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地球人マジリスペクト


これは、ある視点からの、ある時空の、ある魂の奏でる物語。
真実とは言い難く、だが、虚構とも違うようだ。
世界は僕とあなたの中にある。

昔むかし、それはそれは気が遠くなるくらい、昔。
僕は、地球という美しい星を見つけた。
その星の住人は、忍耐強く、不器用で、頑張り屋で、健気で、正直すぎるくらいに正直で、実に興味深い生命体だった。彼らの事をもっと知りたい。そして、叶うならば不器用すぎる彼らの成長のサポートをしたい。そう思った。
僕は早速、故郷の星の仲間達に別れを告げ、ぴゅーっとワープして地球の輪廻システムに慎重に潜り込む。勇んで向かったその地球という星は、僕の予想を遥かに超えるパワフルな星だった。まず、重力がすごい。こんなのでよく立っていられる。そして、学びの方法がとても激しい。何度か、星そのものがぶっ壊れるんじゃないか、という危機もあった。マゾヒスティックな生命体が銀河中から集まっているんじゃなかろうか? 最初の何回かの人生はただ呆然と彼らの凄まじい生き様を眺めているだけだった。地球人のエネルギーにただ圧倒された。僕1人でサポートしようなんて、甘かった。このままでは何の役にも立たないし、邪魔なだけの存在になってしまう。
強くなろう、と思った。彼らのように、どんな試練も忍耐強く受け入れ、全てを喜びに変えよう、と。
僕は地道に転生を重ね、あらゆるパターンの人生を体験し、魂を鍛錬した。彼らへのサポートも、タイミングを見計らい、試みる。みんなが少しでも早く成長できるように、みんなが少しでも楽な方法を選べるように、と。だけど、僕の言葉なんて誰も耳を貸してはくれない。地球人には地球人のやり方とスピードがあるようだ。僕はもどかしかった。どうしたらいいんだ。どのようにサポートをしたらいいんだ。僕は何のためにこの星にやって来たんだ。いったい何のために、何のために…
そうやって、何度も何度も、気が遠くなるくらいに何度も転生するうちに、少しずつ地球の風向きが変わってきた。
光が見える。
そう、時が来たのだ。僕の計算ではあと60年ほどで、本来の地球が持つ美しいエナジーに戻っていく。地球人の学びもこれでひと段落するはずだ。
お願いです。私の心と体を、今こそ使ってください。
神様へのお願い? いいえ、この星にお願いしています。そして、この星の人たちに。私はそのためにここにいます。
僕はこれで最後になるだろう。故郷の星の状態も気になっていたし(と言っても、故郷の星では僕が旅立ってからまだほんの数年しか経っていない、というか、時間を巻き戻せる)、この人生を終えたら、僕は一旦故郷へ還ろうと思っている。だから、なるべく長く生きて、地球の行く末を見届けたい。彼らがサポートを必要とする時に、あらゆる方法、あらゆるヒントを伝えてあげられるように。
僕は地球に住まう全ての生命を尊敬している。こんなに気高い生命体は、この銀河のどこを探しても、他にないだろう。
僕は、少しでも地球の力になれているだろうか?
そして、彼らの気高さに少しでも近づけているだろうか?
僕の残りの人生めいいっぱい使って、この星をサポートしたい。不器用で少々極端な、愛すべきこの地球の生命体に、我が魂を捧ごう。
愛しています。ありがとう。


2017. November
Photo & Writing by kai


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アーティスト、文筆家。鎌倉在住。東日本大震災を機に霊的感覚の目醒めを体験し、2012年よりスピリチュアルカウンセリングや瞑想の講座、執筆や芸術表現を行う。現在は文章表現やニューエラ・アート(新しい時代のアート表現)の提案を通して、新時代の生き方を伝える。k-a-i.info
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