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スタートアップ経営者の器と能力を高めるためのNotion活用法

スタートアップの成長の天井を決めるのは良くも悪くも経営者の器と能力です。
そのため、スタートアップ経営者はそれを磨くためのある種のアスリートさが求められます。

そして、優秀なアスリートは自身の器と能力を磨くための「戦略と仕組み」を持っています。

この記事では、自分が普段行っている自己開発のルーティーンのうち、Notionを活用しているものを切り出して紹介しようと思います。

(なぜわざわざNotion活用に絞っているかというと、Notionテーマで優秀なPMやBizDevを採用したいという邪なる気持ちからです!この記事を読んで少しでも弊社に興味を持ってくれた人はぜひ気軽にご連絡下さい!)

自己の学び管理

自分の考えやスキルを成長させるにあたって、「復習」はとても重要です。

人は忘れる生き物。
学んだ知識の反復や、その中で得られた知恵や知見への立ち返り、失敗から学んだ反省の反芻を通して、自分の中に根付かせたい考えや知識をしっかりと積み上げていくというのを毎日行っています。

そのために有効なのが、Notionで作成する「学びのプレイリスト」です。

日々の中で得た学びや自分の中に根付かせたい考えを以下のようにNotionのリストに追加していきます。

そして、そのリストを上図のような重要度ソートをしたり、下図のようなカテゴリ別に表示したりしながら毎日見返します。

その中でも毎日意識したい内容は「Bible」タグで一番上に出るようにして、毎日見るようにしています。

以上のようなリストを毎日見返すことで、自分の中で核としたい思想に毎日立ち返って自身の器を強くし、かつ学びや失敗を見返すことで着実に昨日より優れた自分になろうとしています。


読書管理

読んだ本と、読みたい本(これがポイント) も全てNotionで管理するようにしています。

読んだ本はギャラリーで一覧できるようにしており、

読んだ本の中身のページには、概要、特に印象的だった内容、そこからどういったアクションを取るべきだと思ったか、を記載しています。。
そして、その中でも得に重要だと思ったものは、前述の「Learning Database」に転載していき、定期的に見返します。

「Learning Database」に移さない内容でも、定期的にこのBook Listのページを開いて見返したり、仕事で必要なタイミングで見返しています。

特に、MTGの中で「そういえばあの本の内容が突破口になりそうだな」と思った瞬間に検索して内容を引っ張り出して使えるので仕事のレベルとスピードも上がります。

また、読みたい本も以下のようにリストで管理しています。

なぜ読みたい本の管理もしているのかというと、「読書は残りの人生で読める冊数という限られたリソースを膨大な本の中のどこに集中投下したら自分が一番成長するかというゲーム」だと捉えているからです。

自分の場合は今30歳なので、バリバリ現役として働ける残りの30年の人生で「精読」できる本は約1500冊。
したがって、その1500冊をどの本に割り当てるかを戦略的に選択できるように、リストで本のジャンルや難易度のレベル、自分の何の問いを考えるための本なのか(ここが重要なので後述します)などのプロパティを付与しながら管理しています。

※ 他の理由として、もともと自分は本屋に行く度に膨大な書籍の数を前にして、自分が読める本の数との差に絶望するという良くない反応をしていたので、そんな自分を冷静にするために、このブックリストの本だけに集中すれば良い状況を作ったという背景もあります。

上記のようなリストを作るにあたって、Chromeの拡張機能である「Save to Notion」が非常に便利です。


「Save to Notion」を使うと、ページのタイトルやURL、画像をクリッピングしてくれながら、その場でプロパティを編集することができます。

こうして読書リストに本のジャンルやレベルも記載しておくことで、読書のジャンルが偏らないようになり、かつ自分が詳しくないジャンルでいきなり難しい本から入ってしまうことを避けられます。

さらに、この本は自分が抱えているどの問いに答えるための本なのかをタグ付けすることによって、無為な読書にならずに明確に自分のテーマの考えを深めるための読書ができます。

ちなみに自分が今現在持ち歩いている問いは以下になります。


自省録

さいごに、自分と毎日自己対話するためにNotionで日記をつけています。

非常にパーソナルな内容が含まれるので中身は見せられませんが、以下のようなテンプレートを登録しており、1日の振り返りと明日のテーマを決めるというのを毎日仕事から帰る前の時間で行っています。

自身の良かったアクションを自己承認して強化したり、反省したり、学びを書き綴ったりという自己対話を通して自分自身を強化するように努めています。

さらには前日に次の日のテーマや大まかな片付けるタスクを決めておくと、次の日に全力を出しやすくなるのでオススメです。


さいごに

こうしたある種ストイックな習慣を続けられているのは、MESONというXR Creative Companyを通して人々の体験や可能性を拡張するというチャレンジがとても面白く、そのために自分をもっともっと強化していきたいとピュアに思えているからです。

MESONのそうしたチャレンジに賛同してMESONメンバーとして一緒に未来をつくっていく仲間を募集中なので、下記サイト、もしくはTwitterからぜひ気軽にご連絡頂けますと幸いです!

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