戒律と伝わること

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戒律

戒律 · 仏教においては、修行者の生活規律のこと。自発的に規律を守ろうとする心のはたらきを指す戒(梵: śīla)と、他律的な規則を指す律(梵: vinaya)とを合わせた語。


戒律はとても重要ですが成立を知ると意外と思うことがあります。上記の通り戒は自戒であり律は他律と言われ現代とは逆に感じられるかも知れません。釈尊教団におおて修行の妨げとなるつどに制定されていったそうです。

自分で守っていればいいじゃないかと思われるかも知れませんが、長老方の前で懺悔をする期間があったそうです。それにより自分自身がズレていたりすることを防いだようです。これが教団の役割であり仲間であったり師と弟子とも言えます。機械製作でも機械自体がズレていくのでアライメントだけでなくそれ自身を調整するときがあります。

戒律も授けられるのは師匠が必要です。当然ではありますが知ってるだけの人につくと大変です。口だけかもしれません。

日本も戒律を頂くにはどうしたらいいかと話されて、招致すればいいということになったのですが、何しろ飛行機も大型客船も無く、衛星もなく海を渡るよりありませんでした。

鑑真和尚が来ていただきましたが何度にもわたる失敗の後失明されてしまいました。けれどもそのおかげで日本に仏道修行において守るべきことが伝わりました。

これは多くの人を実験して今からわかっていくとかをより短縮させることもあります。自分ひとりで修行する人はいいでしょうが、能力もずば抜けておらずやる気も山あり谷ありではなかなか修行成就が難しい。

受験もノウハウやハウツー本売れたり教科書参考書だけでなく、赤本や青チャートなど問題集を解くのも似ている気がします。

結果仏道成就、悟りを開くのです。
受験では合格です。

戒律は絶対というわけでもないですが全く無視していいかというと、あらかじめ知っておいたほうがいいのも有ったりします。

お酒を飲みすぎてへべれけになって帰りに道端でゲロまみれで寝ないように、そんな事態になるならいっそのこと飲まなければいい。仏道修行のじゃまになるなら。

ただ真宗は一盞ならお付き合い、飲み過ぎは真宗興隆の志がないともとれるようです。お聴聞できなくなるなら。

法然聖人は一言、お念仏しやすいように。

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