kaisay

21歳、大学生。フードデリバリービジネスとかその他いろいろ書いてます。

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最近の記事

フードデリバリーサービス差別化のカギはテクノロジーなのか。

配車サービスがそうであったように、フードデリバリー業界も買収や合併が繰り返されてきたましたが、いよいよ、DoorDash、UberEats、Grubhub(Just Eat Takeawayが買収)の三つ巴の戦いとなってきました。 出典:Second Measure 7月時点でのフードデリバリーのシェア率は、UberEats が Postmatesの買収を発表しているので、 第2位となります。 5月時点のトップシェアであるDoorDashが、月額$9.99 (約1,00

    • UberEatsから紐解くフードデリバリー業界

      ライドシェアの元祖として世界で最も知られるサービスとなったUberのサブビジネス感覚の立ち位置だったUberEatsが実は今、その本業を追い抜く伸びを見せている。 そんな、日本に新しいフードデリバリーのビジネスモデルを取り入れたUberEatsの現状から、日本のフードデリバリー業界はどんな構図なのかを紐解いていきます。 最初の方は、UberEatsについて書いているので、フードデリバリー 業界(出前業界)に興味があるんだ!という方は、【市場動向】から【競争関係】の部分を読

      • オンライン×オフラインのコンビニ「Foxtrot」

        新たなコンビニの形として、大きく成長を遂げている、Foxtrot(フォックストロット)を取り上げていこうとい思います。 「Foxtrot」は自社で厳選した商品を扱っており、主に、アルコール類やおつまみなどの品揃えに特化していて、ニッチ分野でファンを獲得し、現在ではシカゴに7店舗、ダラスに2店舗展開していて、収益は昨年比2倍に成長しています。 そして何よりの特徴は、アプリからの注文で、1時間以内に配達してくれるということ。これにより、Eコマースと実店舗(オンラインとオフライ

        • ドミノ・ピザが最強な理由

          現在、日本の宅配ピザ業界では、"御三家"と呼ばれる「ピザーラ」「ドミノ・ピザ」「ピザハット」が市場をけん引しています。 このnoteでは、その中でも、成長が止まらない「ドミノ・ピザ」がなぜ最強なのかについてまとめいこうと思います。 10年で株価36倍の快進撃ITベンチャーが急成長を遂げるのとは話が違います。ドミノピザは飲食店(宅配ピザチェーン)で36倍もの成長を10年で成し遂げたのです。 【ドミノ・ピザ】 2010年(7月1日):最安値 1,119円 ↓ 36.4倍 2

        フードデリバリーサービス差別化のカギはテクノロジーなのか。

          現代人の消費行動「バタフライ・サーキット」について

          昨今、"マーケティングファネル"は死んだと言われ、現代人の複雑化する消費者行動には、"アジャイル・マーケティング"だとされています。 そもそもマーケティングファネルという考え方に限界があったことは周知の通りですが、なぜMcKinseyやGoogleに「死んだ」とまで言われるようになったのか。それはインターネットの普及などから、現代人の購買に至るまでのプロセスが、変化・複雑化している点にあります。 そこでGoogleによる、日本における購買プロセスのセオリーが通用しない、消

          現代人の消費行動「バタフライ・サーキット」について