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【医療連携】ケアマネの心がけ!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今回は私が最近経験したことを書いてみたいと思います。

医療連携に関することになりますが、先日私が担当させて頂いている利用者の件で訪問診療の先生と「良い連携が出来たな~」と思ったのでシェアしたいと思います。

私はケアマネジャー歴11年目になりますが、病院が母体の居宅介護支援事業所で働き続けているので病院や訪問診療との連携は比較的得意な方だと思います。

ケアマネジャー(以下:ケアマネ)は「医療職」の方達とのやりとりに苦手意識が強い方が多い印象です。

この記事は
・(新人)ケアマネさん
の参考になるように書いていきます。


そもそもケアマネの多くはなぜ医療連携が苦手と感じるのか?


これは私見になりますが、まずケアマネ自身に医療的な知識がないこと。そして知識がないことに対して医療職は「えっ?!そんなことも知らないの?」と言わんばかりの圧力を放つことが少なくない…。

それでも最近は少なくなりましたが、10年前の看護師・リハ専門職は本当に厳しかった。ちょっとでも知識のなさやオドオド感を出してしまうと「ガブっ」とやられんばかりにオーラを放たれました。

その経験を経て今の私があるので、今では大変感謝していますが当時はきつかった…。とあまり思い出話に花を咲かせるわけにもいかないので本題に戻します。

ではどうしたら医療連携は上手くいくのか?

私が思うに医療職の方は皆さん「命を預かっている」という認識が強くプロ意識も高い。なので本気で関わっていない感が見えると威圧されます。

であれば、ケアマネも本気になればいいだけ!簡単です。

本気で利用者のことを考えれば、医療的なことも知りたいと思えます。私はわからない事は自らネットで調べ、その上で医師や看護師、リハ専門職に確認していました。

要するに「医療が苦手」と決めつけて避けるのではなく自分からどんどん知識を得るための努力やアプローチをしていきましょう。

何もないところから調べるのは難しいですが、利用者を通して調べるのは意外と簡単ですし利用者に対してであれば質問もしやすいです。

例えば「〇〇さんは脳梗塞。脳梗塞って何が原因で起こるんだろう?」という疑問があればまずは自分で調べる。その上で医療職の方に直接伺う。

これで知識は積み重なります。


では今回どんな連携が上手くいったのか?


前置きがかなり長くなりすみません。

医療連携の苦手意識を克服している私(笑)は訪問診療のクリニックさんとはチャットを通して随時情報共有をしています。

そして数日前から様子が少しおかしいと通所サービスから報告を受けていた利用者についてその内容を訪問診療へシェアしました。

これも、この時だけの報告ではなく定期訪問の際に感じた変化なども気になることがあれば随時報告をしていました。

すると主治医もそのコメントに対して気になる点や次回訪問する日時などを教えてくださっていました。

今回は数日の間で普段とはだいぶ異なる様子が見受けられていたので、前日に私が訪問する時間を報告しました。主治医からは「状況が心配なので可能であれば検査が出来る病院へ繋ぎたい」とコメントが来ていました。

家族背景も少し複雑で家族に理解を求める必要がある利用者でもあります。当日私が訪問し本人と面談するとやはり気になる様子が見受けられました。

その様子を踏まえて家族へ病院受診を促すも「もう高齢だからね。どこをどう検査する必要があるの?」などと渋る家族。

病状や検査の個所などは私からは答えられず…「とにかく主治医の先生に来て頂いても良いですか?」と伝えしぶしぶ了承を頂き電話を掛ける為に外へ出ると目の前に先生が!!

これほどドンピシャなタイミングで来て下さるとは思ってもいなかったのですが、小まめに連携を取り家族背景なども共有していたからこそ出来た最短最速の連携劇だったと思います。

その後MRI検査の出来る病院へ主治医から紹介状を書いて頂き受診した結果、硬膜下血腫の診断を受けました。

日頃から主治医との連携を臆せず行っていたこと、情報を留めずに共有していたこと、訪問についても報告していたこと全てが噛み合い結果に繋がりました。


まとめ


医療連携を行う上で大切なことは

・苦手意識を持たないこと
・情報は平時から共有しておくこと
・医療に対する知識を自らも知る努力をすること

だと私は考えます。

医療・介護はお互いに歩み寄る時期にとうに入っています。

是非お互いに苦手意識を拭って、分かりあう努力をして距離を縮めていきたいですね。

今日も最後まで読んで頂きありがとうござました。

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今日はこの辺で。

ではまた!!

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