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原宿に還元したい

運良くデザフェスに当選したので、11月に初めて、自分の作ったアイテムを販売する。

少し前から、細々とかぎ針編みやパンチニードルをしていたので、作品を販売してみよう!と思い立った。

デザフェスに出展直後、ECサイトもオープンする為、マーケティングや経営についての勉強もはじめた。所謂「週末起業」に向けて、動き出している真っ最中である。

初めてのnoteに記載したとおり、私はお洋服が大好きである。👗💍


自分の好きなようにお洋服を作る技術が伴ってきたので、他人に着て欲しい、という欲が出てきた。

でもいつからこんなにお洋服に拘り始めたのか、最近振り返って考えることが多いので、今回は整理する為に筆を執った。

🎈👧📛

子どもの頃から何かと拘りが強い性格ではあった。

小2の時に、ファッションデザイナーになりたいと日記に書いていた。

その2年後、二分の一成人式の時に、10年後の自分への手紙を書いて、タイムカプセルに入れた。しかし、20歳の時はコロナ禍だったので、自分たちでタイムカプセルを開けることは出来ず、
当時の担任の先生から手紙が郵送で送られてきた。

「◯◯美(※有名美術系大学)か□□美(※有名美術系大学)には入れましたか?」



うるせーよ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️クソガキ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

全くもって嫌なガキである。
2浪してたら普通に破っていたぞ。

という訳で、小2の時点では服飾関係の仕事に興味があったが、その二年後にはすっかり興味を失っていたようだ。

幼い私も中学に進学した辺りから、自分で服を選んで買いに行くようになった。最初は地元のファッションビルに行っていたものの、物足りなくなり、中3の時に初めて原宿に行った。

とにかく人が多い。

でも、いろんな格好の人がいる‼️楽しい‼️

いろんな系統の服装の人がいたけれど、どの人も眩しかった。自分の好きな格好をしている‼️というオーラが全身から放たれていた。カラフルな人混み。夥しいセンスの群れ。

この街に似合う人になりたい、と思った。

それから、気になる系統のお洋服を色々買って着てみるようになった。まずは青文字系、オルチャン系(懐かしい…)、クラシカルレトロっぽいもの、ストリート系、下北の古着系…

それに似合わせるメイクも研究した。メイクや服装を変えるだけで、何者にでもなれることが楽しかった。街で見かけたオシャレさんのマネをしたり、ファッションスナップを観て参考にしたり。

出かける前に鏡に映る自分は、いつも違った雰囲気だったけれど、でも、全部が「私らしい」。

バイトをして、服や雑誌を沢山買った。大学で一人暮らしをはじめた時は、クローゼットと本棚がすぐに爆発した。大学は、クソガキ時代にも志望していた美大に進路を進めた。

美術関係の仕事もしてみたけれど、やはり、ファッションの仕事がしたい、20代前半で思いはじめた。


ファッションの「消費者」側は充分やり尽くしたから、今度は、「生産者」側になってみたい。

💀🎀🌷

高校〜社会人になるまで、予定のない休日はなんとなく原宿に出ていた。

原宿という街が好きだ。ラフォーレも、古着屋も、裏原のディープなセレクトショップも。ハラカドにはまだ行けていないけど、早く行ってみたい。

今は、ファッションを通して、私に新しい世界を見せてくれた原宿に、還元したいと思っている。

デザフェスに出した後は、ラフォーレの「愛と狂気のマーケット」に出展することを目標に、今日も作品を制作する。

いつか、私の作品が、原宿の街を歩く誰かの、新しい世界に繋がりますように。

過去を通して今とこれからを見つめる、決意表明のnoteでした。

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