初めて写真を撮った人がぼくをカメラマンにしてくれた話
2年前の今日、初めて写真を撮りました。
初めて撮った日に初めて会った人が、ぼくをカメラマンにしてくれました。
今のような、画としての写真を、人と景色を重ねたような写真を、この日初めて撮りました。
買ったかりのiPhone12を握りしめて、えんとつ町のプペルの、ひかる絵本展へ。
スマホカメラの性能の高さに氣持ちが高鳴っていたぼくは、誘ってくれて友人らを夢中で撮影していました。
この日、まだ点描画家になる前の、点描画家hiromiさんと出逢いました。
友人が声をかけたメンバーのうちの1人で、娘の渚ちゃんを連れて光る絵本展へ参加していました。
彼女は、ぼくの写真をとても氣に入ってくれました。
何かにつけて撮っていたぼくの写真を、いつも褒めてくれました。
程なくして、彼女が点描画家として活動することになり、以降、彼女の活動の写真を担当することになりました。
個展の写真やクラウドファンディングの写真、その他、投稿に使う写真をほとんど担当。
ぼくはカメラマンでもないし、ほんのお手伝いのつもりで協力してたんだけど、
今年の彼女の大阪個展で、カメラマンとして報酬をいただきました。
初めて、カメラマンとして報酬をいただきました。
思い返すと、いろいろと感慨深いものがあります。
初めて写真を撮った日に、
初めて出逢った人が、
ぼくをカメラマンにしてくれました。
ぼくはただ、好きで撮っていただけでした。
カメラは、漫画の画づくりの延長線。
写真なんて、今の時代だれでも撮れるし、カメラの性能もいいから、誰が撮ってもそんなに変わらないって、
ぼくは思っていたのだけれど、
ひろみさんはずっとぼくの写真を氣に入ってくれて、
撮るたびに、いつもたくさん褒めてくれて、
そんなことが続くもんだから、ぼくもだんだん、自分の画に自信が持てるようになってきて、
写真を撮るのがますます楽しくなっていきました。
まさか、カメラマンになる日が来るなんて。
ぼくがカメラマンとして活躍するようになったら、それは間違いなく、点描画家hiromiさんのおかげです。
ひろみさん、いつもありがとう。
点描画家hiromiさんの活動はこちらからチェックできます。
とても繊細で心に響く、素晴らしい絵を描く方です。
https://lit.link/aokihiromi
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