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【高齢者の不眠】利用者さんが寝れない時はこれをやって!

みなさんこんにちは!

「無料で学べる介護職の学校」こと…カイゴノチシキ(→YouTubeチャンネルです。

今回は高齢者あるある!の不眠についてお話しします。
高齢者は加齢により身体能力低下してしまい睡眠時間が減り、睡眠の質が落ち、不眠になりがちです。
また、認知症の方は夜中なのに朝と勘違いしてしまい、寝れないこともよくあります。
そこで今回は寝れない時にやってはいけないこと、やったほうが良いことを紹介します。

利用者さんが気持ちよく寝れるためにやってはいけないこと


利用者さんが夜気持ちよく寝れるように、以下のことは避けましょう。

 ・就寝前にテレビを見る
・就寝前まで食事をして、お腹いっぱいの状態になる
・就寝前にカフェインを摂取する
・長時間の昼寝をする

テレビの光は、脳を興奮させてしまうため、寝る前はテレビを消しましょう。
また、お腹いっぱいの状態で寝ると睡眠の質が下がってしまうため、夕食後は何も食べないようにしてもらいましょう。
寝る前のカフェイン厳禁は、幅広く知られていることですが、実はお茶にもカフェインが含まれています。理想的なのは午後2時以降は一切カフェインを摂取しないことです。
水分補給はできるだけお水を飲んでもらうようにしましょう。

利用者さんが寝れない時にやったほうがいいこと

次は、利用者さんが夜ぐっすり眠れるようにやったほうが良いことを紹介します。

・朝はカーテンを開けて、日光を浴びる
・心地よい環境を作る
・乾燥した清潔な寝具を用意する
・身体の状態に合った枕とマットレスを用意する
・日中に適度な運動をする

朝や日中はカーテンを開けて日光を浴びるようにしましょう。日光は覚醒させるセロトニンを分泌させます。
また、適度な運動も心がけましょう。日中はたくさん動いて疲れると、夜はぐっすり眠れるようになります。

夜は、心地よい環境を作ることが大切です。乾燥した清潔な寝具を用意しましょう。また、身体の状態に合った枕とマットレスを用意しましょう。必要であればエアマットなどを使用しましょう。
心地よい部屋の温度は夏であれば25度前後、冬であれば15度前後です。湿度は50〜60%です。
寝室は静かで暗い方が良いです。

利用者さんがぐっすり寝れるように工夫をしよう!

いかがでしたか?
今回は、利用者さんが寝れない時にやった方が良いことと、やってはいけないことを紹介しました。
Youtubeチャンネル・カイゴノチシキではこのように介護の現場で役に立つ情報を発信しています。
介護の仕事をしている方や、家庭介護をしているかたは、ぜひチェックしてくださいね!


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