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会社は人の船、私は船をDIY中!

会社に勤めている時間を割り切って過ごしていると、私の人生そのものまでも割り切ってしまっているような気がして悲しかった。
私の会社はとにかく人の船なんだということが明確にわかるトップダウン企業だと思う。
上が右といえば右だし、左といえば左。
社員の意見を採用するとか、がんばれば上り詰められるというのがなんとなく世間体であることを、入ればよく実感する。
会社は人の船であることを忘れて、会社のため、会社での自分を考えすぎると気がおかしくなる。苦しくなったり悲しくなる。
会社は社長という人の船で、私には私の船があることを、いつだって忘れちゃいけない。



会社を辞める詐欺をし続けている私ですが、結局コロナ影響を受けまだ会社で働いているのです、
実際、今の私、今の世界にとっては会社に在籍しているのがいい気がしています。

何かあったとき、大企業にいた方が絶対にいい、と言っていたパパの、”何か”は今なのかもしれません。

ちなみに今はフルリモートかつ、好きな街に引っ越してきた。
緑を見て、鳥の声を聞きながら作業をし、朝も夜もお昼休みも歌を歌える。
これなら気持ちよく働けそうのいいラインになってしまっている。





ぬるぬるここにいたら、なんとなく私の人生も妥協と化してしまうのではないかという恐れからも離れ、
毎朝、自分にとって会社とは仕事とは何なのか、明確にしてから業務に取り掛かる。

やさしい愛の世界の探求に満足してきて、今はそんな世界を表現していきたいと思っている。大好きな音楽で。
私の場合は、人生をかけてやりたい音楽という道をいきなりライスワーク(食べていくための仕事)にしようとすると歯車が狂いそうなので、
会社を辞めたところで、歌うこと以外で生計を立てる必要がある。

だからここで、お給料をもらうんだ。
それ以上でも、それ以外でもない。




一年前の私が聞いたら悲しむかもしれないけれど、毎日気持ちよく歌って、感じて、書いて、欲しいものもすぐに買えて、お金に困らず好きなことをしている日々を1日でも一緒に過ごしたら、きっと笑ってくれると思う。



きっと無理のない、
自然で美しいタイミングでライフワークがライスワークにバトンタッチする。その感覚に胸をときめかせながら毎日歌を歌う。
会社という人の船でお世話になりながら、私は家に帰ってコツコツと船の設計図を書き、お気に入りの木材を世界中から集め、最高に居心地のいい船に改良している、というところです

具体的には、歌手という船に向けて歌を作ったり、今のお部屋を宿にするために家具を集めたり、心地よい過ごし方や街のスポットを開拓したり。それはそれで愛着がすごくわいて、楽しいことです。

今の私の船には誰も乗ってないんだけど、まじでやさしい愛と心地よさと太陽の光に溢れていて最高です。

いつかみんなにも遊びに来てもらいたい。立派じゃないかもしれないけれど、最高に優しくて気持ちよくて心地の良い船に。



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