見出し画像

「自己実現=幸せ」なのか?

社会人生活が始まって、ちょうど1ヶ月。素直に、自分にしてはよくやったと思う。
しかしその一方で、最近こんな悩みが頭をもたげていた。「自己実現って本当に自分の幸せなのか?
個人的な自己実現の定義は、「(仕事で)自分の強みを最大限発揮し、社会に価値を残すこと」。研修は楽しいし、仲間もアツいし、日々の成長実感も十分にある。そうして時の流れに身を任せて1ヶ月走ってみて、「この道の先に幸せはあるのか?」とふと思ってしまったのである。
今日はこの悩みについて、4月の振り返りも交えながら考えていこうと思う。

1. 自己実現を目指すようになったきっかけ
2. マズローの欲求階層説
3. 社会人1ヶ月目の感想
4. まとめ〜これからのマインドセット〜

1. 自己実現を目指すようになったきっかけ
結論から言うと、ちょうど1年前就活していた頃に「スポーツや芸術より比較的得意だった勉強に近い(?)ビジネスというフィールドで行けるとこまで行きたい」と思い立った。
僕は大1で長年の夢を白紙に戻して以来、かなり将来に斜に構えていた。しかし、就活でカッコよく働く社会人とたくさん会えたのをきっかけに、自分自身も人生にもう一度ガチるようになったのである。

2. マズローの欲求階層説
いきなりだが、以下の図は有名な「マズローの欲求階層説」を表したものである。これによると、「自己実現欲求」は5段階の中で最も上位に位置している。

しかし、最近こうも思うのである。「仕事で自己実現目がけてガチりすぎても、家庭を顧みる時間がなければその下の社会的欲求は満たされず本末転倒では?」
というのも、僕の最優先の夢は「子どもに生き方を誇れるお父さん」だから。その"誇れる生き方"というのが"仕事で自己実現する姿"しか想像できていないのも、悩む理由の一つかもしれない。

しかし、将来本気で成し遂げたいことが見つかったときに、今スタートダッシュを頑張っておかないと悔しくなるのも目に見えている。就活で何度も口にした「地方を盛り上げたい」という言葉も、紛れもなく本物である。
その想いと、「"自分にしかできないこと"をするのは、本当に幸せなのか?」という問いの狭間で迷うここ数日だった。

3. 社会人1ヶ月目の感想
これまた唐突だが、社会人1ヶ月目の感想である。正直、予想よりずっと楽しかった。
まず、下の画像は、就活用に作っていたスライドの1枚。

つまり、「何をするか」だけでなく「誰とやるか」もかなり重視して会社を選んだのだが、それが大正解だった。
たかが研修のグループワークでも本当にアツくて、テニスの団体戦で感じてきたような「心震える瞬間」にも立ち会えた。これは理屈というより、単純に鳥肌が立つ瞬間である。
ビジネスという未知の分野でもそれを感じ得ると体感できたのは、大きな収穫だった。

4. まとめ〜これからのマインドセット〜
だいぶ話が逸れたが、ここからまとめである。こうして一通り振り返ってみた中で、「将来のこと、考えすぎなくていいかも?」という結論に至った。(そうして頭でっかちで動けなくなるなるのは僕の弱点であり、最終面接のFBでも「たまには馬鹿になって、まずやってみたほうが良いこともある」と言われた。)
その結論に至った理由は、上に書いたような「心震える瞬間」ないし「刹那的な快楽」に飛び付き続ければ自己実現なんて後から付いてくるのでは?と思ったからである。正直、果たして自己実現が幸せかは今もわからない。しかし、そうやって心震えるときは鳥肌が立ったり涙が出たり、つまり身体レベルで反応してるから幸せなんだと思う。
僕はこの1ヶ月、壁ににぶつかったときはいつもテニス人生に照らして考えた。どんな条件で心が震えたかも振り返ってみると、少なくとも現状維持の目標に向かう中で鳥肌が立つことは中々無かったように思う。その条件を言語化するならば、「チームの仲間それぞれがコトに向かい、まだ見ぬ一つの方向に進む瞬間」といったところだろうか。
つまり、刹那的な快楽を味わうためのハードルはきっと上がり続けていく中で、自ずと自分に求められるパフォーマンスも上がり、自己実現はその過程で達成されるんじゃないかと仮定した。そして、「社会の課題を可能性に変える」を掲げているこの会社なら、その快感が社会貢献にも直結してくれるはずだ。
まだまだできることは少ないけど、一歩一歩進んでいこうと思う。

#自己実現 #とは

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?