N2i最近のまとめ

前回5月の合宿から6ヶ月、決算期を変更したり、初の役員登用があったり、次の3年に向けて基礎固めをする期間となりました。

この半年、コロナ禍も含め様々な環境の変化で、自分自身の心持ちも含めて次のステージへ進む準備をする必要がありました。
スタートアップ4年目。良い意味でも悪い意味でも、この半年が踊り場になればと思います。

我々のサービスはありがたいことに、コロナ禍でもさほどひどい打撃を受けていません。業務提携による資金調達ができたことと事業変更により環境が変化したこと、この二つが大きく寄与しました。

2020年の3つの変化

この半年で、次のような変化が3つありました。

1.資金調達でキャッシュが安定

2020年の春まで我々は資金調達をせず、自己資金と銀行借入をベースに受託開発と自社サービスで商いを作ってきました。

そのため、受託開発で得た利益を自社サービスに投資する自転車操業に陥り、毎月キャッシュの心配をしていました。

4月に業務提携のお声掛けをいただき、新規事業のR&Dも含め、今後1~2年の事業計画を立てられる見通しが立ちました。

2.受託開発からサービス運用へと事業を転換

名古屋を代表するIT/SaaS企業となるべく、今まで力を入れていた受託開発の新規での請負を停止しました。これに関しては、新たにご依頼いただいた企業のご理解をいただきながら進めています。

3.役員登用

前回5月の合宿で「誰もがチャレンジできる世界を創る」という新たなミッションを掲げました。世の中には、例えば、老化の問題、病気の問題、今回の新型コロナウイルスのような感染症がもたらす問題や災害の問題、女性特有の仕事と家庭の両立にまつわる問題など、様々な分野で根深い問題があります。新しいミッションは、こういった社会的課題の解決を前提としたプロダクト開発に着手する、という我々の方向性を示しています。

一方で「社内でメンバーにこういった問題が起こっても、チャレンジを続けることができる環境を創りたい」という思いもあります。

そこで、まずは第一歩として、女性の仕事と子育て・家庭の両立、特にどちらも精一杯やりたいと考えていた清水に経営参画をしてもらうことになりました。

彼女のチャレンジをひとつのロールモデルとして、N2iもともにチャレンジし、成長していきたいと考えています。

第5期からの指針

そんな6ヶ月を経て、新たな中期目標とバリューを策定し、次の3年に向けての解像度があがりました。

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新たに、名古屋を代表するIT/SaaS企業になるという目標を掲げました。

現在、共同開発をしている「面接コボット」シリーズは国内でのシェアが非常に大きくなってきており、開発手法・技術・環境・チームも他社に見劣りしない状態になってきました。今後1~2年でまずは名古屋、そして、国内を代表するテクノロジー集団になっていきます。

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何かを決める時は、より冒険する方向を選ぶ
社内で「冒険する」という言葉を使うことが多くなってきました。何かを決める時は、よりチャレンジングな意思決定をする、そして、例え失敗しても挑戦から得られる学びを大切にし、次に進んでいくという指針を新たにN2iのバリューに追加しました。

採用について

人事面ではこの8月から10月の3ヶ月で約300人の方からエントリーをいただき、7人を採用することができました。たくさんいただく応募の中から誰を採用するかを考えた時、今までのN2iの成長を振り返ってみると「自分より優秀」「私(篭橋)の考え方に賛同してくれる」方を採用した時に大きく成長をすることができました。そこで、「自分より優秀な人」を採用するという目標を文化にするため、採用の指針も新たに追加しました。

一緒に冒険してくれるメンバーを募集しています

2020年10月から決算期を変更し、第5期を迎えました。
この5期はこれまでの1年の中で、より一層重要な年になりそうです。

このコロナ禍でチャレンジを余儀なくされている企業に対して、新たに事業立案した「スクラムCS」で新しい価値を作り、より大きなチャレンジのできる世界を創ることができたらと思っています。

採用活動も活発になっています。ぜひ一緒に冒険しましょう!


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