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写真をプリントすることについて

先日、岩手県一関市の「みちのくあじさい園」に、紫陽花を観に行ってきました。その時撮った写真が、自分で思っていた以上にキレイに撮れていたので、写真店でプリントしてもらってきました。

自分にとって、写真をプリントするということは、ちょっと特別なことだったりします。そのことについて書きたいと思います。

画面で観るよりも綺麗に仕上がるのが嬉しい

私は、「これは綺麗に撮れたなあ!」と思う写真があると、解像度高めのJPEG形式ファイルに書き出してSDカードに入れ、写真店に持っていき、プリントをお願いします。

写真店の印画紙へのプリントは、大概はデジタル用のミニラボと呼ばれる装置で銀塩プリントしてくれます。細かい説明は省きますが、この方式で仕上がった写真は、印画紙自体のヌルヌルとした光沢感と、非常に綺麗な色表現とが相まって、非常に素敵な仕上がりになります。

もちろん、ノートパソコンやスマートフォンの画面で見てもそれなりに綺麗なのですが、印画紙に銀塩プリントすると、より満足度が高くなると感じます。

お店によってプリントの仕上がりに個性があるのが楽しい

以前、秋田市に住んでいた時は、主に「みどり光学社」という地元の写真屋さんにお願いしていました。宮城県に引っ越してからは、そういったお店をなかなか見つけられず、「カメラのキタムラ」にお願いしています。

以前、まったく同じJPEGデータを数店にそれぞれプリントしてもらったことがありました。その結果、お店によって、印画紙もミニラボ機も違い、そして色味も若干違うのでした。それはまるで「個性」のようなものでした。これが実に面白い。

私は、動物や人物の写真は大概「みどり光学社」に、風景や草木・花の写真は「カメラのキタムラ」にお願いしていました。
「みどり光学社」のプリントは、割と落ち着いた色調なことが多く(良い意味で地味)、人物や動物の色表現に適していると思いましたし、「カメラのキタムラ」のプリントは鮮やかな表現が多く、自然を被写体にした写真に適していると思ったのです。

このように、お店によって生まれる違い=個性も、プリントの楽しみの1つだと思います。

プリントした写真をテーブルの上に広げて眺めるのが楽しい

デジタルデータとしての写真を画面に広げて楽しむこともできなくはありませんが、そんなに大きな画面を用意できるわけでもないので、そんなにたくさんの写真を一度に表示できなかったり、サイズが小さくなってしまったりします。

しかし、L判でプリントした写真なら、何も乗っていないテーブルに乗せて、自分の好きなように並べて、それをニヤニヤしながら眺めることが簡単にできます。
この時、プリント写真の醍醐味を感じます。

アルバムに綴じて、自分コレクションに加えることの充実感

一通り楽しんだあとは、アルバムに入れてしまいます。
すると、あっという間にコレクションの一部になります。そこにものすごく充実感があります。何かが上がる感覚があります。

コレクションは、自分で後から眺めて「ああ、こんな写真も撮ったなあ」と振り返りながらニヤニヤしても良いですし、誰かに見せて「こんな写真好きなんだ」と話のネタにしつつ心の中で自慢しても良いと思います。どんどんアルバム自体が増えてきたら、アルバムの収まった棚を眺めてニヤニヤするのも良いかもしれませんが、ちょっと病気かもしれません。

とにかくお気に入りの写真はプリントしましょうよ!

L判サイズであれば、安い場合は20円程度、高くても40円くらいでプリントできると思います。10枚プリントしても、高くて400円程度です。

もし「これはいいぞ!」と思える写真が撮れたら、スマートフォンで眺めたりSNSにアップするだけではなく、データを写真店に持っていって、プリントしましょうよ!

そして、プリントされた写真を眺めて、ニヤニヤしましょう!
私はいつも、そうしてます!

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