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シグマ光機の広視野顕微鏡SeMATERASを組み立てた話

阪大の永井先生のグループが開発した広視野顕微鏡AMATERAS(アマテラス)の廉価版としてシグマ光機が発売している組み立て式の顕微鏡SeMATERAS(セマテラス)を研究費で購入させていただきました。SeMATERASはSubstitutional equipment of Multi-scale/modal Analytical Tool for Every Rare Activity in Singularityの略だそうです。(なお、タイトル画像の熊はシグマ光機の営業さんにいただいたマスコットでコプマといい、テーマソングもあるようです。オプマが親でコプマが子らしいです。)
得られたデータについてはいずれ学会や報告書、論文等で報告できればと思いますが、組み立てた過程を少し紹介します。組み立てはシグマ光機に作っていただいた手順書に従って卒研生と2人で行い、要した時間は数時間×3回程度です。途中、付属のネジが合わなくて送ってもらうまで待機などがあったので、ネジが全部揃っていれば1日でもできるかと思います。
オリジナルのSeMATERASは倒立型ですが、今回購入したものは微生物の重力方向の遊泳を記録できるように水平・垂直切り替え機構を入れていただき、クラミドモナス行動観察仕様で赤色LEDです。蛍光用のLEDは今回は入れていません。

まずブレッドボードを準備
回転機構を入れる

中略(途中過程の写真が残っていなかった…)

水平
垂直(倒立型)

普通の光学顕微鏡より広い視野で観察ができるので楽しみです。いろいろデータを取っていきたいと思います。

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