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2024年の振り返りと、2025年の抱負

どぎーです。
ゆめみという会社で Android アプリエンジニアとして働いています。

本年2024年は、犬吠埼で新年の抱負を叫んでスタートしました。

2025年もどこかで叫ぼうという話が出たのですが、ふと思い返すと、その当時何を叫んだのか全く覚えていませんでした。

幸いにも『2023年の振り返りと、2024年の抱負』というタイトルで記事を書いていたので、おそらくこんなことを叫んでいたのだろうということは発掘できました。

言葉に残しておく大切さを実感したので、今年も1年後の自分に向けて、記事を書いておきます。

年末最後の大仕事、カロリーえぐい😇


2024年の振り返り

同期に誘ってもらい、サシで2024年の振り返りを行いました。

かつたろさんが用意してくれた FigJam のフォーマットを使わせていただき、事前にふせんをぺたぺたして、ハドルで話しながらふせんを眺めていきました。

気付きに溢れた最高の時間で、なんだかんだで5時間ほど話していました笑

Google カレンダーや社内 Slack を遡って、ふせんをぺたぺた

振り返ってみると、2024年を次のように整理できました。

  • 【1~3月】やりたいことに集中できずキツかった

  • 【4~6月】やることを絞れたけど、なにか物足りずモヤモヤ

  • 【7~9月】責任が大きい役割につけて、プロジェクトに没頭した

  • 【10~11月】そう簡単にはうまくいかない

  • 【12月】いろいろ好転‼️

それぞれの期間ごとに振り返っていきます。

【1~3月】やりたいことに集中できずキツかった

2024年は「プロジェクトに集中したい」と考えていたものの、その想いをなかなか実現できず、この期間は精神的にキツかったです。

当時、2023年から企画されている他社さんとの勉強会や、新卒メンバーを迎える社内行事の企画が走っていました。

また、学生時代の友人と執筆を始めた、情報Ⅰの単語帳も佳境に差し掛かっていました。
スケジュールが遅れ、編集者さんにはたくさん迷惑をかけてしまいましたが、なんとか出版まで漕ぎ着けました。
大変貴重な経験をさせていただき、編集者さんには感謝でいっぱいです。

せっかくなのでリンクを貼っておきます😎

2023年から友人と定期的に共催していた LT 交流会も続けていました。

これは3月に「やめる」という決断をしました。

エネルギーを注げておらず、友人にも自分にも不誠実だと思ったためです。
心苦しい思い出ですが、やめたおかげで他のやりたいことに集中できる余白が生まれたため、今振り返ると良い決断だったと思います。

一緒に走ってくれ、言いにくいことも伝えてくれた友人に心から感謝です。

そんなこんなで2023年から続いていたことが落ち着いて、「やっと俺の2024年が始まる‼️」と思いました。

ゆめみでは、元々所属していた Android ギルド(部署のようなもの)に加えて、デザインギルドにも所属し始めました。
その後すぐに、プロジェクト A のデザイナーチームにもジョインでき、ワイヤーフレームを作成したり、UI デザインをしたりする機会にも恵まれました。

元々は「UI デザイナーになりたい」という思いでデザイナーチームの門を叩いたのですが、今ではその気持ちは全くありません。
むしろ、エンジニアとデザイナーのコラボレーションに関心があったのだと気付けました。

また Figma の勉強のため、個人アプリの UI デザインを見直し始めたのもこの時期です。


Figma 楽しい

あとはパーソナルジムに通い始めました。

【4~6月】やることを絞れたけど、なにか物足りずモヤモヤ

この期間はスッキリした気持ちで始まったものの、なにか物足りずモヤモヤしていました。

それまでが忙殺されるような期間だったので、その反動で頭がおかしくなっていたのかもしれません😇
ただ振り返ると、今に続くことが始まったタイミングであり、地道にタネをまいていた期間だったように思います。

社会人になって初めての後輩が、プロジェクト A にジョインしてくれました。

後輩は Android アプリ開発の経験が少なかったということもあり、ペアプロで実装からリリースまでを行いました。
ゆめみはフルリモートですが、後輩が出社に応じてくれたことで、1週間ほど対面で作業できました。

また同じくプロジェクト A にて、Android エンジニアとしてデザイナーチームとの連携をメインで担当していました。
Android に関しては答えられても、iOS に関しては全く分からずモヤモヤが募りました。
「iOS での開発工数や難易度も最低限推定できるようになりたい」と思うようになりました。

プロジェクト外では、昨年受験した HCD 基礎検定の合格者インタビューを受けさせていただきました。

また、やめるかやめないか迷いながらも続けていた Vue2 プロジェクトの副業をやめました。

宇多田ヒカルのベストアルバム『SCIENCE FICTION』がリリースされたのもこの時期でした。
traveling』が特に最高だった🥰

あとはマンガもたくさん読みました。

パーソナルジムはキツすぎて、部活の憂鬱さを思い出しました。
トレーニングで酸欠にならないように睡眠や食事を調整する必要があり、思いっきり仕事ができないストレスで病みかけ、本末転倒だと思って中断しました😇

【7~9月】責任が大きい役割につけて、プロジェクトに没頭した

この期間から、リードエンジニアとして新しくプロジェクト B に関わらせていただくことになりました。
サービスデザインや要件定義のフェーズから関わらせていただいており、めちゃくちゃ貴重な経験を積ませていただいています。(現在進行形)

Unity as a LibraryFilament の技術調査を行なったのも良い思い出。

プロジェクト A からプロジェクト B に工数を移行し始め、徐々に後輩に仕事を引き継いでいく期間でもありました。

そして宇多田ヒカルのライブが最高でした。
この記事の主題になるくらい、最高でした。
心から好きなアーティストの生歌はこんなにも沁みるのかと、初めての心の揺さぶられ方でビビりました。

特に『DISTANCE』が最高だった‼️

会社の同期と滝行に行きました。
ボロン。

あとはマンガも読みました。

  • HUNTER×HUNTER(フェイタンもっと活躍してほしい)

  • GANTZ(5本の指に入るくらい大好き)

【10~11月】そう簡単にはうまくいかない

この期間は苦い思い出が多いです。

プロジェクト A で後輩への引き継ぎがうまく進んでいると思い込んでいて、開発の進捗に遅れが出ていたことに気付くのが遅れてしまいました。
プロジェクト B に集中しており、視野が狭くなっていたことも原因です。
入社してからずっと面倒を見ていただいているテックリードの大先輩に助けられました。
大感謝です。

またプロジェクト A にて、社外のバックエンドチームとの連携や社内の iOS チームとの連携に悩んだ時期でもありました。
こちらはプロジェクトの PM さんに助けられました。
こちらも大感謝です。

プロジェクト外では、社員インタビューの機会をいただきました。

また友人と ISUCON に出場することになり、MySQL や N+1 問題、リバースプロキシをはじめとした、サーバー・インフラの勉強を始めました。

【12月】いろいろ好転‼️

ラスト1ヶ月で、この1年間の点としてのアクションが、線としてつながってきた感覚がありました。

まず、リードとしてジョインしているプロジェクト B の開発が予定通り進み、大きな事故もなく仕事納めを迎えられました。
プロジェクトメンバーに大感謝で、ひとまず安心😌

アーキテクトの方が UI からサーバー、インフラまで、チームを横断して連携してくださっていて、そういった動きをプロジェクト内でできるようになりたいと新しい目標が生まれました。
ロールモデル👊

また年明けからプロジェクト A の iOS チームに、志向性の近い同期がジョインしてくれることも決まりました。
今まで課題だった iOS チームとの連携に対して、新しい解決アプローチを試せそうで、めちゃくちゃ楽しみ‼️

そんなこんなで序盤の(今振り返ると)しんどかった期間を経て、気付いたらやりたいことに集中できていた1年になりました。

仕事でもプライベートでも、関わってくださったすべての人に感謝です。

2025年の抱負

ということで、やっと2025年の抱負です。

テーマ

コンフォートゾーンの外から俯瞰すること
TODO: 後で書く

やりたいこと

  1. 要件定義から開発、リリースまで、Android・iOS アプリエンジニアのペアで進めてみること

  2. Android アプリにおけるデザインシステムの標準を定義すること

1. 要件定義から開発、リリースまで、Android・iOS アプリエンジニアのペアで進めてみること

2024年はプロジェクト A にて、UI と API の不整合をはじめとした、チーム間の連携面で課題を感じていました。

この課題に対して、(あとはシンプルに楽しそうなので、)要件定義から開発、リリースまでを Android・iOS アプリエンジニアでペアプロのように作業をするアプローチで、解決を試みようと思います。

プロジェクト A のモバイルアプリは Android、iOS ともにネイティブで開発しているのですが、Android アプリの開発は iOS アプリエンジニアがドライバーに、Android アプリエンジニアがナビゲーターになり、iOS アプリの開発では役割を逆にする、といったイメージで作業を進めてみようと考えています。

このようなアプローチをとることで、次のような効果が期待できるのではないかと想像しています。

  • OS 間の認識齟齬を抑えられること

  • UI や API のレビュー時の考慮漏れを減らせること

  • Android、iOS アプリエンジニアの知見を共有できること

Kyash さんの事例を参考にさせていただきつつ、まとまったタイミングで記事にもしたいと考えています。

2. Android アプリにおけるデザインシステムの標準を定義すること

ありがたいことに2024年をとおして、UI デザイナーさんが Android アプリの UI デザインをする過程で、相談をいただく機会が増えてきました。

予算や工数の兼ね合いで、iOS の UI デザインをベースに Android アプリを実装するというプロジェクトが一定数あるのですが、Android アプリを実装する上で、どういった観点でデザイナーと Android エンジニアが擦り合っていればプロジェクトをスムーズに進められるかが整理されていない現状に、課題を感じ始めました。

デザインシステムという語彙が正しいかはさておき、プロジェクトの UI デザインと Material Design を接続するという観点でも、社内で標準を定義していきたいと考えるようになりました。

手始めに YUMEMI Design Advent Calendar 2024 にて記事を公開しました。(めちゃくちゃ途中です😇)

デザインギルドにも所属している理由はここにあり、2025年の研究テーマとして取り組んでいく予定です。

そのために、他社さんの事例をたくさん拝見しつつ、Human Interface Guideline の理解も深めていきたいです💭

やるべきこと

シンプルに、当たり前のことを当たり前にできるようになることです。
特に次の二つに取り組んでいく予定です。

  1. テスト

  2. ドキュメンテーション

1. テスト

単体テストに関しては、まだ余裕がないときはサボってしまうし、VRT は知見がないので、リードできないのが現状です。

「どうせ設計段階でテストケースを想定しているようなものなのだから、それをコードとして表現して、テスト駆動開発を当たり前にしていこうぜ」と言えるようになりたいです。

年始に友人と開発合宿を行うのですが、その間の勉強テーマを「テスト」に設定します‼️(宣言)
まずは最低限 ViewModel の単体テストを書きつつ、1年以上積んでいる本を読む。

あとテストとは関係ないですが、Spotless と Linter 関連を勉強する。(これはメモ)

2. ドキュメンテーション

ドキュメンテーションに関しては、サボりがちでもあり、まだ自分の中で、これを書いておけば最低限 OK というラインを掴めていません。
また議論を Slack や Pull Request で流してしまいがちです。

この課題に対しては、一緒に振り返りを進めた同期の啓蒙マンの取り組みを紹介してもらったので、それを参考に、チームとしての運用方法を模索していこうと考えています。

また最近プロジェクト A にて、ADR(Architecture Decision Record)を取り入れ始めました。
こちらも2025年の研究テーマの一つとして、他社さんの事例を参考にさせていただきながら取り組んでいこうと思います。

同期の啓蒙マンからもらった言葉

最後に、一緒に振り返りを進めた同期の啓蒙マンからもらった言葉をメモしておきます。

  • 先生役より生徒役の方が輝くのかも

  • 意味を考えすぎず、リズムを楽しもう

先生役より生徒役の方が輝くのかも

「どういうチームだとより輝けそうか」という話題でもらった言葉です。

自分としては「メンバーの仕事のスタンスや野心が知れていること」を挙げたのですが、それは何より、自分が仕事を自分の意志で選択的に行なっていて、強くなりたいという気持ちが強いことの裏返しなのかもしれないと思いました。

まわりに気を遣うことなく無邪気に食らい付けるチームは、自分にとって一つの理想形なのかもしれないです。

意味を考えすぎず、リズムを楽しもう

2024年はやっと、地に足がついた感じがします。

2023年は早く何者かになりたいと焦っていて、20代のうちに何かを成し遂げたいという観念に囚われていました。

ただこの1年をとおして、20代は丸々下積みで、30代から本当の意味で仕事が始まるのではないかと思うようになりました。

そう考えられるようになったのは、この1年間たくさんの打席に立たせていただき、自分の至らなさにたくさん向き合えたことで、自分は誰かに支えられていることを知れたからだと思います。
ありがたすぎる。

ということで、目の前の仕事の意味を考えてしまったときは、この1年で点と点がつながり始めた感覚を思い出して、キャリアにおける偶然性を楽しんでいきたいです。

啓蒙マンからの推薦図書。
年末年始で読む‼️(これも宣言)


【番外編】2025年にプライベートでしたいこと

自分は友人との時間に支えられているんだなと気付いたので、2025年も大切にしていきたい。

  • 神保町よしもと漫才劇場で漫才を観る

  • 雀荘に行く(四暗刻か大三元で和了りたい)

  • 歯列矯正を始める

  • 2025年こそラオスに行く🇱🇦

  • ISUCON で100位以内に入る

  • デスボイスを出せるようになる(ボイトレ)

  • 自分に似合う服のスタイルを見つける

  • 引っ越す(住みたい場所を探さねば)

  • ガンジス川で沐浴(ついでに語学留学)

  • 最低5万円積み立てる(使うこと優先)


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