夢の続き / 07月の海外協力隊オススメnote [Lab #018]

noteで活動や現地の様子を発信しているJICA海外協力隊有志による共同運営マガジン『海外協力隊note』。昨年10月に創刊して、私含めて23カ国・地域29名の隊員が参加。コロナの影響で隊員は一時帰国していますが、日本でできる活動や任国の情報など、それぞれの思いとペースで発信を続けています。

Dream a Dream

今月は『海外協力隊note』のライターたちの重大発表が続いていますが、少しアマノジャクに、その話題は来月に取っておこうと思います。

ラオスの[🇱🇦海外で働くある小学校の先生の話🇯🇵]さんの記事。ヘアドネーションを「やってみた」ではなく「やってみたかった」お話。活動のことであれ、暮らしやレジャーのことであれ、現地でやり残したことがある隊員は少なくないかもしれません。「いつか」が当たり前のように来ること、来ると信じていたことが実はとても幸せで、危ういことだったのかと、ささやかながら考えさせられるエピソードでした。

多くの隊員の多くにとって1つの転機となったであろう今月ですが、束の間のモラトリアムのような一瞬の無重力のような感覚のままに、ピックアップしてみることにしました。

厳選記事

タイトルから夢、夢書いていますが、まずは文字通り地に足のついたセネガルの[Ami]さんの記事。一時帰国後、ふとしたきっかけでイチゴ農家で活動をされています。ケースいっぱいに敷き詰められたイチゴ、餞別されパック詰めされるイチゴ、個性豊かなイチゴ、イチゴ、イチゴ。イチゴ一粒一粒に込められた農家さんの手間に感謝。

ジンバブエの[雑貨屋 タナツァ]さんの記事。アフリカ雑貨を扱うオンライン雑貨屋をオープンされました。素晴らしい!『「かわいい」が大切』という主張に共感。「伝えない」ということもデザインなのかと、素人ながら勉強になりました。「かわいい」を「素敵な出会い」と結びつけるのも面白いと思いました。

中国の[サファー]さんの記事。現地での当時の活動を選り抜きで紹介されている中のエピソードの1つ。現地で生活していると、ミスコミュニケーションやカルチャーの違いや、時には全く理不尽に、タフな経験をする日もあると思います。そのたびに自分もタフになったと思って、次の日を迎えていたのを思い出しました。

セントビンセントの[yuki oka]さんの記事。FMもなかという海外や異文化をテーマに主に協力隊の現地生活について雑談する人気のポッドキャストが1周年を迎えられました。おめでとうございますー。ポッドキャストの独特の「ゆるさ」のヒミツなど、さすがと唸らせる内容です。オフ会やってほしいです。たぶん参加します。

ケニアの[Shibayan]さんの記事。ケニアの協力隊仲間がリモートで誕生日を祝ってくれた話。どうも誕生日は口実で、それぞれが次のステップを歩み始めた中で、未来を語り合って盛り上がったそうです。「いつか世界を変える力になる」。協力隊はゴールではなくスタートだと思い出させてくれるエピソードでした。

今月の一曲

思いつきの新コーナー「今月の一曲」。なつかしい映画「ネバーエンディングストーリー(The NeverEnding Story)」のテーマソング。映画はNetflixでご覧になれます。原作もぜひ。8月も頑張りましょう。

***

ご紹介した他にも面白い記事がたくさんありますので、今後とも共同運営マガジン『海外協力隊note』をよろしくお願いします。購読無料です。また、協力隊で参加してくれる方も、引き続き絶賛募集中です。コメント欄にコメントいただくか「クリエイターへのお問合せ」からメッセージをお寄せください。

【マガジン参加者の派遣国】23カ国・地域
インドネシア共和国、エクアドル共和国、エチオピア連邦民主共和国、ケニア共和国、ザンビア共和国、ジャマイカ、ジンバブエ共和国、セネガル、セントビンセント及びグレナディーン諸島、タンザニア連合共和国、中華人民共和国、チュニジア共和国、ドミニカ共和国、パナマ共和国、パプアニューギニア独立国、ブータン王国、ペルー共和国、ボリビア多民族国、マレーシア、モロッコ、ヨルダン、ラオス、ルワンダ共和国。※五十音順


この記事が参加している募集

note感想文

ご覧いただきありがとうございます。よろしければ「スキ」ボタン(左下のハートマーク)をクリックしていただけますと執筆の励みになります。noteアカウントをお持ちでない方でもクリックできますので、ぜひ。