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10回目の転職。マネーフォワードで宇宙へ行く

6年働いたSansanを辞めて早1年。スタートアップ何社かで働きながらも、どこか以前のような情熱を取り戻せずモヤモヤする日々。正直、盛大に空回りしていたと思う。
そんな状況を打破しようと、俗世を離れひとり大峯奥駈道なんかを歩いてみたりもしたけれど特に変化はなかった。単なる修行だった笑

10回目の転職活動

結局フリーランスとは名ばかりの無職に転生し、就職活動を始めることに・・・。10回近く職を変えたりしていると社会保険の切り替えや失業保険の申請などは慣れたもので、ハローワークや役所での立ち振る舞いは完璧だった。100点。

入社前に実際に働いてみる

今回の転職活動では「入社前に実際に働いてみる」がマイルールでした。
実際に複数社で体験入社をさせてもらい、長いところだと数ヶ月ほど働いたケースも。いま振り返るとこの体験入社は本当にやって良かったと思う。つくづく外から話を聞いているだけでは確かな情報は得られないものだなと。ファクトが欲しければデスクを離れろです。

感謝

今回の転職活動を通して、私のわがままに快く応えてくださった企業の皆様本当にありがとうございました。NDAの締結や社内調整、受け入れなど、とんでもないコストをかけてしまったと思います。この場を借りてあらためて感謝申し上げます。

必要だったのはミッションへの強烈な共感

結果マネーフォワードに入社することになるのですが、出会いや決め手となった出来事も書き留めておきます。

マネーフォワードとの出会い

マネーフォワードとはCPO室長の広瀬さんから声をかけていただいたことがきっかけで、ここ1年ほどゆるく連絡を取り合うようになっていました(お酒を酌み交わすようになっていたとも言う)。

プロダクトを方向づけるのは会社のミッション

例に漏れずマネーフォワードにも無理を言って体験入社させてもらったのですが、その時のとあるプロダクトデザイナーさんの一言が転職の決め手になりました。
「単に業務効率だけを目的にしたデザインにはしていないんです。ユーザーの人生の豊かさにつながる体験になっているかどうかも、マネーフォワードではとても大切にしているポイントなのです」
マネーフォワードが掲げるミッション「お金を前へ。人生をもっと前へ。」が、この一言に凝縮されていると感じました。そしてプロダクトを方向づけるのは会社のミッションだとあらためて気付かされる瞬間でした。
人生が前進するUX?とっても素敵じゃないですか!自身も含めたあらゆる人の人生をもっと前へ進めたい。そうだ!これだったんだ!

マネーフォワードで実現したいこと

1. 国産SaaS最速でARR1000億

「最速で」というのがポイント。おそらく数年以内に何社かこの1000億という数字を達成しますが、やるからには自身がいちばん先でありたい。マーケットを独占したいという考えは全くなく、みんなで切磋琢磨した結果幸せになるユーザーの総量が最大になれば良いと思う。

2. グローバルマーケットでPMF

日本国内に留まらず、よりたくさんのユーザーにプロダクトを利用してほしいという思いは当然ありますが、悔しいという気持ちも強い。SalesforceやServiceNow、Box、Slack等々、日本で当たり前のように業務利用される海外産ソフトウェアプロダクトは数多くあるが逆はほとんどない。自身のビジネスマン人生において日本のものづくりが世界でも通用することを証明したいし、日本を盛り上げたい。それが次の世代への責任だと思う。

3. 宇宙へ

人生で稼いだお金は「宇宙に行くために使う」と決めている。そういえば小学生の頃の夢は宇宙飛行士だった。ビジネスとして宇宙事業に進出するかどうかはまた別の話ですが、例えもし「宇宙事業にチャレンジしましょう!」と僕が言っても代表の辻さんは鼻で笑うことなく話を聞いてくれると思う。
マネーフォワード流に言うと「地球を前へ。人類をもっと前へ。」かな。志は高く、いつもワクワクしていたい。宇宙いくぞー!

自己紹介

Jun Kato / 加藤 淳
株式会社マネーフォワードのプロダクトマネージャー。クラウドERPとFinTech領域を担当。
バックグラウンドはソフトウェアエンジニアで、20代はto Cマーケットを中心にスタートアップを転々としコードを書く毎日を送る。30歳を迎えた頃プロダクトマネジメントを志し、レバレジーズでHR領域の新規事業立ち上げを経験したのち、SansanとMNTSQの2社でBtoB SaaSプロダクトのVPoP(VP of Product)を経て、2024年8月マネーフォワードに入社。
IT以外にレコード屋店員、司法書士助手といった職歴もあり。アジャイルソフトウェア開発実践者。

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