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Happy Earth Day!4月22日は世界的に地球を祝っちゃう日です、規模感が大きい。アースデーは地球環境を守ろうよという運動が盛り上がり、アメリカで何十万人単位のイベントが開催されたことを記念して、地球のことを考えるための日、として設けられました。それが毎年この日で、この前後に日本各地でもたくさんのアースデーが開かれますね。

地球にやさしいってなんだ?

さてアースデーは環境保護という観点から生まれた日ではありますが、私はそこに限ることもないのかなと思っています。「地球にやさしいこと」を紐解くと、他を尊重して、力に訴えないあり方なんじゃないかと思っていて、これって社会のほかのあらゆる側面にも言えることだなと。アースデー発祥のアメリカでは人権問題がこれ以前に盛り上がりをみせ、ある程度欲求が果たされて視点が環境に移ったとも言われてるようですが、世界的に見てですよ、人権問題なくなったーよかったーーとはなってないじゃないですか。むしろ人権がほっとかれているケースはごろごろごろと…。だから、アースデーの根本にある哲学を広く利用して、普段私たちがしてしまっているかもしれない他にやさしくないこと、力に訴えていることに目を留めることはとても意義があると私は思います。

情報を集めるには?

とはいえ自分の行動がどんな風に環境や動植物、他の人権を傷つけているのかなんてなかなか見えないですよね。私もそういうことを気にしだしてからまだ2年ほどですが、情報収集にはいつも困ります。ひとつのツールとして、今日アースデーにはオンラインで情報発信をしている団体もたくさんあると思いますから、「エシカルな暮らし」なんかで検索すれば色々見られて良いでしょうね(*'▽')(実際まとまったインタビュー記事も出てきました。末吉さん、お話が分かりやすいし熱くて素敵な方です。

架け箸のパレスチナの文脈で考えると・・・?

例えば日本の大企業が、実はパレスチナの人たちへの空爆に使う武器の一部を生産していたり(武器そのものというより技術の応用や後方支援。でも要は加担してしまっている)、そこに私たちが投資したりお買い物したりしています。私たちの預貯金を預けているところがアメリカの国債を買占め、そのお金が軍事費を支えているという事実もあります。この軍事費は中東政策にも割かれますよね。あるいは、輸入食材を購入するとき、「イスラエル産」と表記されている製品が実はパレスチナ産だというケース(パレスチナで作られたという事実を消されてしまう)や、本当にイスラエル産なんだけれどもそれは水資源を占有して、田畑を奪った上に生産された、ということもあります。そしてマスメディアを楽しむとき、私たちは切り取られた情報だけを与えられているかもしれません。悪気はなくても、それで情報の全部だと思っていることで、本当にその渦中にいる人たちに「自分たちは忘れられているんだ」と思わせ、傷つけている。そんな構図は悲しいけれど社会問題の性でもあります。

エシカルをお試しするのにいい機会のアースデーの今日。他を尊重して力に訴えない暮らし方を、架け箸はパレスチナを応援する面からも、地球にやさしくありたい面からも、考えてみたくなる日でした。

☆こうした観点から、日本とパレスチナのエシカルを繋ぐオンラインの会もやっています。

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架け箸はこれからも継続的にパレスチナを訪れ、日本に出回らない生の情報を発信したいと思っています。いただいたサポートは渡航費用や現地経費に当てさせていただきます。