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みんなが知ってる春木開 みんなが知らない春木開 恋愛編

春木開の恋愛観や、春木開の失恋について聞きたいという声が殺到してるので包み隠さず記すことにした。



中学生時代


「私遠距離むり〜」「毎日一緒にいたい〜」


よく聞く言葉だ。


ただ、そもそも皆のいう遠距離恋愛とは、どこからなのだろうか?


県と県を越えたら遠距離恋愛という人もいれば、新幹線などに乗る距離の東京と大阪を遠距離恋愛という人もいる。


僕の初恋は、岡山県とオーストラリアの遠距離恋愛でした。


僕に初めて彼女が出来たのは中学二年の頃。

同じクラスの子と付き合い始めた。


順調に付き合っているつもりだったが、卒業の直前に、突然別れを切り出された。

理由を聞くと、彼女がオーストラリアの高校に留学するするからだという。



「環境も変わるし、距離もあるし、別れることが互いのためだと思う」と伝えられた。


僕は、彼女の目を見つめながら答えた。

「いやいや、えりなちゃん空を見上げてごらん。僕らはこの同じ青空の下でつながっている。どれだけ離れても大丈夫だよ。会えない時間が愛を育む。」


愛が距離に負けるなんて信じたくなかった。


無論彼女は僕を信じてくれて付き合い続けることになった。
 


今なら海外にいてもLINEで簡単にやり取りできるが、当時はそんなものなんてない。

国際電話で長い時間話すようなお金もない。


彼女がオーストラリアに旅立ってからは、一週間ごとにお互いの近況報告をエアメールを送り合っていた。


髪の毛を暗くしないと学校に来るなと言われた高校生活の話、初めて始めたセブンイレブンのバイトの話。


彼女のオーストラリアの街の様子、グローバルな彼女とその友達との写真、他愛もない話ばかりだったけれども、毎週手紙が届くのがジャンプの新刊が発売するより楽しみだった。
 


でも、そうしたやり取りが数カ月続いた後、僕たちは別れることになる。


彼女が正しかった。


同じ空の下でつながっていても、距離が離れれば心も離れてしまうみたいだ。


僕の考え方は、甘かった。



「会える」事は、やはり強い。


コロナウイルスが蔓延している今、僕たちは、好きな場所を好きな時に好きな人と自由に歩くことができなくなった。


とても悲しくて、とても苦しいことだ。


もしも叶うなら、今すぐにでももう一度その環境が戻ってきてほしい。


そのためならいくらだって払う人もいるだろう。


だが、数ヶ月前の僕らは、その権利を持っていた。


そして同時に、僕らはそのことをすっかり忘れていた。


それどころか「倦怠期になってきた」「最近どこも連れて行ってくれない」なんていうことを口にしていたかもしれない。


僕たちはいま失ったものを実感することで初めて「そこに素晴らしいものがあった」ということを思い出したはず。


もしコロナが収束した時には、当たり前の幸せを噛みしめよう。


幸せは見つけるものじゃない。


気づくものだ。


好きな人に会える、一緒にいれる。

それは本当に尊いことだ。



高校生時代
モテる男はとにかく自信がある。


容姿・金・地位・学歴よりも、人間の恋愛は一にも二にも自信。


美人の隣に座れるのはイケメンでもお金持ちでもない。

自信をもって美人に告白した人だ。
 


これはあるあるの話だが、イケメンでも彼女ができない人はいる。

自分の周りの例なのだが、小学校から高校まで同じ学校の人で、学校1のイケメンの同級生がいた。

佐々木君「さっさん」と呼ばれていた。


修学旅行で東京にいき、道を歩けば芸能事務所からスカウトをされる市原隼人似の彼は、高校生になっても彼女ができたことがなかった。


そんな彼に彼女を作らせるプロジェクトを仲間内で立ち上げた。


高校に入ってすぐ、僕がまだオーストラリアの彼女と付き合っていた頃だ。


相手に相応しいのは、学年一の美女「のんピー」だ。

僕は二人のキューピットになろうと、「のんピー」にお願いした。


「始めまして○さん。佐々木君が○さんのこと気になってるみたいだから、よかったら電話番号教えてあげてくれない?」というところから二人は電話するようになった。


二人の電話が終わると、僕はさっさんとのんぴーに電話の感想をきく監督みたいな役周りをしていた。


さっさんにどうだったかと聞くと「緊張して全然喋れなかった」と。


のんピーに様子を聞くと「あの人全然面白くない」と脈なしだった。
 


それでもしばらく仲を取り持とうとして毎晩さっさんとのんぴーと電話をするやりとりを繰り返すうちにすごいことに気付いてしまう。

「俺のんピーのこと好きだ」

「そしてのんピーも俺のことを好きかもしれない」

「どうしよう笑さっさんになんて伝えよう笑笑」
でも、ここまできたら仕方ない。

「どうやら俺はのんピーのことを好きになった。そしておそらくあの子も多分俺を好きだ。どう考えてもさっさんには脈がない。申し訳ないが俺とのんピーが付き合う未来がもう目の前に訪れている」
 

そうして僕はオーストラリアの彼女と別れた。



さっさんと大喧嘩をして(勿論仲直りはしたよ)自信をもって告白した結果
学年一の美女と付き合うことになりました。



失ったものばかり数えるよりこれから出会える素敵なものも沢山あるはず。
 



僕とのんぴーは恋人関係になった。



のんピーの家と僕の家は、同じ岡山県なのに、2時間くらいかかる距離にあった。


いつも自転車に乗って駅まで行き駅から電車にのり電車からバスにのり彼女の家に向かっていた。



彼女の家に向かう途中にバスの窓から見えるピンクの鯨のラブホテルにいつか行ってみたいなぁ。


いつか鯨みたいに🐳吹かせれるかなぁとか妄想ばかりしていた笑笑


のんピーと一緒にいる時間が長くなるほどに、彼女のことをどんどん好きになっていった。


毎日連絡取ってたしデートも沢山したし勿論浮気もしたことない。



僕の18歳の誕生日に誕生日プレゼント何がほしいか聞かれて「初体験」といって初夜を過ごしたのが今では恥ずかしすぎる。


「恋人たちは幸せそうに手を繋いで歩いている。でも本当のことは二人しかしらない」


あゆの歌詞がしっかり僕らを描写していた。


付き合って2年の記念日の前日。


記念日というものを大事にしていた僕は、初めて出会った日や1年記念に日に愛情をこめたメールを送るようにしていた。


24時ジャストに送ろうとしたら、同時に電話がなった。のんピーだ。

「ははーーん(照)のんぴ俺のことめっちゃ好きだなって思ったら。現実は儚くも逆だった。」


「今日で別れよう。」

恋愛というのは夏休みのように「9月3日に始まる」とも、放課後のように「18時になれば鐘がなる」とも決まっていない。

唐突に「サヨナラ」が迎えにきた。


理由を聞いても「胸に手を当てて聞いてみて」としか言われず、一方的に切られた。


そこからメールアドレスも変わり着心拒否。


彼女の友人に伝えると「アド変連絡きたよー。」「アドレスI am freedomって変更来てたけど別れたの?」と。

「フリーダム。。。。私は自由です。」

束縛の「そ」の字もしたことない。


僕からしたら衝撃だった。


しかし皆様安心してください。

春木開諦めてませんよ。



翌日学校にいき隣のクラスにいる「のんぴー」を発見。
しかし、声をかけるも見事に無視。


目を合わせてすらくれない。


彼女の友人がのんぴに声をかける。

即返事をしている。


「なにーーーーー!!!!!!!!!!!」


どうやら僕は彼女の世界から消えてしまったようだ。


どうやら彼女には僕が見えないようだ。


どうやら彼女は特殊能力を兼ね備えていて人を自分の世界から消すことができる悪魔の実能力者であった。

体育の時間同じクラスで同じチームのバスケットボールの授業でゴール前で彼女にパスをしたとき見事にスルーされたときに確信した。


「僕はもう消えている」


しばらくは、彼女のことを思い出すたびに胸が締め付けられた。
「EXILE」の「運命のヒト」を聞きながら。


「君以外の 他の誰かをまだ
好きになれずにいる こわれそうで」


本当に壊れそうだった。

「ラルクアンシエル」の「Heaven'sdrive」を聴きながら

「壊れそうなスピードあげて連れ去ってくれ」

連れ去ってほしいと何度も願った。


もう二度と恋は出来ない。

彼女以上の子なんていない。

本気でそう思っていた。
 

高校を卒業し大学に入学しても、彼女のことを忘れられずにいた。

夏休みに自動車教習所に島根県に免許合宿に行った。

そこで出逢った出逢って3日の子と付き合うことになった笑笑


免許取りに行ったのに、彼女連れて帰ってきた笑笑


失ったものばかり数えるより、これから出会える素敵なものは沢山ある。


仕事も恋愛もタイミングが大事。

不満がある人はタイミングが来てないだけで不満を述べるより、いつかくるその時を迎える準備をすること。


時には優しい嘘が 真実よりも重宝されて、誰かを救う事もある 


昔の話。


大学受験前日に知らない番号から電話があった。

出てみると、のんピーだった。


「開くん明日受験でしょ。皆開くんが合格するわけなんてないって言ってるよ。」

何の嫌がらせ電話かと思った。


その直後に

「開くん大丈夫だよ。あなたはやればできるから」


綺麗な別れの言葉もくれなかった彼女が、不安で一杯の自分に背中を押してくれる言葉をくれた。


根拠のない安心感に駆られた。



「ありがとう。のんピーはどこの大学に行くことになったの?」


「私は東京の音大。お互い離れ離れになっちゃうね」
 

冒頭でも記したが結果は奇跡的に合格。

学校の先生も皆涙を流して喜んでくれた。

そしておかしなことを言われた。
「よかったな春木、彼女と近くの大学で」

「え? なんで? 彼女は東京ですよね?」

「何言ってるんだ。神戸だよ。お前の大学のすぐ近くだ」
 

その夜、彼女に電話した。

「俺!大学受かったよ!!」

「でしょ。だから大丈夫っていったじゃない。貴方はやればできる子だから」(誰目線)

「てかさ、のんピー。東京じゃなくて神戸の大学に行くの? 先生に聞いたよ。どういうことなの?」



数秒の沈黙が流れた。


数秒とは思えないほど長く感じた。


「もし私がさ近くにいるって知ったら、ずっと貴方は私のことを好きでいるでしょう? 私はあなたに新しい人生を歩んでほしいと思った。新しい人を見つけて素敵な恋愛をしてほしいの。だから嘘をついたの」


 
のんピーの本心を初めて知った。

女の子に嘘をつかせてしまう男は最低だ。

自分の為に嘘をつかせてしまった自分をとても恥ずかしく情けなく思ってしまった。


自分の為にも、そして彼女の為にも前を向いて歩もうと胸に誓った。

彼女という十字架が僕の中で「感謝」という気持ちで刻まれている。


もう10年以上経つけれど、忘れられない思い出だ。

今でも感謝している。

元気にしているかな?

今では連絡先も知らないが幸せな日々を過ごしていてほしいと心から願う。



以下春木開の元カノが彼を語る

・春木さんと出会ったそのときの印象は?

ニコニコしていて可愛い。

・春木さんとのお付き合いで、印象に残っている出来事は?
 エピソードと、その時に感じたことを教えてください。

出会って間もない頃、サプライズで私の誕生日をお祝いしてくれたことかな。

みんなでBBQしよーって集まってカイくんの仲間たちもいっぱいいて、食べ終わった頃に大きなケーキを抱えて登場してきて、ケーキの上にカイくんからのメッセージが書かれてて、まさか自分の誕生日をお祝いしてくれるなんて思ってもなかったから本当にビックリしたしめっちゃ嬉しくて感動した!!

・読者には、春木さんはどんな人であると伝えたいですか?それは何故ですか?

見た目も振る舞いもチャラそうに見えるけど、中身は本当にしっかりしていて適当なこととか言わないし、嘘がつけない正直者。
(嘘をつくのが下手すぎてわかりやすい。笑)

・自分しか知らない春木さんの意外な一面は?どういったきっかけでその1面を知りましたか?

ケータイ依存症なのに電話やメールじゃなくてラブレター書いてくれるとこ!笑
誕生日の時にプレゼントと一緒に手紙をくれたの♡
字が汚いのに頑張って書いたんだなと、可愛いとこあるじゃんと思った。

・これからの春木さんは何をして欲しいですか?

なんだろ〜!?
いっぱい海外行って色んなことを吸収してると思うから、日本人の堅苦しい感覚が変わるような何かをして欲しいな!

・彼氏としての春木さんはどんな人ですか?

遠距離で頻繁に会えなかったけど、毎日連絡マメで、会ったときは甘やかしてくれるしサプライズはもちろん旅行の計画も完璧で私の友達にも優しくて100点満点♡

・春木さんにはどんな女性と付き合って欲しいですか?

カイくんのことを心から応援していて信頼してどんな状況でも冷静でちゃんと見守ってくれるような余裕のある女性!

・今春木さんに伝えたいことは

当時は疑ったり信用できなくなったり喧嘩もしたけど今振り返ってみると、カイくんは最初から最後まで変わらずたくさんの愛情を注いでくれていたね。

出会った頃、たくさん思い出を作っていこうって言ってくれたね。
カイくんの言葉に嘘はなかったよ!!
楽しい思い出ばかり浮かんでくるくらい沢山の思い出を作ってくれてありがとう♡

いつも応援してくださる皆様に春木開は支えられています.本当にありがとうございます。