見出し画像

フリーランス活動1ヶ月目 支出入報告

おはようございます。イラストレーターの無印かげひとです。
2020年7月末からフリーランスイラストレーターとして活動を始めましたが、今月末からは「1ヶ月の支出入報告」についてnoteに綴っていこうと思います。

ちなみに、フリーランスになる前は、イラストに関係する仕事をまったくしたことがありません。そのため、
・コネなし
・フリーランスの知識なし
・営業の知識なし
・趣味でイラストを描いてきただけ
・1人暮らし
上記のスペックからスタートしている状況です。他の人から見ても、なかなかに厳しいかと思われます...。

「なんで収入額を公表してくれるの?」と思う方もいるかもしれませんが、自分の活動記録を備忘録として残しておきたいことと、同じような道を歩む方への参考になれば嬉しいなと思い、こうして残すことにしました。

この記事の詳しい解説については「収入&自己投資報告について」という記事で紹介していますので、事前にこちらを読むとさらに分かりやすいと思います。

また、支出入報告に合わせて、毎月「ちょっとしたコラム」も紹介していこうと思います。こちらの項目では、フリーランスやイラストレーターに関する雑談を綴ります。

それでは、さっそく支出入額を見てみましょう!なお、10円単位は切り上げて報告します。


記念すべきフリーランス1ヶ月目2020年8月の収入は、
約¥17,700」でした!いや低すぎ!

自己投資分の支出については、
約¥19,900」です。

これは赤字っていうレベルではありませんね(泣)
でも、絶対こうなるとは思っていたので、そんなにダメージは感じていません。

ただ、これでは月の生活費が到底賄えないので、今月の生活費はほぼ貯金からやむなく出すしかありません。おそらくは、数ヶ月はこんな感じの生活が続くことでしょう。

また、今月の「ちょっとしたコラム」コーナーでは、「退職金&フリーランスを始める前の貯金額」について紹介しています。
フリーランスを始めるにあたって、貯金はどれくらい用意しておいたほうがいいのか?私がもらった退職金はいくら?...などといった生々しい金額を表記していますので、興味のある方はぜひご覧ください!

~目次~

収入部門の報告
・お仕事の収入(個人依頼、ココナラ等)
・ストックイラスト
・その他

支出部門の報告(こちらは「自己投資」した支出のみ。生活費は記載なし。)
・購入した書籍
・新規ソフトインストールetc...

コラム退職金&フリーランスを始める前の貯金額


収入部門(約 ¥17,700)

画像2

個人依頼
まずは個人依頼があったかどうかについてですが、イラストレーターを始めたばかりですし、周りに仕事の「ツテ」もありませんので、今月は直接依頼をもらうことはありませんでした。当たり前ですね。

ただ、今月は友人から1件依頼を受けることができました!

知人のお子さんのポスター指導 ¥3,000」
こちらは、退職当日に頂いた依頼です。

退職する職場の先輩から、「子供の夏休みの宿題の一つであるポスター制作について、子供に絵の描き方を教えて欲しい」という依頼を受けることになりました。

この依頼の内訳ですが、
ポスター2枚(A3とA4)を「下書きから完成まで」
こちらを6時間(しかも1日で)という限られた時間で制作することになりました。

知人からの依頼ですし、そういった場合の”お礼”の幅はある程度予想していました。そのため、見返りはそんなに期待していませんでしたが、お礼として「3,000円」を頂くことに...!

依頼を請けた当初は「6時間で2枚描けるかな...」と内心超不安でしたが、無事に完成できてほっとしました...。

追記ですが、なんとそのお子さんは、私が指導したポスターで入賞を獲得したそうです!お子さんめちゃすごい!


ココナラ(クラウドソーシング) ¥11,600
最初から直接依頼が来るのは奇跡に近いと知っていたので、会社を退職と同時にスキルマーケット「ココナラ」(クラウドソーシングの会社)に登録しました。イラストレーター成り立ての方は、クラウドソーシングを介した方が、ハードル低いのだそう。

もちろん、ココナラで依頼をただ待つのではなく、「依頼者が依頼を公開、それにクリエイターが応募するタイプの『公開提案』」というサービスでがっつり応募しまくることになります。確か、毎日4~5件ほど応募しまくっていたような気がします。やる気満々です。

そんな努力の中、退職当日から依頼を提案し続けて2週間に、ようやく「初のお仕事」を頂くことができました。その他にもお仕事を頂くことが出来ましたが、これらは全て公開案件に応募→採用という流れのものになります。

依頼の内訳は以下の通りです。
同人ボードゲームのピッチコンセプト
商品PRイラスト(サプリメント系)
SNSアイコン
●既存キャラのイラスト制作

まずは何事においても実績が超重要です。ですので、あまり良くない行動ですが、1件「1,000円」という格安の依頼内容にもバンバン応募していきました。

ただ、ここにひとつ「落とし穴」が...!

ココナラで仕事を受けた場合、サービスを購入される都度「ココナラ手数料」が報酬から引かれます。購入頂いた金額にもよりますが、およそ「10~25%」の手数料が引かれることになります。(2020年8月末現在)

そのため、もし「1,000円」の仕事を請け負った場合、ココナラでは「1円~5万円以下の金額」の報酬を受けた場合の手数料は「25%」ですので、この場合の手取りはたったの「750円」です。

1,000円で請け負った仕事の制作時間はおよそ「1時間」。1,000円で請け負うと地獄を見ます。最低賃金よりも低い。

ただ、今はどうしても仕方ありません。今の時点では値段はあまり重視せず、実績をとにかくコツコツ積み上げていくしかないと腹に決め、来月からも頑張っていこうと思います。


ストックイラスト 約 ¥3,800
2020年2月からは、「ストックイラスト(イラストをあらかじめ専用サイトに登録しておき、購入者に買われたら報酬が発生するシステム)」をやり始めました。

こういったサービスは多くの会社が展開していますが、手始めに「有料タイプのサイト3社」に登録してみました。その後、さらに2社にも登録しています。詳しい会社名については、後ほど紹介します。

登録したての初月を振り返りますと、各サイト合わせて「3枚」しかダウンロードされませんでしたが、半年経った今は「約4,000円/月」稼げるようになりました!

やり始めた頃と比べれば売り上げは確実に上がっています。さらなる高見を目指して頑張っていきたいですね!

以下は、各ストックイラストのロイヤリティ(報酬)内訳です。

PIXTA  ¥1,800
・i stock 約 ¥300
・Adobe Stock 約 ¥800
・imagemart (始めたばかりでまだ公表されていない)
・イラストAC 約 ¥500

現在の素材登録数は約1700枚。平均すると、月250枚アップしていることになります。このストックイラストは不労所得の頼みの綱なので、これからも毎日アップしていこうと思います。

と、いうわけで、フリーランス1ヶ月目、2020年8月の収入は、
約 ¥17,700」でした。(白目)


自己投資支出部門(約 ¥19,900)

次は「支出」について報告します。あくまでも、「自己投資分」の支出のみですので、生活費は公開しません。生活費は内緒です。

●書籍購入 約 ¥4,200
読書は結構好きでして、月に4~5冊以上読むほどです。今月は、特に「ビジネス」、「自己啓発」、「デザイン系」、「noteの記事」などを購入しました。kindleの「読み放題サービス」にも登録しています。

●Live2Dソフト 約 ¥15,700
新しい技術を身に付けたかったので、「Live2D」というソフトをインストールしました。このソフトは「イラストを3Dのように動かすことができる」革新的なソフトです。近年では「Vtuber」のアバターや、「ソーシャルゲーム」の立ち絵などにもよく使用されています。

こちらのソフトをダウンロードして1週間ほど経ちますが、短期間でもなんとか見せられるぐらいのLive2Dイラストを作ることができました。
今後さらに磨きをかけて、「Live2D」に関するお仕事もしていきたいと思います。

・コラム「退職金の額&フリーランスを始める前の貯金額

画像1

さて、「今月のちょっとしたコラム」は、「退職金の額&フリーランスを始める前の貯金額」を紹介していこうと思います。

●フリーランスを始める前の貯金額について

現在私は一人暮らしで住んでいます。

貯金額についてですが、社会人になってからなんやかんやありまして、常に「貯金残高0円」の状態でした。

それではダメだ!とさすがに焦り、退職を意識し始めた数年前からがっつりお金を貯め始めます。

その結果、退職日直前の銀行への貯金額はおよそ「200万円」。これに加え、「」や「つみたてNISA」といった投資部門でもゴリゴリに貯めていたので、投資の金額でおよそ「100万円」。

合計で「約300万円」ほど貯めました。

なぜ「300万円」ほどまで貯めたかというと、これはフリーランスイラストレーターとして大活躍のイラストレーター「高田ゲンキ」さんの著書の影響がありました。

世界一やさしい フリーランスの教科書」という本になりますが、こちらに「フリーランスになるために必要な貯金額」について触れていました。内容をざっくり見ると、「1~2年ほど無収入でも暮らしていけるほどの貯金」があれば御の字ということだそう。

これはなぜかというと、「アルバイト」などで生活費を稼ぎながらやるよりも、全力でイラストレーターの活動をしたほうが良い、という理由からです。確かに、「イラストレーター」として活動を始めようとしているのに、本業以外の事に気を取られては時間が勿体ないですもんね。

ということで、この教えにしたがって、在職中に1~2年間の予想される支出を猛烈に計算。その結果、私の場合は「300万円あれば1~2年は無収入でもやっていけるだろ!」という決断に至ったわけです。

とは言いつつ、正直300万円だけでは路頭に迷います(笑)しかも、この計算だと、毎月の支出がかなりカツカツになるので、心も腐ってしまいます。

でも、私には強い後ろ盾を確信していまいした。それが「退職金」です。


●退職金について

画像3

今月の8月に、退職した会社から念願の「退職金」が振り込まれました。その額は、「約110万円」!

勤続年数は約5~10年でした。この勤続年数で高いのか安いのかは判断しづらいものの、個人的には「110万円」は間違いなく「大金」です!この退職金を貯金としてプラスすると、現在の貯金額は合計「約410万円」となりました。

これぐらいあれば、1~2年間はイラストレーターとして全力投球できますね!
2021年3月追記:フリーランスになって7ヶ月目が経った今、現在の月平均収入は約9万円です。月の生活費はまだまだ賄えませんが、この収入のおかげもあり、貯金の取り崩しスピードは緩やかです。

かといって、この先何が起こるか分かりません。貯蓄を使い過ぎないよう気を付けないといけないため、安定した収入を得られるまでは生活レベル最低水準に落として生活していかないといけませんね...。

まとめ

いかがだったでしょうか?
2020年8月、フリーランス1ヶ月目の収入は目も当てられない額でしたが、まぁ、始めたばかりは何事もこんな感じですよね。

果たして、来月は収入が増えるのでしょうか?来月の支出入報告も楽しみにお待ちください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?