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日本とパレスチナの壁を越える。高校生が作り出した演劇「壁と壁」

ゴールデンウイークにオンライン上映された「壁と壁」。

日本とパレスチナの間にある”よく知らない”という高い壁を、越えたいという思いで制作されたそうです。

あらすじ(勝手要約)
日本の高校生Ryuseiは父親がパレスチナに出張に行くことが決まり、もやもやを抱えている。クラスメートは「危ないところ」「暗いところ」だという。もし本当だったら?ありのままのパレスチナを知るため、超能力を持つ友人Yunaは壁を越えてパレスチナへ向かう――

20分ほどの脚本のなかに、すんなり話に入っていける設定とこちらに伝えたい情報が詰まっていて、パレスチナ側の撮影シーンも必要十分になるように練られたんだな、ということがとてもよく伝わってきました。リアルな生活音には郷愁を誘われますので行ったことある方は注意。

監督の林さん自身、企画の立ち上げ時、パレスチナに対して偏見を持っていたと気づき、街頭アンケートを通して町の人も同様に実際とは異なるイメージを抱いている事実を知ったそうです。


一方で、明るいイメージを持っている人もいるらしいことがわかりました。

「例えば、パレスチナの人たち、甘いものが大好きとか・・・!」

劇中の台詞です。見たことのない場所にそんな想像力を働かせるのはすごいことですよね。

私も行く前からパレスチナの人たちの優しさや空気感を知っていた訳ではないし、同じように偏見も持っていました。

でも?

エンドロール(Day2の動画の最後です)まで丁寧に作られているので、どうぞ最後までご覧ください。

日本とパレスチナの間には高く、分厚い壁がありました。
それに僕は楔を打ちました。


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架け箸はこれからも継続的にパレスチナを訪れ、日本に出回らない生の情報を発信したいと思っています。いただいたサポートは渡航費用や現地経費に当てさせていただきます。