
◾️15年以上、女性起業家支援をしていて思う、たった一つのこと。
タイトルの件ですが、結論からいうと、
「経験者が一番リアルに伝えられる」
ということに尽きるのかなと思います。
思い返せば、私自身は、2000年に起業してから、気づくともう19年目、起業家であり、女性としての人生を生き続けていています。
もちろん、男性と女性で差別するわけではないけれども、妊娠・出産という女性のみ主体者として肉体的にも変化する期間があるという可能性は、区別として、綺麗事では済まされない事情もあると私は思います。
私自身、2000年に26歳で起業し、3人の子供の妊娠・出産経験や、出産まで至らなかったつらい経験、病気だった子供の介護への不安や、子供との永遠のお別れ、パートナーシップと仕事、子供の教育方針…さまざまなことで悩みながら試行錯誤しつつ、一瞬でも気が抜けない社長業とのバランスを、特に2回目の起業ではシングルマザーとしても、取ってきました。
そういった自分の内側だけの問題ならまだしも、
起業当初は「若くて起業するなんてどうせバックにだれかいるはず」「女をつかってうまくいっているだけ」「どうせうまくいかない」と言われ、ある程度うまくいくと「悪いことしてるに違いない」とか「あ、成功すると思った」。失敗すると「やっぱりあいつは危なっかしいと思った」という外部からのくるくる変わる評価に振り回されることもあったかもしれません。
ま、私自身は割と他人の目が気にならない楽天的な性格なので(だから、厚顔無恥に2回もゼロから起業できたんだと思うけど)マイペースでいつも前だけに進んで来れました。また、何より、栄枯盛衰あっても応援し続けてくれる素敵な周囲が必ずいてくださったので、まだ生き延びているのだと感謝しています。
いずれにせよ、男女関わらず、起業家として生きていくには、社会に爪痕を残していくには、数々の情報収集や、実戦での心構えや、過去のケーススタディー、仲間の経験談など、「起業家同志のネットワークや情報共有」がめちゃくちゃ重要なのですが、
まだまだ女性起業家の数は少ない。
女性としての人生と、起業家としての人生を両方花開かせていくには、まだまだ難易度の高い社会状況のなか、そういった情報の共有や体験の共有、ネットワークの共有は少ないのが実際だと思っています。
なので、私は、2001年からは女性起業塾というリアルな塾を主宰、2014年からは「女性起業家サロン」というオンラインサロンを主宰し、フリーランスの経験、自宅一室からの起業、事業拡大のとき、出産と経営、お金の問題、上場を目指すこと、外部との付き合い、ゼロからやり直すことなど、基本から、当事者としてのリアリティーものせて、しっかりとお伝えして、日本に一人でも多くの女性起業家を輩出するお手伝いができればなと思っています。
なぜ、私がやりつづけているのかというと
女性としても生き続けながらも、さらに子供を持ちながらも、会社を継続して拡大・経営していく手法の共有がほとんどない。
というのもあります。
日本には女性管理職が少ないとよく言われていますが、その解決策の一つには「女性リーダーを増やすこと」だと思っています。女性リーダーの比率が高まれば自然と平等均衡にバランスを保つようになり、健全なダイバーシティーにつながっていくのです。
小さなエネルギーでも、点在するものをネットワークで繋ぐことによって、徐々に強固なものができてくると思っています。
そのような気持ちで運営している、リアリティーのある「女性起業家サロン」
常に、体験者としての経験に踏まえ、リアリティーを大事にしていきたいと思っています。
起業家のみならず、女性のみならず、一度きりの人生を充実させたい方の参加をお待ちしています。
毎月豪華なゲストをお招きしてのイベントは無料で参加でき、サロンメンバーは私への事業相談は音源で必ず回答してきたのですが、
さらに、年末年始は時間に余裕のある方も多いと思うので、起業の基本となるコンテンツなどを、コラムで投稿していきたいと思います。7回シリーズくらいにしていく予定です!
具体的には、
・起業に向けての勉強方法
・最初の人の雇い方
・お金を集める複数の方法とは
・商品サービスの開発視点
・起業と家庭の両立
・女性の社会進出と外見の関係
・アイディアを具体化する方法
などなど、過去に私が書き溜めたり、発表してきたものも多く含まれますが、改めて一連を振り返りたい方などは、コメント欄では書き込みと、私とのやりとりもできますので、有益にしていただけるのではないかと思っています。
あと、意外と好評な「カジュアル質問もなんでも気軽に答えます」というQ&Aタイムも年末年始適宜もうけていきたいと思います!
というわけで、現在約200名のメンバーの皆様も、新しく入るメンバーの皆様も、一緒に素敵な年末年始を過ごしましょう。お待ちしています!
ちなみに、私が書いた起業に関するオススメの書籍は以下になります。
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