『竹取物語』について、私的解釈


今日、松村先生のところで、かぐや姫の話題を見たので
昔書いたものを出してみようと思う。
こんなのを人前に出すのは初めてかもしれない。

*
かれこれ、多分もう十数年とか、前から考え続けている『竹取物語』の解釈がある。
時間と共に少し解釈も進化というか、中身が詰まってきている。

・『竹取物語』は、私にとっては印象深い作品でもある。学生時代の教科書に載っていて冒頭辺りを暗唱し、いまだに頭に残っている。

・解釈を考え始めたのは、知り合いが「かぐや姫」について、ひどい女だとかなり酷評していたのがきっかけ。

そのころにはもう、松村先生の古い資料を読んでいたので、思考回路が象徴解読向きだったのだろう。象徴として読んだらなんか違う気がする。と思っていた。

私は、その時からなんとなく、かぐや姫は上の階層から来た人物だと考えていた。
そんな風に考えていたら、ある時(2018年とか?もっと前かも?)、先生が、
「かぐや姫は恒星の人間だ」
という事をおっしゃっていて、やはりそうか、それでよかったのかと思い、嬉しかった。
そして、あらためて、先生の論や、今まで学んだものからの知識を使って考えていた事を書いてみようと思った。
2日前に木星が山羊入りした影響あるのかもしれない。(2019年に書いていたもの)
そして、文章にするにあたって、竹取物語を改めて読んでみたところ、改めて新たな発見があり、ますます面白いなと思った。

解釈については、松村潔氏、グルジエフ、カスタネダ、シュタイナー、十牛図などの話も絡めて書いてあります。

   ***    ***

<『竹取物語』についての考察、私の解釈>

*かぐや姫は竹の節から生まれた。
竹取物語のかぐや姫は、もう一つ上の階層から降りて来た人であると思う。

・竹の節は、筒。節がある。
それは7つの法則の音階の節であったり、いくつも連なった生命の樹とか、ぐるぐると回るエニアグラムの螺旋階段でできた筒。
ホロスコープならぐるぐると螺旋で上がっていったものが筒になった物。であると思う。
筒は、グルジエフ理論的に言うなら、色々な等級の連なった物を示し、長く長く続くものに当たると思う。
それぞれの階層が連なるのが竹の筒で、一つ一つの階層が竹の節目となる。
そして、この世界はその節のうちの一つでもある。
そして、この世界の中での節、法則でもある。
と考えている。

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