オンラインでもすぐ3人で悪巧みをしよう
はじめに
新しい時代のコミュニティ本として話題の佐渡島さんの WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.を読みました。
コミュニティについて考えている上で、同じことを考えている!という場所にブックマークをはります。
#WALBNA ページ数
まだ購入されていない方も多いので引用は最低限にしますが、合わせて読んでいただけるといいかなとおもいます。
今回はこのあたりを参照ください。
#WALBNA P182
”イメージが固まる前に共有しない”
”メンバー探しは直感でOK”
さて、本題にはいります。
オンラインでも3人で悪巧みをしよう
というのが今回のテーマです。
僕のW3理論は「悪巧みは3人」の略なのですが、オンラインでもやっぱりさっさと3人になって良かったという事例を今回は書きます。
もともと、この悪巧みは3人でやろうという考え方は、飲み会やパーティーのすみでこそこそと話をして企画がうまく行った経験から思いついています。
実は、オンラインでも同じことができるのではないかと考えて最近かなりいろいろなオンラインの場で実験をしています。
僕とSNSでつながっている人は、最近いきなりFacebookメッセンジャーグループに招待されることが増えてびっくりしていると思います。
Facebookとslackでのオンラインでの悪巧みをした事例をご紹介します。
・FacebookでもW3理論
とある友人のFacebook投稿のコメント欄からの悪巧みです。
1人目 :「XXXやりたいな」
2人目(僕):「やりましょう」
3人目 :「いいですね」
この段階で、僕はさっさとこの3人まとめたメッセンジャーグループを作りました。
1人目の、そのやりたいという思いがある状態ですぐに、小さく企画のコアをこねこねします。何がやりたいのか、誰に向けてやりたいのかなど、まとまっていない段階で大風呂敷を広げてもらいます。
オープンな場では出しにくい突飛なアイデアも信頼関係のあるクローズドなメッセンジャーグループでは自由に意見を出すことができます。
そもそもFacebookのコメント欄で、こういった形ですぐ反応する人は、価値観があう人です。しかもFacebookでもともと知りあいですので信頼関係もあります。
すぐにチャットが盛り上がり、幾つかのアイデアは却下され、それでも言い出した人が十分にやりたい内容がまとまり、数時間後には企画ができました。
企画ができたらFacebookの元のスレッドにその内容を投稿しました。するとその企画に乗っかってくれる人がでてきます。結果として、無事やりたいことが実現できる流れになりました。
Facebookは多くの人が友達だけ参照の設定にしていると思います。それでも、100人以上つながっている人がおおいです。
そういった環境で、スレッドでそのまま議論を続けると価値観の異なる人から横やりが入ります。
せっかくやりたいと思いが芽生えたのに、それは避けたいです。
企画なんて最初はつっこみどころが多いものです。その段階で人の目に晒してしまうとぼろぼろになってしまいます。まずはコアができるまではできれば3人でクローズな場を作ります。
facebookはメッセンジャーですぐチームができるので便利です。
・SlackでもW3理論
こちらも最近の事例です。
20人ぐらいで実行する、あるテーマの勉強会のSlackが立ち上がりました。
ところが、テーマに賛同して集まったはずなのですが、あまりもりあがりません。
テーマのオーナーが投稿するのですが、参加メンバーの反応がわるく、投稿にたいしてのリアクションがほとんどない状態です。
実は、テーマが先に決まっていてそこに公募のような形で集まったチームなので、ほとんどお互い参加者同士がだれだかわかっていません。自己紹介などはやってみたのですがまだ反応が鈍いです。
テーマ型のチームは編成された初期がノリがいいはずです。その良いフェーズでリアクションが薄いままだと場が死んでしまいます。
もともと、slackはリアクションやコメントがやりやすいツールです。それでも反応しないという人たちは、仮面をつけて腕組んで遠巻きに眺めている感じがして不気味ですらあります。
そこで、主催者にノリの良い人を2人選んでもらいました。
決めたのはテーマのオーナーのノリです。その選ばれたメンバーで、プライベートチャネルをつくって、3人+アドバイザーの僕という場を作りました。
その閉じられた空間の中で、オーナーが素直に「盛り上がらなくて困っている、ノリが良さそうだったので手伝ってほしい」ということで意見を求めました。
そうするとそれまで全体ではコメントをしていなかった2人もどんどん意見がでてきます。
なにが違うかと言えば、それは小さいグループでお互いに顔が見える存在になったからです。
3人でコネコネしたアイデアを全体にもどすことで、勉強会のSlackも盛り上がりました。
最初に書いたとおり、もともとの事例は飲み会とかパーティーで膝詰めてこそこそ話しているのがこの考え方のきっかけなのですが、オンラインでも3人でクローズドなチャットルームを作ることで同じ効果を得ることができます。
ぜひ、全体に投げかけても反応がないなーと思ったらノリで2人選んでクローズドなグループで悪巧みを始めてみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます! ビールを1杯奢る感じでサポートいただけると嬉しいです。