見出し画像

SNS映えから卒業!印刷して変わる写真の見え方

みなさん、こんにちは!!

自分の撮影した写真って普段どうやって見てますか?
ほとんどの方がスマホやパソコンで見る機会がかなり多いと思います。

私は長らくデジタル画面でしか写真を見ていませんでした。
写真を印刷して出てきた写真の汚さに驚いた体験を書いていこうと思います。


天候などの条件が異なるので何とも言えませんが、このように写真表現が変わりました。

SNS映えを意識していた時の写真
現在の同じところでの最新の写真

SNS映えを意識していた時

カメラを買って数年間は、撮った写真はスマホやパソコンの画面で見るのが当たり前で勉強するにもSNSをメインに勉強をしていました。

撮った写真を、
友人に配ったり、SNSにアップするのがゴールだったので「映え」を意識して撮影編集していました。

  • 明瞭度マックス!輪郭くっきりクッキリ!

  • 彩度アップ!原色感たっぷり!

  • コントラスト強め!めりはりバッチリ!

そんな感じで、画面上の数秒間だけ沢山の人から目を惹く「映える」写真を作ることに必死でした。
この時の自分は、「すごく綺麗な写真!」って思っていました笑。

印刷した時の写真の汚さ

ある日、
プリンターを貰う機会があり、写真も綺麗に印刷できるそれなりにいいプリンターだったので、A4サイズで写真を印刷してみました。

出てきた写真を見て汚さに衝撃を受けました。

  • 色がおかしい: 画面で見たときの鮮やかさが消えて、なんだか不自然。

  • 彩度や輪郭がキツイ: 写真が眩しく、写真の輪郭で目が痛い。

  • 全体的に疲れる: 長時間見ていられない。

この経験が、編集などを見直すきっかけとなりました。

印刷して学んだこと

印刷を意識して写真を編集するようになりました。

  • 編集の見直し: 極端な彩度上げや、露出の明るい白つぶれはしないようにする。

  • 目に優しい写真: ディスプレイや印刷した写真を長時間見ても疲れない編集をする。

ゴールが変わったことで見る目が変わった

最終的な写真のゴールを印刷した作品にすると、書店で売られている写真集やチュートリアル本も見る目が変わるようになりました。

インフルエンサーが出している写真集や、大物写真家の出している写真集ではやはり見ていて心地よさが違うなと思います。

大物写真家やナショナルジオグラフィックのカメラマンの撮影した写真は長時間見ていても疲れないのに対して、
SNSでフォロワーが多い方が出している写真集やチュートリアル本はお世辞にも長時間見ていられないものが存在している事に気づきました。

SNS映えを意識していた過去の自分は、この見ていて疲れる写真へのチュートリアル本に興味があったのも事実ですし、SNSで写真を載せる機会が多い今では求められているジャンルの1つである事も事実です。

編集を変えていくことで結果として、
SNSで「いいね!」をたくさんもらえる写真ではなくなったかもしれません。
画面でも印刷しても、長く眺めていられたり、写真を部屋に飾っても浮かなくなった事は自分の中で大きな糧となりました。

印刷を意識するようになって、私の写真は確実に変わったと思います。

もちろんデジタルでの表現にも良さはあります。
最終的に「紙で残す写真」を意識することで、新たな面白さに気づけました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?