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第3弾インスタライブ【多様性理解について】/ゲスト:野寺風吹

こんにちは。海夢です。

新型コロナウイルス感染症拡大により、
外出自粛が続く中、「おうちでできる普及活動」として、第3弾のライブを行いました!
*第1、2弾のライブ記事は同マガジンに入っています!

今回は難しいテーマ設定に挑戦してみたのですが、反省点が沢山見つかるライブでした。
その反省点等を含め、最後には「想い」を書きたいと思います。

この記事では、各内容毎に筆者の考えをコメントする形にしてみました。
よろしければ、是非コメント欄に読者の考えを書いてみてください!

4/18(土)20:30〜 第3弾インスタライブ
ゲストは野寺風吹くん!

【プロフィール】
野寺風吹(ノデラ フブキ)
・北海道出身
・デフフットサル・デフサッカー日本代表
・つくば大学蹴球部
・メルカリとアスリート契約
・ラーメン好き

野寺くんは、手話を交えて説明をしてくださりました。
彼の考え方は、僕や視聴者の心に突き刺さるものがありました。


今回の内容は
☆多様性理解について です。

野寺君と友人として話すことは多々あったのですが、真面目にこのテーマについて話す事は初めて。少々お堅くなってしましました(笑)

これは一先ず置いといて、、、今回のまとめをしたいと思います!


☆多様性理解について

~多様性理解において何が重要になる?~

野寺くん:「人は違う事が当たり前という事が僕の中に在って、違いを認めるというよりは否定しない事の方が大事だと思っている。また、いい意味で放っておくという事も重要になる」      「その上で、目の前の人と向き合うことが必要になる。例えば、障害者と健常者の対立を思い浮かべると、『昔嫌なことされたから、こいつはどうせ○○だ』という考えになってしまうことが多々ある。そういったフィルターをかけてしまっていると、人と向き合っているとは言えない


~どうすればそのような考え方を持てるのでしょう?~

野寺くん:「『人と合わない、自分の考え方を理解してくれない』といった時に『あいつは変だ』と悪口を言う等の行為が起こるのは、自分を『正当化』したいからだと考える。日頃から、『どんな考え方にも正解はない』という心構えでいる事で、その人が正しくないといった考え方にならないと思う。」

これらについて、僕はうなずくばかりでした。
経験からなる価値観や考え方と異なるモノと出会った時に、それを否定するのではなく『正解はない』のだから心のフィルターを排除して接してみる。すると、何か面白い発見があることも多いです。繋がりが生まれる事もあります。もしも、理解できないのであればそこから離れる
そうすればお互いに傷つけあうこともなく、楽しく生きられるのではないかと思いました。



~多様性理解の実現に向けて、『今』野寺君がやってることは?~

野寺くん:「自分でイベントを主催すると、関われる人数が少ないと思う。だから、僕はコミュニティを作っている人のリーダーに対して僕の気持ちを伝えるというやり方や、
強みである文章力を活かして、SNSやブログで発信するという形をとっている。」

~どうやって自分の強みに気づいた?~

野寺くん:「自分が何が好きなのか、得意なのかは、『実際にやって見ないとわからない』。だから、最初は何でも挑戦してみた。沢山経験がある人の言葉には重みがある。だから様々な事に挑戦していくべき。失敗してもそれはデータとなり、次に失敗するのを回避する事ができる。だから、恐れる必要はないんだ。」


僕も以前、失敗=価値というブログを書いたことがあります。失敗は成功の元という言葉はあるように、失敗はデータに過ぎず、様々なデータがある中での結果は説得力があります。『これからも沢山挑戦しよう。』そんな気持ちになりました。


~スポーツ選手はこの時期、何をすべきなのでしょう?~


野寺くん:「高校までは部活動でスポーツをやる人も多いと思う。だけど、大学や大人になってまでプロなど本気でスポーツに取り組む人は圧倒的に少数だと感じている。だから、アスリートは自分は圧倒的少数派の存在なんだということを理解すべきで、読書などでいろんな価値観に触れることも重要だと思う。ただ、自分のやりたいことに向かって努力する圧倒的少数派だからこそ、ファンはアスリートに憧れを持つ。だから、その強みを活かしてSNS等で発信するのがいいのではないかと思う。」


僕は、個人的にスポーツ選手のSNS発信に注目しています。サッカー選手がリフティング講座を公開したり、インスタライブを行っている選手もいます。
彼らは、野寺君がいうように『ファンが憧れる』存在であり、ファンに元気を与えられると思います。特に今の時期はチャンスだと感じています。今回のコロナ騒動でスポーツがなくても世界は回ることがハッキリわかりました。だからこそ、スポーツ選手がスポーツ以外の所でどれだけ価値を発揮できるか。さらに僕たちが発揮させられるか。
今後も思考し続けたいと思います。


~視聴者の方へメッセージをお願いします~

「俺は挑戦し続けます。その姿を見て何か感じてくれたらいいなと思うし、一緒に何かやりたいという方がいれば是非やりましょう!」

野寺くんの考え方には勉強させられることばかりです。今後も勉強させて頂きます!!
(みなさん、野寺君のnoteも是非読んでみてください! こちら)


☆筆者の想い

今回、視聴者さんから「難しかった」といったコメントがありました。

「多様性理解」と一口にいっても、考えてみると難しい事であり、正解がないものです。僕はそれを実感しました。

その中で、多様性とは「色に例えるとわかりやすいな」と思いました。

大きな円があるとして、その中に赤や黄色、青、緑、桃色といった様々な色があるとします。しかしそれは、その1つの円にフォーカスしているから多彩に見えるわけです。実際にその円は無数にあります。
それをもっとズームアウトしてみるとどうでしょう?

そこにあるのは、統一された灰色。

そうです。身の回りが多彩であっても、大きく見ればそれはほとんど統一されてしまいます。これは、多様であるとはいえないと思います。

全体をみて「多様である」には、それぞれの円がもっと偏っているのかもしれません。その円の特色が際立っている状態です。
では、どうすればその多様性が保たれるのか。それは、各円を守るシステムが存在することではないでしょうか。今回の野寺君から学んだことにもあるように、「放置する(干渉しすぎないこと)」も1つです。
個人が円内に拘束されず、お互いの円を自由に移動できる。他の円の正確な情報が手に入る。このようなシステムを充実させることが必要だと、様々な方の話を聞いて感じています。
そのための入り口として、まず個人のを変えることです。
1人1人の心が変わると、コミュニティの考え方が変わる→社会思想が変わる→国が変わる→世界が変わる 
とてもおおざっぱなプロセスを書きましたが、こういうことなのではないかと思います。

さらに個人の心を変える入り口として、僕はスポーツの力に可能性を感じています。
今後、スポーツを活かして様々な環境にいる人が友達になれるよう、尽力していきます。



☆ライブの反省点☆

非常に反省点が多かったです。
・話がまとめられなかった
・ストーリーの整理ができていなかった
・笑いが少なかった
・コメント固定を工夫できなかった など、これ以外にも沢山あがりました。

ライブ後には視聴者を含めたzoom反省会を野寺君が提案してくれました。計4人で2時間行い、沢山意見を頂きました。
とても感謝です。嬉しくて泣きそうです。
さらには、DMでも意見を頂き、どれも勉強になることばかりでした。
ゲストと視聴者が一緒に楽しめるコンテンツにしていくために、
今回のミスをデータとして保存し、今後もアップデートしていきます。

皆さん、本当にありがとうございます。

第4弾もよろしくお願いします!!!



☆ゲスト関連の各アカウント


野寺くんの instagram
https://www.instagram.com/fubuki_nodera

Facebook

https://www.facebook.com/fubuki.nodera

note

https://note.com/fubukinodera

knocküのInstagram【野寺くんを紹介】

https://www.instagram.com/knocku_sports

一般社団法人日本ろう者サッカー協会HP
http://jdfa.jp

筆者のInstagram
https://www.instagram.com/kaimu_sports.live


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