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学校で数学を学ぶ意味とは?②

みなさん、こんばんは。
さて前回は数学を学ぶ意味「効率性を身につけられる」というお話をしました。①とあったということは、②があります(*^^*)

私が考える、数学を勉強する意味の2つ目は、思考体力 = 考え続ける力 を付けられることです。
最近、啓発本なんかも出ていて流行りなのかもしれませんが、人生において思考体力は重要だと思います。頭の中で何か問題ごとなどを考えて、解決するまで考えて、解決しなくても考え続け、より良い答えを探す作業です。
といっても、私自身は、大人になるまで思考体力という言葉の存在を知りませんでした。もともと考え事が趣味みたいなところはありますが、知らず知らず思考体力が身に付いていたのですね。

思考体力とは、その名にあるように、思考を続けるには体力が必要だということで、運動と同じでなにもしなければ衰えますし、1日頑張ったからといって身に付くものではありません。

これには数学ちゃんと勉強したら良いだけ?そうなんです。
例えば家で宿題をやっている時、
問題解いていても 分からない→イライラする→やめよう というスパイラルに陥りがちだと思うのですが、このイライラの手前で一歩踏みとどまって少し考えてみる。前にもこんな問題あったなあ、教科書のどこに書いてあったっけ、先週の授業でやったからノート見た方が早いかな、とか考えて、最終的にノートを見返したら自力で解けちゃうこともあります。次にはノートも見返さなくてもできるようになるかもしれないけれど、新しい問題やずいぶん前に習った問題が出てきたらまた、いつやったっけ、どう解くんだっけ・・・とちょっとずつ考えることを積み重ねていくと、「分からない→イライラ」と直結していた回路が断たれて、「分からない→考える」という順番が出来上がります。
そうなったら、ずっとそのままの思考回路でいるだけで充分です。きっと、数学以外でも、他の勉強や、何か悩み事があった時にも、立ち止まって考えるようになっているはずです。どれくらい考え続けられるようになるかは人によって違ってくると思いますが、社会に出るのには足りるのではないかなと思います。

学生のうちに、数学で思考体力を身につけられるという話、いかがでしょうか。
思考体力については、自己啓発本でノウハウが紹介されていると思いますが、これを大人になってからやろうと思ってもなかなか大変で、本人のやる気と意志が強くなければ習得するのは難しいと思います。ですので、この記事は、今のうちにできる主に学生向けということになりますね(笑)
実を言うと、数学に限らなくてもいろいろと方法はあるのですが、私が数学をたくさんしてきた(やらされていた)ことに意味を見出したかったのと、中高生であれば学校から課される数学を使って、という方法は自発的になにかする必要もなく手っ取り早いという理由から紹介しました。

少しでもなるほど〜と思っていただけたら、スキ!やコメント、応援お待ちしております♪

↓①も一緒に読んでもらえたら嬉しいです〜


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