帰国子女に「〜語しゃべって」と言うことについて

タイトルは一般化して書いたけど個人的な語りです.

自分が帰国子女で英語しゃべれるという話になったとき「英語でなんかしゃべって」と言われることがある(まあ最近は他者に配慮する時代なので数はめっきり減った).これが嫌だったんだけど,なんで嫌なのかということの解像度がちょっと上がった気がするので吐き出す.

普通に「恥ずかしいから」嫌なんだと思ってたんだけど,それより「仲間外れ感」が嫌だったのかもしれない.「お前は俺たちとは違うんやろ」的な?まあ子供のときはマジでそういう感じで言われる場合もあったけど,大人が言う場合は会話のネタくらいの感じで,そんなことはないんだと思う.でも子供の頃,日本の学校に転校してからしばらく異物っぽい感じだった記憶が呼び覚まされて刺さるのかもしれない.

今まであんまり意識してなかったけど,転校経験は集団に馴染めない性格の形成に一役買ったのかもしれない.部活とか普通に楽しくやってたけど,集団から一歩引いちゃってたんだよなあ.あとアメリカでも割と寂しかったのかもしれない.着いてから半年間はROM専でひたすら人がしゃべってるのを黙って聞いてるだけだったんだけど,人間はしゃべらないと記憶が残らないので,半年間の記憶がない.マジでほぼサポートなく公立小学校に放り込まれたので荒いよな.今の時代ではあり得ん."I hate school…" って毎日言って先生を困らせていたからな.まあおかげで半年でしゃべれるようになったんだけど.

結論とかとくにない.

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