誰にも負けない努力

今日僕が紹介する本は、稲盛和夫氏著作の「誰にも負けない努力」という本です。稲盛和夫と言えば、京セラ、KDDIといった大企業をうけもつ、日本が誇る、カリスマ経営者ですが、彼の本もやはりカリスマのエッセンスが凝縮された、なんとも読み応えのあるものとなっています。今日は、僕が皆さんに紹介したい一節を用意したので、ぜひ読んでみてください。

1 心の状態を人生が映す

この本は、この「人生は心に描いたとおりになる」といつ思考は現実化するという考え方をベースに展開されています。稲盛氏はこの思考は現実化するという宇宙のしくみを理解し、彼の人生で証明されてきたのでしょう。さて、この本の中に、ヴェーダ哲学の考え方が紹介されていました。ヴェーダ哲学とは今から3000年以上前の考え方なのですが、現代にも通ずるものがあると思います。ヴェーダ哲学によると、「偉大な人物の行動の成功は、行動の手段によるよりもその心の純粋さによる」とといています。つまり、心に描いたもの、そして描いたものがいかに純粋であるかによって、成功はもたらされるのだということなのですね。稲盛氏も「これはいける!という精神状態の人は絶対にことをなす。反対にこれは無理だと悲観的に考えている人は、何をやっても無理なのだ。」といっています。心の状態を常に前向きにするのが大切だと感じました。

2 創意工夫を凝らす

稲盛氏は、「今日よりも明日、明日よりも明後日、仕事に工夫を凝らそう」といっています。同じような仕事でも、いかに早く、いかに楽しくできるかを考える、そのクリエイティブさが必須なのだと言っています。僕は、今、静岡は伊豆高原にあるテーマパークでバイトをしているのですが、仕事にもだいぶ慣れ、業務がマンネリ化しつつあります。その中でも、創意工夫をするというアクティビティさが大事なのだと思いました。

3 明るくポジティブに

この本で紹介された、中村天風さんの言葉に、「常に明るくポジティブに、前向きに明るく生きなさい。絶対に上手くいくのだ、と心に思う。たとえ途中で失敗しても上手くいった、と思え。」とあります。ある本で、「明るい性格は、どんな財よりも価値がある」と紹介されていました。その点、僕は昔から超がつくほどのポジティブシンキングなので、この一節には若干の救われた感があります。

感想

まいど、ありきたりな感想になってしまうのですが、やはりカリスマ 稲盛和夫の考え方は、素晴らしいと思います。この本だけに留まらず、稲盛氏は数々のベストセラーを生み出していますので、店頭にありましたら、是非お買い求め下さい。

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