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■日経新聞を読まなくても、上場できるのか?

周囲にはユニークな経営者が多い。まあ、普通の生き方が出来ない、ルールに当てはまるのが苦手だから、「我こそがルール」的に(もっと美しい言葉で言えば「自分の理想を自分の手で証明したい」からこそ)社長になった人の方が多い気がするから(経沢調べ)それは当然かもしれない。

たとえば日常生活の中でも「雨の日でも傘を持たない」という社長は多い気がする。車移動が多いからかもしれないけど「どうせ無くすから勿体ないでしょ」というのがその理由のほとんど。「大雨になればコンビニで買えばいい」と合理主義を発揮し、物を大事にしてるのかしてないのか意味不明で面白い。さらには、「持ち物が多いほど人は忘れ物をする」「多くのものを持っていると本来の大切なものを見失う」とか、たかが傘問題を、哲学的理論に発展させる友達もいるから、社長という生き物から目が離せない。

「赤信号とか守りませんよ、待ってる時間もったいないし、轢かれなければいいでしょ、自己責任です。アメリカ人はみんなそうですよ」と、某カンファレンスで言い切った社長もいて司会者の苦笑、会場の爆笑をさらってた。

さて、表題の「日経新聞を読まなくても上場できるのか?」

以前、この疑問に挑戦していた社長がいた。「周囲が日経新聞を必ず読んでるから、俺は読まないで上場してやるぞって心に決めた」という不思議なこだわりを持つ某社長。

そんな彼は、結局、

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