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ケアマネの通院同行パート①

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今日はタイトルの通り、ケアマネの通院同行について書きます。

私もケアマネとして病院受診には度々同席したことがあります。ただ、この「通院同行」には思うことが多いので何度かに分けて書いていきたいと思います。

2021年4月に介護保険改正があります。


そこでこれまでケアマネには全く報酬のつかなった
「受診同行」に初めて加算がつく事になりました。

「えっ!?どういうこと?」

と思われる方も多いと思いますが、これまでケアマネは利用者の病院受診に同行しても1円の収益にもならなかったのです。

「それも仕事でしょ?」と思われる方は是非私が書いたケアマネの仕事を簡単にまとめた記事を見て頂けると嬉しいです。


そもそも、利用者が病院受診するときにケアマネが同席しなければいけないという決まりはありません。

利用者が自ら必要に応じて病院受診をすれば問題ないです。もしくは家族が同席して受診する。これでOK。

ではなぜこれまでケアマネが利用者の受診に同行することがあったのか。
理由を2つあげたいと思います。


①利用者が病院受診に一人で行く事が出来ないから
②主治医から利用者の支援に対して指示や助言を得るため


①をするケアマネの心理として「金銭的に余裕がない利用者がヘルパーを利用して病院受診するとお金が掛かるからケアマネが連れていく」などなど。

ただ、これは好ましくない!


本来ケアマネが病院に連れて行く必要はないのです。なので、担当が代われば後任のケアマネはその利用者を連れて行くことはしません。そうなった時に困るのは誰ですか??利用者です。

お金がなくて病院に行けなかったとしたら、それでも定期的に受診できる方法を考え受診できるようにするのがケアマネです。

自ら動いて何とかしようとする熱血漢ケアマネはその時は感謝されど、それが本当に利用者の為には繋がりません。

そして、今回加算として評価に繋がったのは②だと私は思います。

利用者の持病や体調の経過をもとに、主治医と連携を取って生活に対する指示や助言をもらう。それをサービス事業者と共有して、利用者の日々の生活に役立てる。

まずはケアマネがその加算の意味を理解する必要があると思います。


まとめ


今回は通院同行に加算が出来たよ。そして、その加算の意味は「ケアマネが受診に同行することだけに対する評価ではなくて、主治医と連携を取ってケアプランに活かす為だよ」ということを書きました。

上手く伝えるって難しい!!何度も書き直して読み直して、今はこれが限界…。もっと上手く書きたいっす!

次回は私がとある利用者の受診同席を月1回7年間続けた理由とそこで得た経験を書きたいと思います。

それがあったからこそ今に繋がっていると思う経験です。

ではまた!!

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