのだ。
えみかさんの「他人と過去は変えれない。変えれるのは自分と未来だけ」との言葉が悲しみを癒してくれている。
未来は選択できるのだ。


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